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パリを歩いていると

【あ!】
 とか 【お!】

という一コマがあります。

そんなシリーズを集めてみました。

まず、音楽家にとって嬉しい場面!

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作曲家ラモーと何と会えるなんて!しかも後ろには【ら~めん屋】が! ラモーもびっくり?!

さすがに18世紀にら~めんはヴェルサイユ宮殿では普及していなかったでしょうね。
フォアグラやテリーヌをモリモリ食べて、ワインを飲みまくり、恰幅の良い体系=グルメの人と言う感じでしょうか。

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1760年に描かれたジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764)
ラモーはマダム・ププリニエールが個人のパトロンとして庇護され、毎晩のように彼女宅のサロンでラモーの為の室内楽団も居て演奏し贅沢な生活をしていたと思いますが、痩せ型さんですね。

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素敵なアーケード(ギャラリーヴィヴィエンヌ】

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古本屋さん

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フランソワ・クープラン(1668-1733)が1724年~亡くなる1733年までこの建物に住んでいたというプレートがあります。

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右側がアーケードの入り口。左側の現在はフランス銀行の建物にこのプレートがあります。

オペラ座近辺ですので、らーめんを食べに行く途中に?!良いお散歩コースです。(笑)

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所変わってセーヌ川付近

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パリ発祥の地:サンルイ島のからお隣のシテ島にそびえるノートルダム寺院の後姿が見えます。

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セーヌ川の右側のパリ市庁舎(L`hotel de Ville)にフランソワ・クープランと叔父さんのルイ・クープランがオルガニストとして働き演奏していたサン・ジェルベ教会があります。

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今でのこの教会には修道女&僧侶が居て熱心に毎週ミサが行われ、祈る修道女の姿をよく見かけます。彼らの歌う【歌声】は本当に透き通った響きでこの高い天井の教会に響き渡り、現実離れした神聖な空間です。

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クープランのオルガン

【おまけ】
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パリの限られた駐車スペースの中の一コマ。【ボンネットはぶつける為にある!】と言うくらい、車が出るすきまが全くないときも、前後の車にぼん!ぼん!とぶつけて隙間を空けて出て行くパリジャンの運転はさすがに怖いですね。

さて、バッハのガンバソナタの練習へ行ってきます。今日は、珍しく曇りなのでパリらしいですが、インドアですね。
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調律も無事に終わり、リハーサルをし、コンサートです。

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ラジオ局、銀行などの企業のスポンサー、プレスの記事を書く人たちが、チェンバロのすぐ前に紙とペンを持って座っており、何回もパリでコンサートをしているにも関わらず、何ともいえぬ集中密度の高い空間で、珍しくかなり緊張してしまいました。

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調弦中

やはり【本番】=生き物でどうなるか分かりませんね。
ともて良い勉強になりました。

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Integral Classicの社長、Flavienのスピーチでコンサートが始まります。

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ラファエルが演奏前にデュポールについて説明します。

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今回は、45分のプログラム3枚のCDの紹介として構成しました。

①デュポールのソナタ4番
②バッハ:ゴルトベルク変奏曲より6曲+アリア
③バッハ:チェロ無伴奏組曲
④デュポール:チェロソナタ5番


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バッハのソロ。
コンサート前に、ラファエルあ【演奏前に何かちょっと話した方がお客さん喜ぶよ!】と。

出た!
やっぱりトーク?!しかも、なんちゃってフレンチじゃあかんでしょ。

パスカルに何を言いたいか伝えて、正しいフランス語で話してもらい、メモする事に。
でも、逆に自分の言葉でない言い回しで話そうとすると、緊張しますね。

ということで、この【トーク】が頭の中で一杯!!になってしまい、かなり緊張しました。

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5年前の東京でのコンサートでも、トークを慣れないのにしようと色々と盛り込んだら、
緊張して兄いわく【緊張して、楠田枝里子みたいに声が高くなってて面白かったよ】とからかわれましたが、呼吸が入らなくなると、何故か高くなる。

おまけに、日本では【チェンバロが栄えていたヴェルサイユ宮殿の頃は、江戸時代の松尾芭蕉が奥の細道を書いていた頃で・・・】と言おうとしたら、緊張して

【ま、ま、松葉!(まつば 芭蕉!あ、松尾 芭蕉】!!

