朝起きて、どうも寒いと思ったら

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目の前は銀世界!

いいですね~。雪は綺麗ですね。寒いけど。身が引き締まる感じで、雨より好きです。

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ヴァイオリンを弾いているエンジェルの上にも積もってます!

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雪かきをしたついでに、【雪だるま】パンジーのお花で目鼻をしたけど、ちょっとブチャイク?!ちょっと、メイクが濃い女の子っぽい?!(笑

何だか、真っ白な雪を見て急に【雪だるま】を作りたい衝動に駆られました。

3歳の時に【雪の降った庭でごろん、ごろんと転がして、段差でまっぷたつに割れて】泣いたそうです・・・

泣いたのは覚えていませんが(自己中ですね)、転がしたのは何だか体の中に記憶があるような気がしました。不思議ですね。

そういえば、3月にアロマの香りをコンサート会場に(ふわ~っ)と広めて、演奏をする方がいらっしゃり、香り=記憶を呼び起こすそうです。

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パリの中世美術館

人間の五感は凄いですね。
パリのクリニュー中世美術館にある、【五感】味覚、聴覚、視覚、嗅覚、触覚の五感と欲望をテーマにした有名な【貴婦人と一角獣】の6枚からなるタピストリーがありますね。

実は、ショパンの愛人でもありパリで一世風靡したジョルジュ・サンドの持ち物だったとパリの知人から聞いたのですが、どうやら、彼女が小説の中で取り上げて一躍このタピストリーが有名になったそうです。

詳しくはこちらよりどうぞ。

以下、ウィキぺデイアより引用させて頂きます。詳細の説明が興味深いですね。

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チェンバロの装飾にも、ヨーロッパ芸術の中にある【象徴】するモチーフが使われていることも多いです。

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味覚 (Le goût)このタペストリーでは、貴婦人は侍女から差し出される皿からキャンディを手に取っている。彼女の視線は、上に上げた左手に乗ったオウムに注がれている。向かって左側にいる獅子と向かって右側にいるユニコーンは、二頭とも後脚で立ち上がり、貴婦人をはさむように旗を掲げている。猿は足元にいてキャンディを食べている。

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聴覚 (L'ouïe)このタペストリーで貴婦人は、トルコ製のじゅうたんを掛けたテーブルの上に載せられたポジティブオルガン(小型のパイプオルガン)を弾いている。侍女は机の反対側に立ちオルガンのふいごを動かしている。獅子とユニコーンは「味覚」と同じく貴婦人をはさむように旗を掲げているが、今度は二頭の体は外側を向いており、二頭の位置は逆である。

【オルガン】は、サンタチェチーリア=音楽の女神の絵にもよく出てくる【天と地をつなげる神聖な楽器】としてよく用いられますね。


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視覚 (La vue)このタペストリーでは、貴婦人は腰掛け、右手に手鏡を持っている。ユニコーンはおとなしく地面に伏せ、前脚を貴婦人のひざに乗せ、彼女の持つ鏡に映った自分の顔を見ている。左側にいる獅子は旗を掲げている。

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嗅覚 (L'odorat)このタペストリーでは貴婦人は立ち上がり、花輪を作っている。侍女は花が入った籠を貴婦人に向かってささげ持っている。獅子とユニコーンは貴婦人の両側で旗を掲げている。猿は貴婦人の後ろにある籠から花を取り出して匂いをかいでいる。

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触覚 (Le toucher)このタペストリーでは、貴婦人は立って自ら旗を掲げており、片手はユニコーンの角に触れている。ユニコーンと獅子は彼女の掲げる旗を見上げている。

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我が唯一つの望みに (À mon seul désir)

このタペストリーは他と比べて幅が広く、描かれた絵の様子も他と異なっている。他の5枚のタペストリーは描かれた仕草などから五感のアレゴリーだとされているが、この一枚は謎が多く、他の5枚の前の情景を描いたものか後の情景を描いたものかすら定かではない。「我が唯一つの望みに」で身支度をした後、嗅覚・味覚・聴覚でユニコーンをおびき寄せ、視覚と触覚でユニコーンを捕まえるまでを描いているという見方もあれば、五感でユニコーンを引き寄せた後、「我が唯一つの望みに」で身を整えてテントに入るという見方もある。

