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皆さまこんにちは。いかがお過ごしですか。
日本は相変わらずの猛暑から少し暑さは和らいだでしょうか・・・

太陽一杯のイタリアからパリへ戻り約1週間が経とうとしています。

が!

この2日間は雨、くもり、ちょっと晴れ、また雨。という変なお天気が続いています。
もうまるで【秋】のような気温でレインコートや皮ジャンを着ても大丈夫という感じ。。。

昨日は、稀に見る日本の台風の時期の様な集中豪雨が急に降り、パリジャンもみんなカフェに足を止めてコーヒーを飲みながら雨が止むのを待っていました。

そして、パタッと止んだと思うとL`art en cielが見えるよと。(虹です)
私が見た時にはもう薄くほとんど見えませんでしたが、虹を見た時は何とも幸せな気分になりますね。

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ただ今12回のフランス語レッスンを受けて、昨日ちょうど3回目のレッスンが終わったのですが、私の弱点、ぐちゃぐちゃにこんがらがっている文法、発音、作文、話すことなどミックスした1時間半です。

先生は、偶然徒歩10分の近所に住む大阪のアリアンス・フランセーズの語学学校でも2年教えていたというベテランの女性の方で、日本人の発音の癖なども熟知しています。

気がつけば、日本では語学を中、高、大学と勉強できるシステムがきちんとしていますね。あとは本人のやる気ですが。(汗・・・)
今は、小学校から英語の授業が導入され始めているようですね。子供のうちから【音】に親しむだけで感覚が磨かれ、何も抵抗なく自然にバイリンガル、トリリンガルに慣れるかと思います。

国際結婚をした友達の子供や、パリに住むアメリカ人家族を見ていると、赤ちゃん~子供の間に言葉を覚えるまで常に、フランス語と英語や日本語とドイツ語など2つの音が同時に入ってくると2つの語学の回路を作るまで時間がかかるようで、同じ保育園の子供たちよ利も話し始めるのが遅い様ですが、話し始めるとあっという間にバイリンガルになっているのが素晴らしい~~。

私はロンドンで生まれたものの、その2つの回路がちょうど出来始めて、これからその回路が発達していくという3歳ごろに帰国してしまったので、全然覚えていない、話せない、が~~~んん。という感じで、子供の頃は家族で1人だけ英語を話せないというのが、かなりのコンプレックスでした。

今でも、British Englishの発音を話したいと憧れるのですが、思いっきりアメリカ&日本語発音です。(直すのは相当訓練しないとダメですね)

ニュースなど日本でも衛星放送で朝見れますが、やはりアメリカのCNNよりイギリスのBBCニュースの方がきれいな発音というか、丁寧に聞こえます。母音の発音が明らかに違うのと、イギリス英語の方がフランス語などにも近い口の開き方の様に思えます。

また、イギリス人がドーバー海峡を渡ってフランス北部のブルターニュ地方を一時期占領していたこともあり、フランス語にも英語の単語の名残があったり、英語にもフランス語が取り入れられているのも興味深いです。

ヨーロッパは大陸続きなので、パリからTGVでアルザス地方へ3-4時間行けばもうドイツ、Thalys高速列車で2時間20分でブリュッセル、ユーロスターで2時間30分北上すればロンドン、そして7時間くらい南下すれでばイタリアへ行けます。

その為、特に国境近辺に住んでいる人たちは、小さい頃から2カ国語の標識を見聞きして自然に育ち、会う人に合わせてコロコロと数カ国語を切り替えて話しています。ドイツ国境に住んでいる人は、食材を買いにドライブで20分すれば国境を越えてフランス内のスーパーへ行く方がずっと美味しい物が売っていると言っていました。

また、15年くらい前に初めてスイスへ行った時に、朝食でミルクの紙パックを見てビックリ!
イタリア語、ドイツ語、フランス語で書かれているわけです。
当時英語が主流?と考えていた私にとっては、新鮮でしたね。