という位で聞きにきてくれていた友達が、(けいちゃん、日本語より他の言語の方が良いのかな?)と話していたそうですが、何語でもあかんのです!!


ということで、昨日も話し始めたら声のトーンがちょっと高く、慣れない単語を言い直し=私のボキャブラリーでなかったので、それで気があがってしまい、その後に6つだけ抜粋して変奏曲を弾くというのは、結構大変でしたね。

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昨日は、初めそんなハプニングトークの後、(16変奏曲(フランス風序曲)とんで26-30変奏曲+アリア)を弾き音楽の中に集中するまでに時間がかかりました。

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コンサートを終えてパチリ!

これも、やってみないと分からないことですね。
11月にすでに北フランスでラファエル&パスカルとほぼ同じプログラムで演奏していたのですが、その時は大きな教会でお客さんと離れていたので集中しやすい舞台でした。

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コンサート終了後、お腹ペコペコの弾いた人たち&裏方&知人で打ち上げ。

月10日のプラザ・アテネ、東京公演でも同じプログラム
なのですが、この抜粋に関しては、考える余地あり。

と昨日の本番で大いに学びました。明後日は、北フランスのバレンシエンヌという街でパスカルとガンバ&チェンバロのコンサートです。バッハのトリオソナタは難しい!ということで、今日と明日はその練習。
その他、マレ、フォルクレなど名曲があり、弾くのも楽しいですね。
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皆様こんにちは。
通常だったらまだ肌寒いか雨の多い【パリの春】ですが、こんなに晴天続きのパリは大変珍しく、19度まで気温が上がっています。

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シャトレ劇場の中フォアイエから見える景色。右側奥に見える2つの四角い建物がゴシック建築で有名なノートルダム寺院、セーヌ川、広場となっています。

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広場左手には数年間閉鎖して修復・お掃除をしていた同じくゴシック建築の塔がそびえています。その向こうにはパリ市庁舎やデパートが普通にあります。街の真ん中にこういう歴史的建造物が普通にあるのもパリの魅力です。

昨日はCDリリースコンサートがシャトレ劇場のフォアイエ(ラウンジ)で行われました。
シャトレ劇場は、セーヌ川に面して広場があり《渋谷のハチ公》の様に待ち合わせ場所としても使われるパリ中心の大変便利な立地にあります。

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シャトレ劇場入り口

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コンサート開始19時半ですが、チェンバロが搬入する頃の15時ごろ到着。ちょうど、チェンバロを組み立てていました。

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普段は、コンサート会場の休憩に、ここでシャンパンなどを飲む場所として使われているフォアイエですが、ここでも十分コンサートができる天井の高さと部屋の広さです。

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約3ヶ月パリのチェンバリスト10人に聞いて回っても見つからず、最終的にパリの有名なチェンバロ製作者マルク・デュコルネさんのフレンチ式2段チェンバロを貸していただける事になり、大変ご親切にして頂き感謝です。

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調律、調整に来てくださったパトリックさんはCite de la musiqueの楽器博物館にあるオリジナルチェンバロの調律も毎月1回行ってしているベテランです。

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一通り練習して、隣のホールを覗いてみました。現代音楽とのコラボレーションか、舞台上には沢山のTV画面があり色々と照明等チェックしていました。

