Wurzburの町はそんなに大きくなくて、歩きながら、色々な可愛らしい道や素敵な教会がありました。
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教会に入ってみると・・・

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ちょっと奥に入ってみるとひっそりとして回廊がありました

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教会を後にして川の方へと歩いて振り返った景色

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あの左の小さい高い!お城に向かって登り始めます。

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途中ぶどう園が広がって街の景色もどんどんと広がっていきます。

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見上げると段々お城が近くなってきました!

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1時間ほど歩くとお城の門が3,4個と続いています。

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そして到着した素晴らしい景色!

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カフェがありました。

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せっかくドイツに来たので!ヴァイス ビュルスト(白いソーセージを甘いマスタードソースと食べます)、プレッエル、フライドポテトを食べながら素晴らしい景色を見てランチ。でも、実は油が良くなかったせいか、夜まで胃が持たれてしまったのは残念でしたね。。
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お城

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お城の横から下を見ると、さっき上って来た道がぶどう畑の中に見えます。

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お城の中にはまるで*天空の城ラピュタ*みたいに独立した世界がある感じでした。これは、見張り台でしょうか。

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これは何だと思いますか?

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実は中に入ると100mもの深さの井戸がありました。凄いですね。

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これは大砲やピストルを撃つ為の穴ですね。沢山ありました。

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お城の地図。良く見たらバスのマーク。え!?バスあるの?・・・・と一番大事なことを最後に知るタイプ。

ということで、かなり良い運動になり足が・・・パンパンだったので帰りはらくらくバスに乗って帰ってきたらなんと10分でホテル近くまで着きました。

では、また。
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こんにちは。

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Wurzburg宮殿内の礼拝堂

Wurzburgから帰って1日ゆっくりした後、そのまますぐに3日間ブリュッセルに行って帰って来たところです。今日無事に、フォルテピアノでベートーベンのソナタ*春*をヴァイオリンと演奏してきました。

今週末の日曜日は、Wurzburgに一緒に行ったオーケストラ*Les Siecles*と別のヘンデルのプログラムでパリから電車で3時間ほど北に行ったLILLEという町の近くの素敵な修道院でコンサートです。

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そして、その翌日は全く違う室内楽のプログラムでヴェルサイユ市でチェンバロ、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバのコンサートです。

これは、7月半ばに南仏であるコンサートと同じプログラムですが、大事な本番前に舞台慣れをしておこう!ということで1か月前に続けて同じメンバーと似たプログラムで2回目です。そして3回目になる7月が一番大事なコンサートです。

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ということで、明日は・・・・朝10時ー9時まで・・・・2つの違うコンサートのリハーサルがぶっ通しなので、ちょっと・・・気が遠くなりそうですが。

明後日は朝8時半の電車でコンサート場所に移動なのでやっぱり朝6時半起きとかでしょうか・・・そしてコンサートが終わってパリに戻ってくるのは夜の9時くらいです。

来週は、ヴェルサイユ市の後にまた別の室内楽のプログラムで2回コンサートがあります。1つはやはり素晴らしい中世に建てられたというお城でプライベートのコンサート、その2日後はパリです。

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7月南仏のトリオのコンサート翌日になるチェンバロ協奏曲、ヴィヴァルデイの四季のコンサートちらし。

そして、その2つのコンサートの間には7月やはり南仏で行うバッハのチェンバロ協奏曲のリハーサルが朝から晩まであり・・・

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練習時間をどうに確保できる時にしないと、気が付くともうそのリハーサルが明日!という感じです。

ブリュッセルで滞在させてもらった超多忙の世界中をビュンビュン飛び回っているお友達にも、どうやって練習してるの?いつ用意するの?・・・・などなど・・・質問をしてしまいました。(苦笑)

でも、やはりみなさん見えない努力を山のように~~しているんだな~~と感じ、納得しました。

凡人の私はやはりテクテクと地道に歩いていくしかない・・・少しずつでもやれることをやっていくしかないでしょうねえ。(苦笑)

本当に、音楽家のビュンビュン飛び回って、そして笑顔で次から次へとヒョイヒョイ違う場所で違うプログラムを演奏していく姿には尊敬してしまいます。

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こんな風に軽やかにふわふわと生きれたらいいですね~~~って天使に憧れてしまいました。