絵の中央には深い青色のテントがあり、その頂には金色で「我が唯一つの望み」(A Mon Seul Désir)と書かれている。テントの入り口の前に立つ貴婦人は、これまでの5枚のタペストリーで身に着けていたネックレスを外しており、右にいる侍女が差し出した小箱にそのネックレスを納めている(またはここではじめてネックレスを取り出し首につけようとしている)。彼女の左側にはコインが入ったバッグが低い椅子に置かれている。獅子とユニコーンが貴婦人の両側で旗をささげ持っている。

この一枚のタペストリーはさまざまな解釈を引き出してきた。解釈の一つは、若い貴婦人がネックレスを小箱にしまっているのは、他の五感によって起こされた情熱を、自由意志によって放棄・断念することを示しているとする。別の解釈では、この場面は五感の後に来る「理解すること」という六番目の感覚を指しているという。また、愛や処女性、これから結婚に入ることを示しているという解釈も存在する。

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中世美術館は、ノートルダムやサン・ミッシェルからすぐのローマ時代からの【浴場】がいきなりサンジェルマン通りに面して今も残されている美術館です。

この有名なタピストリーだけでなく、戦時中にノートルダム寺院の聖人の銅像などが多く破壊された際に、【オリジナル】の彫刻を保存しようと、学校の先生達が保管したものが、今もこの中世美術館に残っています。

・・・ということは、今のノートルダム寺院のファッサードに並んでいる聖人達は、
コピーの彫刻も多いという事ですね。

この美術館へ行って、印象に残っていたことです。
皆さんもパリへ行く機会があれば、この小さな、ちょこちょこっと周れる美術館へ行ってみて下さいね。
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by kcembalo | 2012-02-29 22:11 | 東京
皆様こんばんは。いかがお過ごしですか。

さて、4月26日(木)新橋の日仏文化協会で行われるコンサートのお知らせが【汐留レビュー】に掲載されました。

とても素敵なデザインにして頂きました!

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会場の【汐留ホール】では、色々なフランスと日本の文化交流を目的としたイベントが開催されていますので、フランスやフランス語の好きな方、ワインに興味のある方、またファッションや文化がお好きな方にお勧めです。

都心なのでお仕事帰りにもちょっと寄れるのが便利で良いですね。

こちらの4月26日コンサートのお申込みは、日仏文化協会のサイト←よりどうぞ。

画面右の赤い【予約フォーム】をクリックして頂けましたらすぐにお申込みできます。
ご興味のある方は、80席の贅沢な空間ですので、どうぞお早目にお申込み下さい。
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今日は、お寿司を食べて。。。
アップルタルトを焼きました!

普通、お誕生日ケーキと言ったらクリーム系かも知れませんが、ちょうど大量のリンゴジャムを母が作っていたので、中身があるならパイ生地だけ作ればいいか?と。

ずぼらですね。

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オーブンを暖めている時に、急いで最後の生地パイを練りねり・・・して
余ったので ”K ”にしてみようか?

とかなり雑ですが。
美味しいハーゲンダッツのバニラアイスを焼き立てにとろりとかけて食べましたが、みんなアイスが美味しいとアイスを最後は食べていました(笑

さて、今年はどんな年になるでしょう?
日本でのサバイバル始まりの年ですね。
相変わらず、転んでばかりの人生ですが、へこたれずにマイペースで行きたいと思います。
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皆さんこんばんは。

題名からしてぶっ飛んでいますが、3カ月の末バッハ・ゴルトベルク変奏曲の編集の全てがやっと終了しました。聞くのに1カ月、ジャケットに1カ月、編集に1カ月という感じでしょうか。

は~~~。ここまで来るのにどれだけ時間がかかったか・・・

というのが正直な感想。

エンジニアも、 ”次回はもうちょっと効率良くやろうか?” と半ば呆れておりました。

【音】の部分が全て決まった後、最後の2週間は【間】を決めるのに全部通して10回以上聞いたでしょうか。

1回聞くのにも80分かかるのですが、32曲(ところてんの様に小さく次から次へと並んでいる・・)を繋げる【間】によって、不思議にゆったりと間延びして聞こえたり、逆に急かされて聞いて居る様な・・・~印象~が変わってくるんですね。