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圧巻ですね。さすがパリ随一の劇場です。

最後に来たコンサートは・・・?と考えていたら、
ブラッド・メルドーのJazzのピアノソロのコンサートでした。

この劇場からブラボーが四方八方から飛んでくるくらい、沸いていましたね。彼のJazzは10年位前のボストンからパリ、東京でも聞いていますが、クラシックベースのテクニックとアイデアでありながら、即興する時には彼独自のハーモニーで、5秒聞いて、ブラッドだ!と分かるキャラクターとデリケートなタッチがあり、パリを含め世界中で大変人気です。
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友達がアメリカ人のボビー・マクフェレンのコンサートへ行ったときに、お得意の《Ave Maria》の伴奏パート=~ドミソドミソドミ~の部分を見事に歌うのですが、その際に通常は会場のお客さんにメロデイーを歌ってもらいます。

しかし、その日はなんとオペラ歌手のプラシド・ドミンゴが会場に居たと言う事で、ボビーが、ではドミンゴにソロをお願いして・・・と言い、
お客さんの居る会場からドミンゴのソロが、そして舞台からはボビーの歌声が聞こえ、Super!!だったということです。

そんな嬉しいサプライズがあると会場は相当沸くでしょうね。ブラボーの連発だったそうです。私はチケット完売で逃してしてしまいましたが。

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楽屋として使われているフォアイエ横の《ガラスの間》。綺麗なのは良いのですが、コンサートは3部形式で3時間に及ぶ長さにかかわらず、ここからトイレへ行けない!
2時間待って最終の演目で弾くピアニストは、トイレに行けないの?!と呆然。
彼女は10月に日本へ演奏旅行へ来る予定なのですが、冗談で日本では、こういうオーガナイズはないからね。(笑)と話していました。

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コンサート入り口ではこの3日間のリリースコンサートで紹介されるアーテイストのCDが販売されています。

長くなりましたので、次へ続く・・・
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皆様こんにちは。
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デュポールチェロソナタとバッハ:ゴルトベルク変奏曲のCD2枚も完成しました!

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昨日のリハーサルの際にフレンチジョークで、デュポールCD表紙に使った陶器のチェロ弾きと練習の際に使った(マカロンで有名なラデュレ色のチェンバロ)でパチリ!


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1000枚製作したうち500枚のダンボール(!!)は日本へ運ばれます。

本日、パリのシャトレ劇場のGrand FoyerにてCDリリース記念コンサートがあります。
15ユーロ(1700円)という親切値段で3部構成です。

まずラファエル、パスカル、私でDuportのトリオ,その次にソロのゴルトベルクを演奏予定で、その後は休憩を挟んでパーカッション、ピアニストの演奏も聞けます。

Integral Classic【レーベル】が定期的に行っている最新リリースのCDに合わせてプレス発表なども含めて行っているコンサートです。

パリで、お時間のある方は是非お気軽にお越し下さいませ。

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デュポールのCD円盤には11月に私がポツダムのサンスーシー宮殿へ行った時の写真がイメージ画像に使われ、バッハのCD円盤にはルッカースチェンバロに描かれている猫ちゃんが【回ります!】

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3月号のパリ音楽情報誌【Cadence】に、広告が掲載されました。

日時詳細は以下の通りです。

2012年3月29日(木)19h30~
パリ・シャトレ劇場(Le theatre du Chatelet a Paris)


メトロ:シャトレ下車/Metro:Chatelet

【チケット予約】当日券15ユーロあり
Fnac チケットセンター
www.chatelet-theatre.com
tel/01 40 28 28 40



お時間のある方、またご興味のある方はどうぞお気軽にお越しください。

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本日使用するマルク・デュコルネのフランス式2段チェンバロ。デュコルネのアトリエへ2日間練習へ行きました。

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鍵盤の周りの装飾は画家さんが描いた模様を紙に印刷し、貼ってあります。実際に画家さんが全て描くよりも早く、安価でできます。アントワープのルッカースファミリーも16世紀にこの手法を使っていました。

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響板の装飾

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入り口にはチェンバロの断面で切った模型がありました。分かりやすいですね。

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その反対側には何と私のチェンバロを3年前?装飾してもらったシャルルがお仕事していました。久しぶりの再開。このチェンバロは中国へ行くそうです。

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中は1台1台違う装飾です。

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今日のプログラムを1ヵ月後に東京でも演奏しますので、お時間のある方はどうぞ汐留&仙川コンサートへもどうぞお越しください!