大変な時こそ、心にゆとりを持てたらいいですね~~。Wurzburgの町の自然などを見て、思いがけないゆとりを満喫できて、とても嬉しかったですね。
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こんにちは。

4日ぶりにパリに戻ってきました。3泊4日で電車を2回も乗換、早起きをしてドイツのWurzburgへ行ってきました。
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滞在したホテルからの眺め。教会の裏には見渡す限りのぶどう畑。リシュリングなど作っているそうです。

Mozart Festivalのコンサートで演奏させて頂いたのですが、UNESCOの世界遺産に認定されている18世紀を代表する素晴らしいWurzburg宮殿の*皇帝の間*で行われました。本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。

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Wurzburg宮殿
写真で見たよりも、実際に部屋に入った時に目に入ったのは素晴らしいジョバンニ バテイスタ テイエポロのフレスコ画とその周りの装飾が絵画だけでなく立体的な漆喰のカーテン模様などがあり、本当にそこに人がいるみたいに見えたり・・・200年ほど経っているとは思えない迫力でした。

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メインの入口。数十メートルのテイエポロの天井画の大作が広がっています。

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く見ると、この中の登場人物に画家自身のテイエポロ、建築家の兄弟なども描かれています。
ゴージャスなシャンデリアが暗くなってから灯されると、昔のロウソクの光の中でこうして皇族は音楽を聴いていたのかな?

なんて思い起こされました。

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この階段を抜けるとこの白のホール。素晴らしい漆喰です。木を彫刻のように掘って、塗られています。1744年/1745年

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1つずつ模様を全て手で堀り、作り上げた労力はさぞかし大変だったことでしょう。

1回目のコンサートはあいにく雷が外で鳴るようなにわか雨も降っていたのですが、ちょうどラモーの序曲の迫力ある打楽器と重なり、雰囲気が妙に音楽と合ってました。

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皇帝の部屋

そして、弾いている場所から振り向くとお庭が一望できるのですが、暗いなかに薪の火が灯され、何とも雰囲気がありました。

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有名なテイエポロの天井画。漆喰のカーテンが立体的な効果を生んでとてもリアルに見えます。入って右側は花嫁さんを、左側は皇帝を対にして描かれています。

2日目はめずらしくOFF日だったので、みんなこんなことはめずらしい!と丘の上にあるシャトーに登ったり、リラックスしました。

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3日目は2回目のコンサート。
昨日でしたが、通常ドイツ人はフランス人のオーケストラがドイツ音楽を演奏した場合(Mozartのシンフォニー40番を弾きました)は、かなり冷たい態度だそうで、拍手を上品に叩いている…という感じらしいです。
まあ、ドイツ音楽がドイツ人が勿論一番理解している・・・と思うのだと思います。当然と言えば当然かもしれませんが。

実際、1回目のコンサートでは品の良いおばちゃま、おじちゃまが普通に拍手をしてアンコール後はすぐにみなさん帰られました。反応がいまいちでしたね。

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しかし、2回目のコンサートはすでにアンコールの曲も演奏して指揮者・オーケストラの団員が全員舞台から降りて(3~4分かかります)、すでにコンサートマスターのヴァイオリニストは控え室に行ってヴァイオリンをしまっていた!

という状況なのに、会場が1つになり拍手が鳴りやみませんでした。
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その為、急いでマネージャーが指揮者のところにすっ飛んで行き、みんな200mほどある宮殿内の回廊を走って戻って、笑顔でステージに戻りました。

そして、勿論何をこれ以上弾くのかは誰も知らない!?のです。

ということで、指揮者が一生懸命頑張ってフランス語訛りのドイツ語でスピーチをして、お客さんも大喜び。やはりその国の言葉を少しでも話すとお客さんとの距離がぐっと近くなります。

2曲目のアンコールは前半に演奏したラモーのタンブランというパーカッションも入る楽しい曲を再度弾きましたが、指揮者のリズムに合わせてお客さんも手拍子を叩く・・・

という会場のみなさんも一緒に参加して楽しむという一面があり、みなさんも大喜び!

ということで、予想以上の大成功でコンサートが終わり、指揮者・オーケストラ、オーガナイザーもハッピーでした。

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そして、勿論オーケストラのメンバー、ソリストの歌手、みんなでその後はドイツのおいしいビールで乾杯!