今更ながら、【間】も音楽の一部というか【間】から音が生まれるというか・・・

音と間は同じ比率で重要だという事に気が付きました。音が鳴りっぱなしでも疲れるし、【間】と共に無意識に聞く人も呼吸をする。

そして、【間】があるから【音】が生きる。どちらも必要不可欠なんですね。白と黒みたいな関係でしょうか。

これは、写真の被写体周りの空間の様なバランス

絵の人物とその周りの空間みたいな・・・
それも【レンブラント】の肖像画みたいに、どこからが暗闇でどこからが人物なのか分からないような【空気感】を感じさせる【間】なのか、

【ゴッホ】のようにくっきりと原色で分けた【間】なのかによっても印象は大きく異なります。

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3月29日にパリのシャトレ劇場で発売記念コンサートがあります。

または、今日聞いていて思ったのは【食べ物が運ばれるタイミング】これは、食いしん坊だからの発想?

そう。レストランで、早すぎても、遅すぎてもいけない、あの微妙なタイミング・・・というか。

フランスのコルドンブルーでシェフの勉強をしてミシュランのレストランで修業をし、帰国して旦那様のレストランで働いている友達が、やはりお客様へお料理を出すタイミングは物凄く大事で、早すぎても遅すぎてもダメ。全部厨房の奥から見てウエイターに指示しているということでした。

話が飛びましたが、【音楽】=生もの=生きています。

なので、【間】が伸びると、何となく飽きたり、もう少し呼吸をしてゆっくり聞きたいのに急に始められると、あれ?!もう始まっちゃたよ・・・ みたいな・・・

シューマンのカーナバルやクライスレリアーナムソグルスキーの展覧会の絵バッハの平均律などの録音は、やはり長大な中に数十個の曲が入っているので、個々のキャラクターをきちんと聞かせながらも、全部聞いた時に1つのまとまった作品として聞こえなければいけない様にまとめるというのは、至難の業だと思います。

フランス料理を全部食べ終えた後みたいな?って通常の日本人の胃には量が多すぎてとても全部食べきれませんが、日本の懐石料理にも通じるみたいな?

そんな、私にはとても苦手な【全体を見渡す】という作業をして、ミクロの1音1音をずっと1000回くらい聞いていた末に、今度は距離を離して客観的に見るというのは、とても良い勉強になりました。

まさか、まるまる3カ月もかかるとは全く思っていませんでしたが、【音】と関わる事によって、普段自分が見えない無意識の癖や、もっと大きな視野を持つ重要さ=音だけでなく、日々の生活や生き方に至るまで、など色々と考えさせられました。

残念ながら、すでに数十年生きた末の癖なのでそんなに簡単には直せないにしても、【鏡の前でブサイクな自分を見る】ことで、ここが醜い=ここを直せば良いのかな?と自覚するだけでも、ブサイクであることを知らないままよりは良いのでは?なんて(苦笑)

気がつけば、明日は誕生日です。
というわけで、合わせてパンパカパ~ン!!

とお祝いしたい気分です。

日本では自分で誕生日会を主催する?のでしょうか。
もうこの年になったらしませんね。(笑)
フランスでは、誰か友達や家族が祝ってあげることの方が多いようです。

思えば1年前にチェンバロも空を飛び本帰国し、12年ぶりに誕生日を日本で迎え、ボストンで一緒だった旧友と再会して鍋パーテイーをして盛り上がりましたが、あまりに早い1年でした。

日本に帰ったかと思ったら、何故かまたパリへ5カ月戻り、あれよあれよと12月になり、帰国してまだ3カ月。そして、またパリへという感じですが、とても実り多い年だったと思います。

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超、超!キッチュなDuportのジャケットです。初公開!(笑)
これでも、色のトーンを少し落として改善した結果です。
さて、これを見てこのキッチュさが実はフレンチジョークだと、日本で何人の人が共感するか私には大いに謎です。
ジョークも何も、ちょ・・・ちょっ・・・と・・・と【コッテコテ】ではないでしょうか?
さすがに私も巻き髪のお蝶夫人みたいな恰好でチェンバロ弾きませんから(笑)
しかもこのお人形が弾いているのは【ピアノ】だと思いますが・・・