そして、スイスが3カ国に囲まれていて、独自のスイスドイツ語(ドイツの標準の発音よりもちょっと訛っている)を使いながら、数カ国語を話せるのが普通だと。

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環境によって使う頻度が高ければ高いほど、語学は上達すると思いますし、何よりも楽しい話をできる友達が1人でもできれば、その言葉をもっと自由に使えるようになると思います。私が高校でドイツ語を勉強したにもかかわらず、全然使わずに”何だか難しい・・・”という印象のまま忘れてしまったのは、日本で使う機会が全くなかったこと。ドイツ人の友達も1人もいなければ、手紙を書くペンパルもいないと、やはり上達しませんね。

しかし、面白いことに後にアムステルダムに2年間住み、オランダ語に親しんだ後にドイツへ行った時に、物凄くよく聞き取れるようになっていたこと。
これは、オランダ語がドイツ語+英語をミックスしたような謎!?な言語と独特の聞き取りにくい発音なのですが、ドイツ語をもうちょっと訛らせた感じなので、常にドイツ語をもとに連想してこういう意味?と考えることも多かったせいでしょうか。

なので、いつかドイツ語もきちんとやり直して話せるようになったらいいですね。バッハ、モーツァルト、ベートーベンも使っていた子音の綺麗な言葉ですから。やはりバッハのミサやカンタータをドイツ語でそのまま理解できるようになったら、もっと音楽への理解も深まると思いますし、演奏する時に言語で理解できるというのは、大事です。

オペラを見に行く時に、ヘンデルやモーツァルトなどオペラでもイタリア語、ドイツ語、英語なのか、またヴェルサイユ時代の古フランス語の発音なのかで、鑑賞する際の理解度も異なりますし、やはり字幕をちらちら見ながら理解するのと、聞きながらすっと体感するのと音楽の浸透力も違うのではないかと思います。

余談ですが、4月に長年パリに住むピアニストの友人が一生懸命企画・演奏した震災のチャリテイーコンサートを聞きに行きました。そのコンサートで日本語の童謡や【故郷】を耳にした時に、本当に【日本語が沁みいる】感覚があり、潜在意識のもっと奥深い所にその言葉と音が響いているのを感じ、深い感動を覚えました。

 とめどなく涙が出て、自分の国がどうしてこんなことになってしまったのだろうか・・という震災後抑えていた、普段は冷静にしていた感情があふれ、【音】にはこんなにも大きな影響力があったのか・・・と初めて実感する貴重な体験となり、その素晴らしい歌を気かさえて下さった歌手の方にもそう伝えたら、【今日歌ったかいがありました】と喜んでいらっしゃいました。

普段、自分が演奏する立場でメッセージを発信しながら、【音】がどのように人の心に届くのかというのは、とても興味のあることです。それを、こうして【日本語】という自分が生まれ育った親しみのある【音・意味・思い】と共に味わえたことは本当に嬉しい発見でした。

話がそれましたが、【音楽】をやる以上【言葉】は切っても切り離せない関係だと思います。
クイーンから称号も授与された、イギリス在住の世界的ピア二スト・内田光子さんも、作曲家の話していた言語を理解できなければ、本当にその人の音楽を奏でることはできないのではないかと。

 音楽の中のリズムやフレーズのどこにアクセントが来るのか、ダンスなど言語と密接に関わっていると思います。

内田さんはモーツァルトのスペシャリストで12歳の時にウイーンは移り住み、【ドイツ語】は話すという快感のある言語とおっしゃり、とても綺麗なBritish Englishで滔々とN.Yのジュリアード音楽院でアメリカ人前にマスタークラスをしていたのも印象的です。

そして、本当にショパンを理解するのはポーランド語を、バルトークを理解するにはハンガリー語を話せなければ・・・・と思います。とおっしゃっていました。

みんなが5~8カ国語を容易に話せるとは思いませんので、それはやはり語学の才能がある人でないとだめだと思いますが、3カ国語以降は結構早いと聞いたことがあります。

確かにフランス語などラテン系の言語を1つマスターすれば、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語などは親戚のような言語ですから、早いと思います。

また、ゲルマン系の言語も同様です。でも、私自身ドイツ語をやっても全然頭に入ってこなかったのを思うと、人によって【ラテン系】か【ゲルマン系】のどちらが自然に入りやすいかというのはあると思います。