チケットも汐留は半分以上ご予約が入りましたので、お早めにどうぞお申し込み下さいませ。
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皆様こんにちは。

パリは、昨日から『夏時間』になり、1時間早く繰り上がったので、日本との時差は7時間になりました。
すっかり春です!
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ルーブル美術館向かいのパレ・ロワイヤルの公園内

サングラス、半そで、タンクトップ、サンダルを履く人たち&公園などでピクニック
をして日が長くなった夕方を外で楽しむ人が沢山います。

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ここから徒歩10分の友人宅へ3週間お世話になることになりました。

用事を済ませた帰り道に、懐かしい以前住んだMaubert Munualite駅周辺の美味しいお店は寄りました。

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日本のデパ地下にも数店舗あり人気のエリック・カイザー

このRue Monge(5区)ノートルダム寺院の近くは本店なので、パリの数店舗ある他のお店で買っても、何か味が違う・・・と思うと、やはりこの本店へ戻ってきます。

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日本のカイザーは、『柚子パン』など日本らしいパンも売っていたよ。パリの中でもここが一番美味しいね。なんて店員のお姉さんと話していたら、”本店のマーマレード食べてって!どう?おいしいでしょう?”なんて、おまけしてくれました。

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そんな気さくな街の会話はパリらしい1コマです。

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本店の横には全てオーガニックパン専門のカイザーがあります。パリでもここでしょうか。

日本では、まだオーガニック(有機栽培)の食品・化粧品は高級な感じがしますが、フランスではかなり認識が高く、多くの人がオーガニック(BIo)を好むので、色々なものが多く普及し、お手頃なので、毎日大量のミックスジュースもオーガニックのニンジンやりんご、バナナ、レモン、ジンジャーを混ぜて作っていました。

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5区は、古い地区や小道が沢山残っていて、高校、ソルボンヌ大学などもある為、学生街で治安もよく、小さいのでお散歩に最適です。

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駅前のチーズ屋さんへ行くと、日本人の夕子さんがいらっしゃいました。
いつもパリへ来ると寄って日本へのお土産のチーズを選んで頂き、真空パックにしてくれます。

チーズに惚れ込んでフランスへ来た!というだけあり、チーズの事は何でも知っていて、お勧めチーズなど教えていただけます。
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豊富なセレクションに目移り・・・
一体どれがどんな?でしょうか。

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シェーブル

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このお店の名物・デザート感覚で頂ける、くるみチーズやフランボワーズのゼリーとサンドイッチになっているチーズなど。見ているだけでも綺麗ですね。

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そのお隣はワイン屋さん。
こんなに置いてあると、つい買いたくなってしまいますね。

きりがありません。綺麗なもの、美味しいものがごく普通に日常にあるのがフランスらしいですね。
決して高級でなくてもそんな日常の一コマ、友達や家族のご飯を楽しむ、ちょっと素敵なワインをプレゼントする、そんな習慣がとても普通に馴染んでいるような気がします。

今日は、Cite de la musiqueへLes Arts Florissantsの素晴らしいコンサートを聴いてきました。
昨日、弾いた同じホールにお客さんとして行ってきましたが、最後はお客さんの拍手喝采&ブラボーの連続に演奏者も笑っていました。
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昨日、無事に1つ目のコンサートがCIte de la musiqueで終わりました。

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チェンバロ到着。カバーをはずしている所。チェンバロ(三角形の家具のよう)+足台に分けて運び、台の上に載せるだけです。

時差でゲネプロが始まる前の移動時間は、バスで朦朧としていましたが、弾いているときはそんな暇なく、無事に終了してほっと一息です。
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ゲネプロ開始前

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チェロ、ガンバ、ファゴット

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楽器博物館、コンサートホールのあるパリのBunkamuraのようなCite de la musique.