これで1つ終わり、また新たにスタートする気分で明日から歩みたいと思います。

エンジニアを始めデザインをしてくれたKちゃん、楽曲解説を書いてくれたYさんにもとっても感謝。そして、フランスだろうが、アメリカだろうが、東京だろうが、困った時に力を貸してくれる親愛なる友達にも。

フランスは私にとって必ずしも楽しいというより、55%は苦い経験だったかもしれませんが、今は、その苦さが良い感じの渋さに変わりつつあるというか、渋いけど好きみたいな存在ですね。
とっても多くの事を教わったと思います。

そういえば、パリに住み始めた頃はエスプレッソの苦味が美味しいと思えませんでしたが、段々とあの苦さ+一かけらのチョコレートがとても美味しく感じられました。

パリの街もそんな感じでしょうか。という私も随分皮肉っぽくなってしまったでしょうか?(直さなきゃ・・・)

いつもがバラ色の様な街ではなく、それは1週間の観光の時のみ!?ですが、ふと、【やっぱりパリはいいな~】と散歩しているのが一番幸せな時かもしれませんね。

さて、自分が今度どんな風にパリへ行って感じるのか、そして日本を外から見てどう感じるのか、楽しみです。
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バッハのカフェに入りたいな~!という思いを後に、取りあえず博物館へ・・・
すると、2時間以上じっくり見れるほどの充実した内容でした。

そんなに大きな博物館ではないのですが、何しろバッハの自筆譜や有名な肖像画などが勢ぞろい!しているので、音楽家やバッハファンにはかけがえのない資料ですね。

それでは、一緒に見て行きましょう!

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Originalという文字/このお部屋の物は全てOriginalということだそうです。

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1747年にJ.Sバッハが音楽学術教会へ入会した際に提出したハウスマンにより【肖像画】

手元に持っている楽譜は6声の3重カノンです。

当時は、勿論今の様に証明写真もないので、画家さんに絵を描いて貰い、この手元に持っている無限カノンには、【数字】大好きなバッハからのメッセージがあります。

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この音楽学術教会には、すでにヘンデル、テレマンというバッハも尊敬している音楽家が会員になっています。

大学の頃に有田正広先生の授業で、この3声無限カノンについて聞いた時は、本当に驚きました。
もう10年以上前の記憶なので、きちんと覚えていないかもしれませんが・・・

①1747年
この音符には、実は入会した【1747年】=1+7+4+7=19

確か2段目と3段目の音符を足すと19個の音符=入会年を音楽で表していたと思います。

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バッハのpapa!やっぱり恰幅が良いですね。(笑)

②カノンの低音ライン=バスは、ゴルトベルク変奏曲にも使用されているシンプルな低音ですが、もともとはテレマンがよく用いた典型的なラインで、14代目に入会するバッハとしては、13代目に入会た【テレマン】を尊敬しているという意味で、彼を象徴するバスラインをここに使用したということです。

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③バッハの名前=14&41アルファベットをAから順番に1,2,3と数えていくと、
B=2
A=1
C=3
H=8

BACH=14
になります。

J.S BACHを足すと41 になります。
ラテン語ではI=Jは同じとされていたので、J=9になります。

ということは、14も41もバッハの名前を象徴するシンメトリックな数字です。

ということで、曲の中に出てくるカノンが14回だったり、41回であることはしょっちゅう。
でも、聞いている人にはほとんど分からない楽譜の裏のメッセージ。

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果たして、どうしてこの様な数字のメッセージをバッハは作曲の中に織り込んだのでしょうか・・・

有田先生曰く、敬虔なプロテスタントであったバッハは、
自分の音楽を全て神へ捧げていたのではないか

だから、聞く人には分からなくても、自分と神の間には、常に絶対的な忠誠を近い、カンタータやミサ、受難曲を教会の為に作曲したのではないだろうか・・・

この推測は、なるほど・・・と思えるものでした。

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この赤い丸の部分は、次ページの音符です。バッハもめくれるタイミングでない場合は、【あんちょこ】みたいにちょっと楽譜の隅に書いていたんですね。今は、みんな縮小コピーして貼ったりしますね(笑)