私はラテン系の方が随分楽でしたが、例えば理論がきちんとしているのを好む友人はドイツ語に見る見るはまって、今では通訳などをしているそうなので、人に寄りますね。

私は、結果フランス語と英語を過去の3カ国放浪期間にミックスしてしまい、いい加減きちんと復習しないと大変!と思い、11月までフランスに居る機会を生かして復習し始めました。

今までの語学歴を見てみると・・・

★中学~大学 英語11年(多くの方がそうだと思いますが)
★高校でドイツ語3年
★大学でフランス語4年
ひと夏、渋谷の日伊学院でイタリア語をかじる。

★アメリカ5年(この間にフランス語の方が得意だったのが、英語とミックスになってぐちゃぐちゃになる・・・、ベトナム語、韓国語をちょっとかじったこともありましたが、勿論何も覚えていません!)

★アムステルダム2年(オランダ語はGive up!発音がスイスドイツ語にも近い、“H”の音を狼の様に喉で結構鳴らせます。この間外国人の謎&何でもありの英語を使ううちに、英語もとんでもないことに・・・)

★フランス5年(たどり着いた頃には得意だった文法はとっくに忘れて、良く分からない自己流で何とか話すものの、きちんとした手紙やメールを書くときは、いつも調べないと書けない!助けて~~。スペイン語をかじるが、そんなに甘くはなかった・・・ということで、全然だめ)

本帰国。(英語もフランス語も話す機会がほとんどなくなり、やばい!と感じ、メールで英語、フランス語を使うものの毎日少しずつでも使わないとあっという間に日本語モードのみになってしまいます)

気がつくと、フランス語を使い始めて15年が経つのですが、時間がたっただけであるレベルから全然上達していないどころか、文法はどんどん年と共に(!?)忘れている気がします。崩れまくりました!!

今回2週間イタリアへ行って、段々と耳がイタリア語に慣れて、話したいのに話せないというもどかしさを感じました。
気がつくと過去3年毎夏イタリアへ行っている・・・来年も行くかも?

ということで、イタリア語を始めることにしました。
いつまで続くかは3日坊主なので全く分かりませんが、取りあえず話してとても楽しそうな【音】&言語ですね。

早速、パリ在住のイタリア人の方と日本語&イタリア語の交換レッスンをすることになり、その方は大学で語学を専攻したというイタリア語、スペイン語、フランス語、英語を話す方。そして弟さんはそれ+中国語も勉強中とか。

中国語を話すイタリア人?
ちょっとイメージがわきませんが、私たちがラテン系の遠い言語を学ぶ以上に漢字など覚えることを考えるとすごい努力が必要なのでは?と思います。

また、言語の歴史や民族移動の歴史なども話してくれ、何とイタリアは大昔【インド】から移民が来たので、もともとイタリア人はインド人の血が混ざっているんだとか!?

え~~~。でも確かに特徴ある高い鼻はインド人もイタリア人も似ている?
そして、肌の色もインド人のルーツから少しイタリア人は色黒なんだそうです。
本当?という感じですが本当にそうだったらしいですよ。

ということで、初回は英語、フランス語をベースに知っている単語などをイタリア風?に言ってみて、直して貰ったり少しずつボキャブラリーを増やしていく方向。

勿論、文法も大事ですが取りあえずは会話などで使えるように気軽な単語も覚えれたらいいということで。日本でもイタリア語、スペイン語、フランス語を同時に勉強する本というのが紀伊国屋書店で売っていたので買ってみましたが、なかなか面白いです。(実際にはまだ勉強する所まで行っていませんが・・・)ご興味のある方は、最近は色々なメソードがあるので自分に合った方法を見つけるのがいいかと思います。

以前のフランス語の先生は、映画などのセリフを短く分けて、書き出して会話の実際に使うフランス語として教えていましたが、実際にパリで生活してみると日本で習ったテキストの真面目な例文よりもくだけた言い方の方が良く使ったりします。

今のフランス語のレッスンでは、その様な実際によく耳にする、使える表現をメインに教えて貰っています。

ということで、イタリア語レポート続いたら?たまにしますね。
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