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楽器博物館のチェンバロの広告。反射して見えにくいですが、名だたるオリジナルのチェンバロが沢山あり、オリジナルチェンバロでG.レオンハルト(毎年やっていました)やルセなどのコンサートも定期的にあります!


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Cite de la musique 2011-2012の広告、カタログの表紙。

フェルメールの『真珠の耳飾の女』のモダンアート版?何と、ごみ袋!!!受ける~~~!これは、パリだから企画が通るんだよな。と思いました。日本では却下されそうですが、こういうウイットに飛んだフランスのセンスには、みんなちょっとはにかんで笑いますね。

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本番前の舞台裏。みんな調弦したり、ヴァイオリンのルーシーが固まってポーズしてくれました。

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いきなり、本番直前にオーボエが壊れた!と修理中。アムステルダムで一緒に勉強したマチューは、オーボエ製作も1月に1本製作しているそうで、すぐに修理!瞬間接着剤で急いで付けていましたが、大丈夫だったようです。

本番が始まり、今回はラモーがテーマで子供の為の教育コンサートだったので、分かりやすくガボットやメヌエットなどのスタイルやカデンツァなど音楽の仕組みを説明したり、歌手による『お茶の間劇場』みたいな短い劇+室内楽を組み合わせて、音楽劇みたいな物をやったり、子供が飽きないように早いペースで1時間のコンサートになっています。

最後の方にチェンバロソロも弾く事になっていたのですが、いきなり指揮者が近ずいてきて

『日本から来たKeiにチェンバロの事をちょっとお話して貰おう!』とアドリブで。

一瞬???

と思いましたが、遅し。マイクが目の前に。
常に頭の隅に『フランス語コンプレックス』があるので、ぎょえ~と思いながらも、

”チェンバロ=ヴェルサイユ宮殿の時代に栄えた楽器で、ピアノはまだ存在していなかった事。ピアノとチェンバロの構造の違い”など話しましたが、ゲネプロ終了後、きちんとしたフランス語で話さなければあかん!

と思い、隣に座っていた友達にフランス語チェック、やはり”du "や ”de"など細かい部分が間違っており、紙に書き本番のあんちょこにしました。

が、

またもや、『演奏する曲について教えて』
と追加のアドリブ質問。
ガボットと変奏曲という説明をして演奏し、無事に終了。

でも、考えてみると11月にラファエル&パスカルと北フランスで400人の子供たち=合計11クラスもの小学生にチェンバロ、バロック音楽の授業をした時に、チェンバロの説明などをしたお陰で助けられたなと思いました。

何でも、失敗を繰り返しながらでも、経験しておく事は大事だなと思いました。

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コンサート終了後、楽屋口前で。

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隣のCafe de la musique(音楽カフェ)でランチ

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来てから5日間パリは素晴らしい快晴続きで桜のお花も咲き乱れ、何とも嬉しい限りです。
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この3日間快晴続きで、長いコートはクローゼットに置いてあります。

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オペラ座:今日はコンサートがある様で混雑していました。

ジャケットで良い感じです。それにしても、パリジェンヌのファッションは、大げさでないのですが、30-60代のマダムの着こなしがとても素敵です。

みんなそれぞれ、ブーツや革ジャン、スカーフや小物で自分らしさを演出している所がいいですね。
アメリカの様に原色カラーでなく、ベージュやマロン、グレーといったシックな色を組み合わせ自分らしいスタイルにしてしまうのが上手ですね。

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オペラを設計したGarnierさん。それで、こちらのオペラはみんな『ガルニエ』と言い、もう1つミッテラン大統領の時期に立てられた新しいオペラ座はバステイーユ広場にあります。フランス革命の発端となった、『バステイーユの牢獄』があった場所です。今は、すっかり綺麗な広場&ロータリーになっています。

この間、オルセー美術館へ行ったときに、あまりに香水がきつくて、さすがに
”うわ~”と思いましたが、

香水=その人の個性=自分の香りとして主張するので、日本人が例えば1,2回振り掛けるとしたら、フランス人は5,6回振りかけているマダムばかりなのでは?