この肖像画の話を聞いた頃は、大学の試験やコンクールで必ず課題にあるバッハの音楽が、実はそんなに深淵なものだったとは・・・
と強い印象を受けました。

そんなこともあり、ただ器用に上手にバッハをピアノで弾くというよりも、できるだけバッハの目指した音楽に近ずきたい・・・と古楽に興味を持ち始めたのもこんなきっかけだったかも知れませんね。

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Continuo(通奏低音)パート

ゴルトベルク変奏曲が書かれたのも1741

そして、1975年にフランスのストラスブールで見つかった初版譜の最後のページにバッハ自身が書いた【14のカノン】が見つかり、今はパリのBibiliotheque national(国立図書館)に保存されています。

変奏曲の最後に14のカノン=BACHのカノンによってバッハがサインしたとも考えられるという論文を昔アメリカで修士論文の研究をしている時に読んだ気がします。粋ですね。

しかし、このカノンは筆跡鑑定などから晩年の【音楽の捧げもの】を書かれた1747-48年だろうということです。

さて、まだ博物館へ入って5分位の内容で随分長くなってしまったので、次回へ・・・
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11月にバッハのゆかりの土地、Leipzigへ行ってきました。
Upするのが遅れていたので、バッハの旅を遅れながら載せます。

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LeipzigのThomas Kirche【トーマス教会】の銅像

これまでに、何人の音楽家とバッハファンから世界中から訪れたことでしょう?

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同じ町Leipzigに住んでいたメンデルスゾーンのステンドグラスがあります。

忘れ去られたバッハの名曲を死後100年経って初めてマタイ受難曲を初演したり、メンデルスゾーンのお陰で世界中がバッハの名曲を再発掘したので、彼の功績は大きいですね。

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その右となりにパパバッハ!子供が20人くらい?も居たということで、私はいつのまにかPapa バッハと呼んでおります。

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トーマス教会のオルガン

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中央にバッハが眠っています!

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Bach キャンドルでお参り!

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バッハワイン!

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トーマス教会の前に最近リニューアルしたばかりのBach博物館があります。

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中庭の左にBach Archivがあります。バッハの出版に関する膨大な資料があります。

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中に入るとBachカフェが!

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オシャレですね。

さて、博物館はどんな感じでしょうか?
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フランスはマイナス20度まで下がる寒波が襲ったようで、日本も例年に比べて寒いと言っていますが、比べ物になりませんね。

ボストンは北海道と同じ緯度だったので、毎年の様にマイナス15度位まで下がり、最後の年は70ぶりだったか?!の【雪嵐=snow storm】が来て、1日中降り続けた末、何と車の屋根まで積雪し、みんな車を出せなくて大変そうでした。

不運にもその日にボストン大学でのリサイタルがあったのですが、ニュースでは学校、郵便局などの公共施設も次々に閉鎖。運転すると違反のチケットを切られるという中、本当に親愛なる友達30名が雪の中を【泳いで】という表現がふさわしかったようですが、来てくれました。

ボストンでは、ミシュランのタイヤの絵=全身寝袋みたいなダウンコートをみんな着たり、銀行強盗か?!と思わせる黒い覆面(目、鼻、口のみ穴が開いている)を普通にかぶってチェロを担いでいる友達など、完全防備でしたね。
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昨夜は、アムステルダムで同時期に勉強していた友達のバロック・アンサンブル Ricreation d'Arcadia のコンサートを聞きに、東京文化会館へ行きました。前回にこのホールに足を運んだのは、4月のレオンハルトのコンサートだったな・・・と思いだしました。

もうあの演奏が聴けないというのは、寂しいですね。
ちょうど、83歳の誕生日の日にコンサートだったようです。

昨日は、アムステルダム音楽院で弾いていた友達がその後イタリアへ拠点を移し、目覚ましい活躍をしていますが、オルガン、ヴァイオリン2台、チェロ1台でMozartの教会ミサを多数演奏し、本当に技術だけでなく、音の透明感やスタイルなども素晴らしかったです。
1人1人が素晴らしい演奏家であるだけでなく、4人の音色が調和するのが素晴らしいですね。