明日は、来週の室内楽のコンサート(パリとヴェルサイユ市)の別々のプログラム8曲くらいのリハーサルがあり、また水曜日から3日ブリュッセルに行ってフォルテピアノで伴奏、週末は今回のツアーのオーケストラとヘンデルのジュリウスシーザー、コンチェルトグロッソの別のプログラムでコンサートです。
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パリはまるで梅雨の様な?

ちょっとよく分からない、晴れたり小雨が降ったり・・・温度も16度と低めで長袖にジャケットという感じです。

さて、今週はオーケストラ*Les Siecles*漬けです。(笑)
月曜、火曜と6時間ほどのリハーサルがパリ郊外であり、今日は幸い3時間半ほどで終わり!

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どうやらこの宮殿内の音楽ホールで弾くみたいです。

そして、明日は朝5時半起き!(目覚まし2つかけます)でパリから電車を2回乗り換えて6時間旅行でドイツのモーツァルトゆかりの中世からの都市、ヴュルツブルクに行きます。

到着して午後はゆったりして、ゲネプロ、1回目のコンサートです。

ドイツ在住の方に聞いたら、あら~きれいな所よ!と
聞いていたので今調べてみたら本当!


ちょっとうきうきしてきましたね。旅大好き人間としては。
ちょうど1回目と2回目のコンサートの間に1日OFFがあり、あまりツアーの時は1日まるごと空いていることはないので、みんな町を歩いたり、美術館に行ったり楽しむようです。

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モーツアルトフェステイバルのメインホール:カイザーホール
こんな素敵な空間で演奏できるとは夢のようですね!
そして音響も良さそうですね。

モーツァルト音楽祭について日本語で説明してあり、You-Tubeでこのホールでクーベリックが指揮したモーツァルトの生演奏をお聞きになりたい方は、ここをクリック

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天井画の有名なフレスコ画。1168年の皇帝の結婚式を17世紀に描いた様です。花嫁さんは当時18歳だったそうです!

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他のお部屋はこんな感じみたいです。

モーツアルトはパリにも何回か来たので、今回は*モーツァルトとパリ*というテーマでモーツァルトのシンフォニー40番と同時期の活躍していた作曲家の作品や、グルッグ、ラモーなども演奏します。

リハーサルの最中に思ったのですが、オーケストラは勿論フランス人が90%ですが、今回ソリストで招かれた歌手の方はピンチヒッターの代役でイギリス人の方です。

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フランス語のアリアは指揮者に*フランス語の発音パーフェクト!*と褒められていましたが、リハーサル中のやりとりは全て英語。

そして、私は日本人、他にもオランダ人、イギリス人、アメリカ人など・・・が弾いているのですが、
モーツァルトとパリ!というテーマでドイツで演奏してしまうなんて、可笑しな話だなあ。と。

でも、言葉も関係なく通じる音楽の大きさはこういう点でもあるでしょうか?

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モーツアルト音楽祭のオフィシャルページ は ここをクリック。

この町でのモーツァルト音楽祭はきっと有名なんだと思いますが、私も知りませんでした。
なので、このサイトを見て *あ!楽しそう*
誰が弾いているんだろう?

と思いプログラムを見ていたら今回参加する *Les Siecles*が載ってて・・・
ああ、そうか。これで弾くのか・・・と気が付きました。なんと光栄な!

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では、4日間ドイツを楽しんできます。私のドイツ語は・・・・高校3年間やったにもかかわらず、覚えているのは・・・

Kartofern (スペル?)=じゃがいも・・・・と
Krankenschwester =看護婦さん

(これはなんて長い単語!と驚き、真中で分けると Kranke:病気 と Schwester 妹になります。

これが一緒になってどうして看護婦さんになるの?ということで記憶にあるのですが、ドイツ人に聞いたら Schwesterは面倒を見る人・・という意味もあるようで、なるほどと思いました)


さて、この2単語くらいしか覚えてなくて街を歩いて何が起きるでしょうか!
では、また来週。
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私は、子供の頃から*らっきょう*がなぜかとても好きでした。