と思います。それでけを除いて、皆さん素敵にしていらっしゃいますね。

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オーケストラのリハーサルが昨日から始まりました。懐かしい友達や同僚と挨拶(フランス式だとほっぺに2回Bise(キス)をします。とは言っても、軽くチュッチュっという感じで日本の握手みたいな感じでしょうか。


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I padで楽譜をみているヴァイオリンの同僚。時代は変わりましたね!ペダルもあり、私のアメリカの先生はコンサートにIpad&ペダルで登場し、チェンバロの上にIpadを置いて弾くのが最近のスタイルで、聞きにきている人は、音楽を聴くより、Ipadに夢中とか!?

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今回のチェンバロは4月10日プラザ・アテネのコンサートでも同じものを使用します。

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Emile Jobinという名制作家です。

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チェンバロの響板にあるローズ(ばら)。制作家のイニシャルなどが入っています。

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リハーサルの場所は偶然ですが、パリ郊外のオペラ座の建物です。多分、オペラ座のオーケストラもここでリハーサルをしているようです。

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一緒に今まで演奏してきた同僚とご飯へ。日本食!お刺身、鯖寿司、ハヤシライス、コロッケ、大根サラダ、たらこスパゲッティなどみんなモリモリ食べていました。

コルドンブルーでフランス料理を勉強したという日本人の女性シェフが日本の家庭料理のお店を出していて、とても良いお味です。

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1ヶ月後に日本へ来日するラファエル&パスカルとも再会し、コンサートや日本の日程を確認し、来週のCDリリースコンサートの打ち合わせなどもしました。

今日は、午後からリハーサルで、何とゲネプロはホールで夜23時半までの予定・・・
寝くならないか心配ですが、どうにか明日のコンサートまでがんばります!

2枚のCDも今日か明日にはレコード会社に届くそうです。
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気持ちの良い快晴!

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パリのメトロはどこにで行けて便利!

今日は、朝から銀行、携帯電話や荷物を預けていた友達宅へ寄り、野暮用を済ましに。
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去年5ヶ月住んでいた駅の隣にとっても美味しいパン屋さんがあります。

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お花の様なアップルタルトが美味しい!しかも2ユーロ(220円)とはお得!こんな近所の美味しいパン屋がパリには日本のコンビニように沢山あります。

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世界遺産のノートルダム寺院&セーヌ川&パリ発祥のサン・ルイ島

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パリジェンヌの誰もが憧れる一等地にフジコへミングさんが以前住んでいらっしゃいました。窓際には何匹もの猫ちゃんが日向ぼっこしていましたよ。

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セーヌ川沿いをそのまま行くとルーブル美術館&オルセー美術館があります。

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ルーブル美術館とセーヌ川。ルーブルはこれが半分の長さでもう半分あるので、1日中足が棒になるほど歩いても見切れないほどの広さです。

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セーヌ川沿いをそのまま行くとルーブル美術館&オルセー美術館があります。

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ボートバスの発着所。観光バスの様に、セーヌ川をボートで回れます。フランスで交通のストライキがある時は、こんなボートが国民の交通手段になったりするのがパリならではですね。

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オルセー美術館

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ドガの特別展がやっていました!

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入り口

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以前は駅だったプラットホーム部分を上手く利用して彫刻などが展示されています。

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ドガの特別展入り口。

ドガと言えば、オペラ座のバレエダンサーを多く描いていますが、女性の裸婦像は40年間ほどずっと研究し続けていたテーマらしく、今回は珍しい裸婦像のスケッチなどがボストンやニューヨークのメトロポリタン美術館からも集められ、100作品かそれ以上展示され、素晴らしかったです。

ダンサーや洋服を着た人物像でも、その前にきちんと裸婦でスケッチなどしていて、洋服の姿でも裸婦像を計算されて描いていた様です。

『1つのテーマを100回くらい描いて、描いて、描かなければ習得できない』とドガが言っていたそうで、その言葉通り、同じアングルの浴槽の裸婦像が何枚も違う色彩やタッチ、パステル画、インク、油絵、彫刻などで繰り返し製作されていました。

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大きな時計からパリの景色が一望できます!