アルカデイアのファンの1人として、今後がとても楽しみです。
チェンバロの渡邊君も、私と同様にバッハのゴルトベルク変奏曲を録音したばかりで、パリで会った時は、渡邊君は無事に日本で録音終了後、そして私は録音直前で、色々な話で持ち切りで、今回の再会でも編集の積もる話・・・で沢山でした。

今日からはルクレールのトリオソナタなどの録音が3日間行われるという事で、多忙スケジュールの中、4人が集まり素晴らしいコンサートを続けていて、今後がますます楽しみなグループだと思います。

皆様も機会があれば是非コンサートへ行ってみて下さい。素晴らしいです!
バロック・アンサンブル Ricreation d'Arcadiaのブログはこちらからどうぞ。

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Myチェンバロノ蓋の内側のお花ブーケ

コンサート後に一杯飲みに行ったお店に入ってびっくり!

Oto-oto

こでは、サンジェルマンにあるよく行っていた日本食レストランで、日本に本店があると知らずにパリで見つけたのですが、昨日の行った上野のお店がその音ー音というレストランでした。
パリのotootoはこちらから。ルセやラファエルも行って美味しいと言っています。

みんな音楽家は良い音楽も美味しい物も大好き(Gourmand/食いしん坊)なのは、世界共通でしょうか!?
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早く寝ようと思っても、昨日パリのエンジニアに送ったバッハの編集箇所が訂正されてこちらの深夜にメールで届きました。

今は便利な、メール宅配便で大きなデータもほぼ市販のCDと同じ高音質で受け取れるので、私のPCにダウンロードしてCDに焼けば、ほぼ実物のCDと同じ音ということです。

よくエンジニアも最後まで付き合ってくれたと思います。感謝ですね。
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ということで、また訂正箇所を聞くチェックが終わったら2時。
何だか、12月~ずっとこんな感じですが、取りあえず、本当に終わりました。

勿論、ちょ、ちょ、ちょ、っと気になる箇所はありますが、完璧はないと思いますので。
等身大の自分としての1枚の写真の様なものでしょうか。

また、更地に戻してテクテク歩きますか!
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皆様はどんな良い週末をお過ごしですか。

昨日は、ナントのコンセルヴァトワールで24年間チェンバロを教えていた日本大好きなJocelyne Cuillerと一緒にバッハ・ゴルトベルクの第4回目の編集版を一緒に聞いてもらいました。
昨日は本当に助かりました。
やはり客観的に指摘してくれる人というのは、大事ですね。

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彼女はクラヴィコードのCDで先月Diapason D`orを取ったばかりの実力派です。
三島由紀夫や夏目漱石が大好きということで、一緒に日本ゆかりの人形町や日本橋を散策したりしていますが、もともとはユゲットおばあちゃんからの紹介で、彼女も私もユゲットに習っていたというつながりで知り合いました。

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JocelyneのC.P.E Bachと三島由紀夫の一説を組み合わせたユニークなアイデアのクラヴィコードのCDです。

通常、大きな企画や予算のある録音であれば、きちんと演奏家と共に一緒にテイクを選んでくれるアドヴァイザー、エンジニアとそれぞれ居るのですが、私の企画はほぼ自主企画に近い&予算限定なので、全て自分でやる事でスタートしております(ちょっと無謀?)

ということで、全然分けわからん、チンプンカンプンな私が録音後も手探り状態で2か月350テイクからどうにかアリア2つ+30変奏曲=32曲にどうにかエンジニアとパリー東京で編集をし、99%まで終わりました。

面白かったのは、私がとても気になっていた部分は、逆に【全然気にならない】と言われ、他の私が気にならない部分に色々なコメントを頂いたり。

Jocelyneも旦那様は一緒に弾いているアンサンブルのヴァイオリニストなので、彼女のCD制作の際には曲と曲の【間=silence】なども全て一緒に聞いてアドヴァイスを貰うと言っていました。