子供の頃、お猿さんのように1枚1枚皮をはがして食べるわけです。中に真があるかな?と思いきや、ない。
ないと分かってても何回もそうやって食べてました。

さすがに今はそんな食べ方はしないですが、相変わらず好きです。

この話を偶然した5歳から音楽教室ー大学ー留学ー今に至るまで古き良き親友がいます。
彼女がかなりこの話に大受けしたようで、何と私の誕生日に5種類ほどの名産らっきょう、黒酢らっきょう・・・カレー用らっきょう・・・などなど盛り合わせを送ってくれました。

これには開けてみた私も大爆笑してしまいました。そんな分けで、パリに居ながら大好きなラッキョウコレクションが冷蔵庫に大事にある分けです。

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今日は、久しぶりにカレーを作ったのですが、やっぱりラッキョウ!
そして、なぜかラッキョウを食べると元気になる気が毎回する分けです。
不思議ですね。

こんなくだらない内容を書いていいのか謎!?ですが、休日でかなりリラックスしてラテンジャズを聴きながら書いています。
家では、クラシックよりもボサノバやJazzなどを聞くことが多いでしょうか。

ところで、日本からの贈り物といえば、オーガナイズがなかなかできない私にTo Do リストを貰いました。
このリストは、可愛い豚さんがお茶を飲んで一休みをしたり、シエスタをしている絵の周りに今日やるべきことを書く欄があります。
これなら、私も嫌々色々なことをするより楽しいかも?とたまに使ってます。

昔からかなり忘れっぽいので、特に遠出に行く時は前日からこういうリストに書いて、当日の朝起きてやることなど書いてどんどん消していきます。

いつもゴミ捨ては必修!1度日本へ帰国する際に生ゴミを捨て忘れて、寄ったブリュッセルの友人宅で、それは3週間後にはすごい状態になっているはず!?虫もわくし・・・・と言われ。が~~~~ん。

ということで、何と偶然その数日後にパリに行くよというその場に居た友人がわざわざ私の自宅まで寄って生ゴミを捨ててくれたなんてこともありました!ご迷惑をお掛けしましたね。

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生ゴミならまだいいのですが、パスポート忘れたり、電車乗り遅れたり、乗換の飛行場を間違えて大変な思いをしてLONDONの東から西にTAXIで駆けつけてゲートが閉まる直前に走って乗客したり・・・
お財布、パスポート全部盗まれて途方にくれたり・・・・・
まあ~~色々やらかしましたね。今まで。本当に!

ということで、今日も色々やらないといけないことが・・・と思ってたのですが、
思考回路を

*やらないといけない*から*やりたいこと*
に変えるだけで、かなり気分は変わるのではないか?と。

そして、最近忙しさに呑まれていましたが、それもありがたいことだとふと思い、
*弾かないといけない*から*弾きたい曲*にスイッチを切り替えれば心の面で楽になるのでは?

なんて思いました。
大変!大変!!と言ってても良いことはありません。焦るだけです。余裕がなくなるだけです。

どうせ同じ時間を過ごすならゆったりの方がいい。

ということで感覚を変えて実際どうなるか今週実験してみます。(笑)
3日坊主になる可能性大!ですが。

というこで、こんな風にPositiveに考えれたのも、らっきょパワ~のお陰ではないかと、友人に感謝です。

月曜日ー水曜日まではパリ郊外で朝9時前には行って調律、オーケストラのリハーサルで木曜ー日曜はドイツです。
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楽譜もタグをつけてすぐに開けるようにしてみました。そろそろ練習をしようかな?いや、カフェオレを1杯飲んでから・・・(苦笑)
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あ~~~~~終わった~~~!

というのが正直な今の気持ちです。

本当に大変でしたね。
昨日、無事にブリュッセルの楽器博物館で2台のフォルテピアノでの本番が終わりましたが、
まあ何とも大曲ばかりをプログラムに入れてしまって、一番大変だったのは誰でもない自分自身。
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自業自得といえばそれまでですが、ピアノのレパートリーは本当に弾きこなすのに時間がかかります。
そういった意味でも色々な反省点があり今後に役立てれればと思います。
少なくとも、次回ピアノの本番の企画をする時にプログラムはもの凄く慎重に決めると思います。

ただでさえ、この2ヵ月前からオーケストラや室内楽のコンサートが立て続けだった疲労がたたり、ピアノの本番はチェンバロに比べて3-5倍肉体疲労もすることを実感しました。