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ルーブル

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サクレクール寺院の聳え立つモンマルトルの丘。多くの画家が住んでいました。

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セーヌ川の向こうに広がるチュルリー公園と左の緑の屋根はオペラ座。

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もう1つの時計の裏はレストランになっていました!

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外から見るとここ。

明日から3日間オーケストラのリハーサル、ゲネプロ、本番です。
時差ボケで1人で寝ないように要注意!

テーマはラモーなので、チェンバロソロでも有名なイ短調組曲から『ガヴォット&ドウーブル』を弾く事にしました。結構難しいのですが、明日練習に早めに行って練習します。

それでは、この辺でゆっくり休みます。
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昨日、無事にパリへ到着しました。

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時計を見ると・・・東京の家を朝7時に出て、パリのホテルに到着したのは、夜中の2時半。
Door to doorで20時間以上かかっています。さすがに疲労のピークですね。

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ルフトハンザのフランクフルト経由だったので、直行便よりも時間がかかりましたが、荷物を23キロx2個+手荷物10キロ持てるのと、1年オープンで何度チケットを変更しても良いという自由なチケットだったので、初めて使ってみました。

実際、コンサートの予定が変わり日程変更をしたので、とても便利でした。
今は、日本航空など直行便もスーツケース2個持ちこみOkになったようです。

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ドイツビール&名物ソーセージのお店。ドイツらしいですね。

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フランクフルト空港はとっても大きく!歩いても歩いても、ゲートが永遠と続いています。

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レストランの横に店員さんの移動用の自転車を発見!私もこれでゲート移動できたら3倍は早いのに!!

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フランクフルトーパリ便の中で、被災地の南相馬市についてドキュメントの記事が大きく取り上げられていました。

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ドイツーフランスは大陸続きなので、そのままずっと移動の景色が見えて楽しかったです。
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こんな田園風景が見えると、農業大国のフランスに入ったな・・・と分かりますね。

空港に到着して、迎えに来てくれる予定だったタクシーが居ない・・・

携帯を出すと、バッテリー切れで連絡取れない・・・

友達が気を利かせて、音楽家をよく空港へ楽器と共に運んでいるタクシーを頼んでくれたのですが、何と彼女に渡した『フライト番号』もフランクフルト経由便をタクシー会社のボスが代わりに来てもらう事になった同僚に何もメモしないで、日本航空の直行便だと勝手に理解したらしく、違うターミナルで1時間前待ち、そりゃー!会えない!ということで、お互いにヘトヘトでした。

『Ca commence bien』=良い始まり(直訳)=皮肉の意味で何か上手くいかないスタートのときに使います。
ホテルについたらバタンキュー!

こういう事は、日本では起きないよな~~と・・・

やっぱりオーガナイズが苦手な『フランスへようこそ!』と言う感じ?(苦笑)
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皆様おはようございます。
寝たのは3時・・・そして朝6時気起床でパリへ出発です。

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渋谷タワーレコード6階クラシック売り場奥のイベント会場

もうすぐ出発です。昨日は、渋谷のタワーレコードへ下見へ行ってきました。

大きいエレベーターがあり、運搬をしてくれる方、タワーの担当の方とエレベーターの中の長さを図り、2m26cmの私のチェンバロが入ると分かり、ほっと一安心。

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そして、最後の最後、夜中の3時にパリからやっと

【来週のコンサートのチェンバロが決まったよ】
という朗報。

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こっちは、くたくた・・・・
12月末から3ヵ月半10人以上に聞いて、やっと最後に見つかりました。

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【ぶらあぼ4月号】が山積みにされていました

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3月号に引き続き、目次の横に4月のコンサートの広告がCDジャケットと共に掲載されました。
デザインを担当して下さった、仙川アヴェニューホールの尾西さんに感謝です!
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