パリも梅雨明けならぬ、*曇り明け*といった感じで、やっと青空がきれいに広がる季節になりました。

それでも、夜になるとまだまだ涼しい!のが日本との違いでしょうか。

d0070113_1626223.jpg


一昨日は、夏至の日=Fete de la musique(音楽祭)で、フランス中の街角や広場、アーケードなど様々な場所で音楽を自由に演奏する日でした。

d0070113_16273352.jpg
教会内のステンドグラス
夕方頃には、レ・アール・教会という今までに入ったことない教会に入ってみました。

d0070113_16294842.jpg

そして、その場で歌いたい人、演奏したい人もマイクの前に出て即興できるのです。

とても面白かったのは、夜にマレ地区のヴォージュ広場へ行くと天井のきれいな回廊で、何やらオルガンの音が!

見ると、ストップ付きのとても大きなオルガンまるごと運んできて、即興演奏をし、周りの人びとは一緒に楽しそうに踊ったり、歌ったり!

d0070113_1629864.jpg
外は賑やかな地区ですが、中に入るとひっそりとしています。


早速、一緒にいた2人のクラリネットの友達は楽器を出し、ジプシー風のメロデイーで即興し始めました。

オルガニストも、一体この人はどこから来たんだ?!?!

と半信半疑でしたが、みんな即興が得意なので、すぐに馴染みまるで打ち合わせをしたかのように演奏し始め、周りの人は目を円くしながら見ていましたね。

d0070113_16312371.jpg

テンポもどんどん速くなり、周りの人も手拍子で盛り上がり、大変なことになっていましたが。

そして、その後横にマレ地区をポンピドゥーセンターまで横切りましたが、夜中とは思えないほど多くの人混みでした。

まさに街中がお祭りの雰囲気で何とも楽しい日でした。
[PR]
1年前にドイツからパリに装飾の為に運ばれた私のチェンバロ。

まさか1年もかかるとは・・・・・

でも、画家の方と色々とアイディアを練り、世界に1つしかないとてもユニークな装飾になりました。
d0070113_18134264.jpg


画家のパトリックさんは、普段アンテイークの絵画やフレームを修復するのをメインにお仕事をしていますが、以前にフレンチダブルのオリジナルのチェンバロの修復もしていたので、安心してお任せすることにしました。

最後の最後の仕上げは、外側に張った金箔のラインをさらにアンテイーク調に見せるため、
上からとても薄く絵の具を塗り、ニスを塗る作業でした。

d0070113_18141968.jpg

まさかそんなに凝ったことまでするとは、私も知りませんでしたが、オリジナルのチェンバロを修復した際に、同様にしたということでしたので、お願いしました。

確かに、前回に金箔を貼り終えたばかりの時は、金色がピカピカと光っていましたが、(ほぼ全ての現代のチェンバロはこの状態で仕上げです)今回訪れると、確かにもっと落ち着いた色のトーンで外観はアンテイークのチェンバロの様に仕上がっています。

比べてみましょう。金箔を貼ったばかりの以前の状態。
d0070113_18155387.jpg


そして今回アンテイークの様に仕上げた状態。お分かりになりますね。
d0070113_18165353.jpg


1年という歳月と労力、待つ忍耐がありましたが、こうして仕上がってみると大変嬉しく、細部に至るまで画家とチェンバロ製作家と話し合い決めていくので、1つ1つ納得した中で楽器が仕上がっていくのは大きな喜びです。

ドイツから7時間ドライブでこのチェンバロを取りに来た楽器製作者も、大変満足そうで、画家の方にニスの塗り方、どのような絵の具を使ったのか詳細に聞いていました。

というのも、ドイツに帰ってからもともと水色!のチェンバロにしようということで、既にブルーに塗られた蓋の後ろや鍵盤の周りを再び黒に塗りなおさないといけないからです。

そして、響板の周りもブルーのままなので、フレミッシュスタイルのチェンバロの格子模様の柄(紙に印刷されたものを張る17世紀からの手法)を張るのも、色のバランスから良いのでは?とみんなで相談しました。
d0070113_18175662.jpg