その為、アフターケアというかゆっくり休んで回復するのも大事。
1回目のメンデルスゾーン、ベートーベンのリサイタルは良く寝てきちんと食べて、4日前からフォルテピアノ漬けになりタッチや音色もかなり馴染んだ状態でそのまま本番に臨めたため、集中力が最後まで続いたようです。

しかし、昨日は休むべき3日に疲れを取らなかったのと、本番前に睡眠・食事共にあまりに少ない量で本番の日をどうやら顔色も普段に比べて白っぽい・・・と後で言われてしまいました。ご飯も食べる時間がないくらい限定された博物館の練習に追われてしまったのですが、取るべき時間にきちんと体調を整えるのもとても大事だと学びました。

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やはり音を生み出す、リサイタルのプログラムを弾きとおすのは、結構な体力と集中力を要するので、エネルギーがなければ無理なのに、今回はコンデイションが万全ではなかったですね。

その為、今思うと弾いている最中に小さなミスがあっても、元気な時や精神的に安定している時は気にならないかもしれませんが、昨日は、心が動揺してしまい、そうなると小さなミスの後にまたミス・・・と演奏に出てしまいます。

まあ、フィギュアスケートなどだと分かりやすいですが、やはりここぞ!という決めてのジャンプの時などに一瞬の心の隙や準備が0.5秒でも遅いと、もうそれは決まらない分けです。

チェンバロとピアノは明らかに音量の差もありますが、曲の長さ、音の多さ、集中するポイントが違うんですね。これは、やはりチェンバロの本番に慣れているので、久しぶりにピアノの大曲オンパレードを今回弾いてみて大学の頃を思い出しました。

そういえば・・・10年前はがむしゃらに8時間でも弾いていたけど、それだけの体力もあったなと。
でも、音楽的にはよく理解してないのにただ指だけ回っていた気もするのですが。

ということで、私の中ではピアノへのカムバックはまだまだの道のりです。
この2年リハビリと称してチェンバロタッチからどこまでピアノを取り戻せるか・・と実験中ですが。

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そして面白いのは、本番など特別な場になると、10年前にあったピアノの癖が出てくる。
体の記憶というのはすごいですね。

勿論、自分では無意識なのですが、ショパン時代のピアノはかなり大きいので弾いている時に、必要ないのに腕までかなり使って弾くわけです。

このピアノは本当に素晴らしい音質で繊細なので、楽器の音を聞いてればどれくらいの加減やタッチで弾けば一番響くのか、叩いても汚い音になるだけで、響きをかえってつぶすことにもなり得るのに、体が気がついたら10年前のモダンピアノのタッチに戻っているわけです。

そして録音して客観的に聞くと、やはりピアノの限界に近いような音。叩きすぎているわけです。
チェンバロでもそうですが、楽器の一番自然に鳴ってくれる以上の力を加えてもきれいに響きません。汚い音になるだけです。心も気負わないで、楽器と対話すると響いてくれる。

そんなことをこの3日間色々試して実際に本番でも弾いたのですが、やはり本番にしかない緊張感、空気というのがあり、その中でいかに呼吸を落ちつけて心の中で思い描いている音を表現するか・・・

なのですが、言うのは簡単、やるのは大変。
そして、昨日は呼吸は・・・気がついたら犬みたいにかなり上がってましたね。(苦笑。勿論、本番中は笑える余裕などないからそんなことになっているのですが!)

ということは、勿論音の深さもないでしょうし・・・
まだ録音は聞いていないのですが、また数日後に客観的に聞くと誰に何を言われるよりもショック!を受けたり、自分の見たくない姿もありありと見るわけで、それを受け入れ、まだまだ修行!ということで続くわけです・・・

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ショパンの愛したフランス製プレイエル社のフォルテピアノ 1843年。これでショパンとフランクを演奏しました。

何はともあれ、昨晩家に戻り本当に*どさっ!*という音を立てて肩の荷が下りた気がしました。

まだまだ、7月半ばまでコンサートが続くのですが、取り合えず山場は越えたでしょうか。この1か月半は本当に目まぐるしかったですが、その中のテンポに慣れるとやはりその中で色々とこなせていくのでしょうか。

本当に私はしょっちゅうツアーで出かけて弾いてる友人たちや長時間のレパートリーを顔色変えずに弾きこなせてしまうピアニストの友達を心から尊敬しますね。
気力、体力、そして経験が伴えばどこで力を抜いてどこできちんと決めるか加減が分かると思いますが、私はかなり不器用なので色々な失敗や経験をして学ぶタイプです。