【そりゃ~1人では無理よ!】と言っていました。

どうしても【自分の演奏は距離が近過ぎて、見えることも見えなくなる】ということで、昨日は、本当に救われましたね。

帰宅してまた聞いてexlsに打ち込み2時半ごろパリのエンジニアに送って無事に終了。

今朝は【ざぶ~~~ん!】とプールへ行って泳いできました。ジャグジーやミストサウナ、大風呂でぶくぶくぶく~~と泡に埋もれてぼ~~~っとしていたら、まるで温泉へ行った様な気分。

何と安上がりでハッピーになってしまう性格?!
と自分でも苦笑。帰ってきて、焼き鳥、納豆など食べてこれまた幸せ。

そして4月のプログラムのクープランなど練習中です。

気が付くとあと1カ月でまたパリへ行かなくてはならず、その前にコンサートのチラシ300枚以上送らなければいけないのに、まだちらしができていない・・・

と色々ありますが、とにかくバッハが無事に終了しただけでも、ほっと一息。もう1枚絵のキッチュなDuportもほぼ終結。


ちゃんちゃん!

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最近1900年初頭のフランスの芸術家、藤田嗣治やピカソ、ゴッホなど葛藤と共に生き抜いた画家の生涯のドキュメンタリー等を見て、今の時代に比べてどれだけ困難な時代を生き抜いたのだろう・・・と思います。

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レオナール・藤田(この前髪カットは自分で切っていたそうで、『貧乏で苦労した時の心境を忘れないように』と一生続けたそうで、Fujitaのトレードマークですね。

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藤田さんの遺作ともいえる、亡くなる数カ月前に一気に描き上げたランス(Reims)にある礼拝堂のフレスコ画も数年前に見に行きましたが、戦争を挟み、フランスと日本の両国のどちらにも属しきれない自分、でも最後に日本を捨てて、フランス人の『レオナール・Fujita』としてフランス国籍を取得し、クリスチャンの洗礼を受け生まれ変わった藤田さんが最後に全てを出し切って制作した礼拝堂。

礼拝堂に入ると360度に渡って、聖書の場面が描かれていて圧巻です!一生に一度は是非機会があれば訪れて頂きたい、おススメスポットです。

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 正座をして描いていますね!

憧れのパリに着いても、貧乏で洋服が変えずに冬は『毛布に丸い穴を1つ開けて、そこに首を通してポンチョにして来ている画家が何人も居た・・』と彼のエッセイに書いてあり、どんな凄い貧困状態の中で画家を目指していたのだろうと思いました。

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 「カフェにて」1949-63その後、パリのSalon D`automneで日本画にも通じる独特なFujitaにしか描けない『乳白色』の肌を描きパリで認められたにも関わらず、帰国し日本では戦地の画家として戦火を描き、それが戦後に大変な批判を受け故郷を捨て、パリに戻った時、パリジャンはもう彼を受け入れずに冷たかったそうです。

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Fujitaの乳白色が全くない、戦火の記録画。

100年前のパリで日本人というだけで、疎外感を感じたであろうに、1度認められた後にまた疎外されるというのは、どれだけ辛かったかと思います。そのせいで、田舎へ引っ越し制作活動を続けたそうです。


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また、ピカソはまだ売れない無名な時に、友達に当時パリで有名な画廊へ友達を走らせ、

友達:『ピカソの絵はないですか?』

画廊:誰だね?それは?

友達:『知らないんですか?今、大変人気の素晴らしい画家ですよ。』
という噂を立てさせ、その後実際に、画廊からのオーダーが増え、注文が入ったということです。

そんな時代がピカソにあったなんて信じられませんね。
この間、私が住んでいたアパートはモンパルナスの近く でしたが、

藤田さんのエッセイには、

『モンパルナスの墓地近くにアトリエのある、ピカソというスペイン人の変わった画家に会いに行く』

と書いてあり、その当時藤田さんもまだピカソを知らずに交流が始まるという場面で、ここら辺でそんな画家達がカフェをしていたんだろうな~と、ピカソが通ったと言われているVavainの駅周辺のLa Rotonde などを見ると想像していました。
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藤田 嗣治に関する詳しいリンクはこちらよりご覧頂けます。私も画家や作曲家を辿る旅は大好きです。
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