夏明けには、肝心な鍵盤、弦、ジャックなど全ての機能が付けられ、張れて*音の出る*チェンバロとなってパリに再び戻ってくる予定です。

本当に、この3年間は長かったですが、あともう一息で自分のチェンバロが弾けると思うと、とても嬉しいです。
[PR]
d0070113_233782.jpg


パリの6区にある有名なデパート、ボン・マルシェのオーナーであったJules Grabereauxさんが郊外に引越し、ローズガーデンを作りたいと農家のEdouard Andreさんに設計を依頼したことから、1899年に世界で一番古い本格的なローズガーデンが生まれました。

d0070113_2333646.jpg

こうして、18世紀のオールドローズから19世紀、20世紀に至るまでのモダンローズ、そしてマルメゾンやアジアのローズが世界各地から集まられました。

d0070113_2375441.jpg

また、1983年よりアーテイストにより描かれたローズガーデンの絵画を展示しています。

d0070113_2343823.jpg

風にのって、ほのかなローズの香りがします。

d0070113_2381544.jpg

クリスマスツリーならぬローズツリー?!
[PR]
1ヶ月半の間、パリはずっと曇りや雨でしたが、昨日よりからっとした暑い6月らしいお天気になりました。パリから郊外線のRERで15分くらいの所に7000種類に及ぶバラ園があります。
6月ー7月にかけてパリへいらっしゃる方には是非半日バラの香りを楽しみにいかがでしょうか。

フランス名は
【A l'Haÿ-les-Roses】 - Le parc départemental de la Roseraie【公園の一部にあります】

行き方:パリ中心のChatelet,St-Michel、LouxembourgなどRER B線で南へ行く線に乗り、Bourg la Reine(ブール ラ レーヌ)という駅で下車。

駅前のロータリー出てバス亭があるので 172 番か192番へ乗って: Sous-préfecture(市庁舎下 / Eglise教会前で下車)。乗って7分くらいです。運転手さんにA l'Haÿ-les-Rosesと紙に書いて見せれば降りる場所を教えてくれると思います。
歩くには遠いのでタクシーが見つかれば10ユーロくらいで行くと思います。

観光客はほとんど知らない穴場スポットでパリジャンも知らない素晴らしい楽園です。パリ中心の観光に疲れた時に半日フランスの歴史的なバラ園を訪れてはいかがでしょうか。

d0070113_5351052.jpg
パリ郊外のバラ園に、バラのやはり大好きなチェンバロのお友達と行ってきました。

d0070113_5273778.jpg


この壮大なスケールのバラには、毎回驚かされます!

d0070113_5282667.jpg

この反対側にはカフェがあり、サンドイッチなどを食べれます。

d0070113_5353810.jpg


6000種類ものバラがあり、あっちもこっちも歩き周り、何ともいえないほのかな甘い香りがします。

d0070113_5303697.jpg


見事なアーチですね。きちんと色違い、ピンク、白、ピンク・・・・と並んでいます。設計する頃から全てデザインしてありますね。

d0070113_536231.jpg


愛のキューピットでしょうか?!
[PR]
今年も、あちこちで素敵なバラの香りのする季節になりました。

d0070113_2281148.jpg


近所の公園に行ったら、色々な品種のバラが咲いていました。

d0070113_2291066.jpg


d0070113_2282771.jpg


d0070113_2285031.jpg


今週はブリュッセルに4日間行ってきますが、週末にはパリ郊外のバラ園に行きたいと思っています。2年ぶりに再び6000種類のバラを見れるのが、楽しみです。
[PR]
パリは曇りや雨の日が続いていますが、バラには一番良い季節です。
d0070113_0563470.jpg

5月27日に行われたパリでのコンサートは、無事に終了しました。

14人全員でのリハーサルは当日のゲネプロを入れて3日間のみでしたが、さすが素晴らしい音楽家が集まっていただけに、コンサートが始まってからの集中力が凄く、みんなが一つになり音楽を作り上げていきました。

d0070113_0574582.jpg


テレマンとブックステフーデの室内楽曲も、直前まで細部をリハーサルしていましたが、本番ではリハーサルで色々と話し合い、試した全ての結果がそこに出ていました。

なかなか決めるべき瞬間に全ての人がピッチリ揃うのは大変なのですが、数々のコンサートをこなしている人たちなだけに、お互いに相乗効果によってコンサートで一番の成果を出せたのではないかと思います。

d0070113_111776.jpg

こういった多方面で活躍している音楽家の方と一緒に演奏させて頂く事は、私にとっても何よりも素晴らしい経験となりました。

今回は、プロのカメラマンや撮影・録音が行われましたが、このグループをスタートし始め、今回の第1回目のコンサートの演奏を今後のプロモーションに使い、フランスでの音楽祭や後々は日本の東京フォーラムで毎年行われているフォリ・ジュルネ祭にも行けたら・・・・というアイデアも出ています。

d0070113_124571.jpg
コンサート後に隣のカフェで乾杯!

14人の音楽家のスケジュールやコンサートをオーガナイズするのは大変ですが、マネージャーが日本並みの(フランスではありえない!!)スピードで準備をしてくれたので、全て無事に進みました。

d0070113_133635.jpg
ヴァイオリンのJean Marc

やはりそういったプロのマネージャーが居ると、とても助かりますね。お陰で私の自宅から運び出されたチェンバロも無事にコンサートの翌日の朝に戻ってきました。

d0070113_141798.jpg
ヴィオラ・ダ・ガンバのPascal
[PR]