ということで、今回もチェンバリストが憧れの曲を弾いてみました・・・
みたいになってしまいましたが、あの素晴らしいショパンやフランク、そしてモーツアルトの世界に改めて触れられたのは本当に感謝・感激です。

来週からはオーケストラとモーツァルトのシンフォニー40番とテノールの歌手とラモーやグルックのオペラのアリアの抜粋のリハーサルとドイツの2回のコンサートでWurzwurgに行ってきます。

モーツアルトが幸せな時代を過ごした素敵な中世の町だということで初めて訪れるのが楽しみです。
1日オフ日があるので、町を散策するのが楽しみです。

聞いてみるとN.Yやブリュッセルにいる音楽仲間もみんなツアーで行くコンサートよりもガイドブックを広げてどこに行こうかな~~という方が楽しみだったりするみたいです。(笑)
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この3日間は久しぶりに良いお天気に恵まれ、まるでL.Aのような青空が広がっています。

そして、私も本番を終えてほっと一息。

そんな時にいつもおいしい*お刺身*を食べよう!という仲間が居ます。

日本のように中々気軽においしいお寿司が食べれるわけでないので、この*食いしん坊3人*の女の子が集まっていつからか、パリ5区のムフタール通りのお魚屋さんの前で待ち合わせて、その日の生きの良いお魚を買ってみんなお料理するようになりました。

何時だったか、ほたて貝の季節に3キロみんなでぺろっと食べてしまい(お刺身、酒蒸し・・などなど)その他にもその日はカニ、お刺身もあったのですが・・・恐ろしい食欲!(笑)そして、毎回よく頑張った!とお互いに褒めて食べるわけです。

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声楽の友人は最高に面白い関西人なのですが、この3人の集いに名前を付けよう・・・という話になって即、
*一期一会*の会ということになりました。(笑)

3人ともアメリカ、イギリスを渡ってパリに辿りついて10年くらい海外に居る為、日本のありがたさや日本食の素晴らしさ!を実感しているので感謝してモリモリ食べるわけです。このお刺身のおいしさを本当にシェアできるのはやはりこういった気の置けない仲間でしょうか。

フランス人やアメリカ人で生で食べる抵抗がある人も多いので、やはり欧米の友人と食べる時は油の多いサーモンを好んだりします。

この2人はお魚に詳しくて、白身魚は塩ポン酢やゆず胡椒、梅干しと一緒に食べると絶品!だったり、お魚のおいしさを再発見しました。

普段から8割は野菜を食べている感じですが、たまにお肉を食べたいと思うと食べますが、今日はお寿司だ!という日はやはりパリに居ようが食べたいわけです。(苦笑)

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ということで、今回は、友達が買いに行ってくれて写真手前からたら(日本とちょっと違うみたいです)、サーモン、まぐろ、タイを魚屋さんですでに切り身にして貰っているので、あとは切るだけです。

本当においしかったです!勿論、日本のネタにはかないませんし、大好きなマグロは赤身しか手に入らないので、なかなかトロは見かけませんね。

最近の本番が終わった開放感から余計においしく感じましたね。単純ですね。

ということで3日ほど息抜きができたので、また今週木曜日はブリュッセルの楽器博物館でフォルテピアノのリサイタルです。

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モーツァルトのc-moll ファンタジーとソナタ、ショパンのソナタ2番、その後にヴァイオリンと一緒に名曲フランクのソナタです。

ショパンとフランクは左手が千切れそうに!開く和音やバスが多いのですが、2人とも手が大きかったのでしょうか?

ベルギー人であるフランクのソナタは名ヴァイオリニストイザイの為に捧げられ、初演もブリュッセルのボザールで演奏されたそうです。
今週演奏させて頂く楽器博物館はこのボザールのすぐ近くです。こんな偶然もありながら、1842年のプレイエルのピアノからどんな音が引き出せるか・・・というのはその時になってみないと分かりません。

それにしても美しい玉手箱のようなピアノなので、弾かせて頂くだけで本当に感謝です。楽器との出会いも人との出会いのように、大変貴重です。そしてきっと縁がなければその*音*にも出会わないのではないかと思うと、ありがたいですね。

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