お話しが変わりますが、この度パリのマネジメントSautory Artistに所属させて頂くことになりました。
エコール・ノルマルやパリのコンセルバトワールの教授のAnne Queffélec,Christian Ivaldi,Claire Désert,Jean-Claude Pennetierさん等大変素晴らしいフランス人アーティストが所属する事務所で、見に余る光栄だと感じております。
今後更に、フランスを含むヨーロッパ、日本でも活動を広げて行く為にも、日々精進して行きたいと思いますので、皆様どうぞ宜しくお願いいたします。

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Sautry Artistのページはこちらよりどうぞ。
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シャルトル大聖堂の裏にひっそりと素敵なシャルトル博物館があります。

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この日は、閉館日でしたが、担当者にご連絡をして特別に所蔵のチェンバロを弾かせて頂きました。

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大聖堂の後ろ側。右に見えるのが博物館。お散歩するのに気持ちの良いお庭とシャルトルの街が眼下に一望できます。

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チェンバロの部屋
時間ほど弾いていて音色だけ傾けると、とても素敵な音ですが、上鍵盤はほとんど機能していないというか、調整がうまく行き渡っていない様な感じでした。

ふと気が付くとこんな文字が!
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1811年6月2-4日までナポレオンと奥様のマリールイーズがここに滞在なさったと。

え~~~~~~~~~!!と驚きながらも、これはフランスだからあり得る事だなと。
日本だったら、徳川家康が居た場所とか?

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よく見ると、鍵盤にも金箔が全て装飾されていたようです。剥がれているものもあります。

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お隣にあるBELLOTの楽器は修復していないままなので弾けません。

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綺麗な18世紀にヨーロッパで流行った東洋趣味の装飾ですね

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響板も見事です

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お隣には18世紀フランス製の持ち運びできるオルガンが。とってもキュート!

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鍵盤はガタガタ・・・

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内蓋の装飾

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よく見ると・・・

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その横に17世紀後半のエピネットがありました。

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音が鳴りましたが、17世紀のテイボー(世界で3台現存する17世紀フランス式チェンバロ)に近い音色で、ああ、やっぱりな~。という感じ。

何とも説明しにくいですが、17世紀フランス式と18世紀フランス式の音色やタッチは違います。

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絵画などの趣味や音楽もL.クープランとF.クープランと趣向が違うのと似ています。
私の中では、17世紀=絵画でも暗い【黒】をよく使用し、この世の哀れさや何か暗い静物画などのイメージ。

17世紀のチェンバロ音楽も、L.クープラン、ダングルベール、シャンボニエールなどもっと影があり、シンプルだけれど、ハーモニーなど露骨に不協和音を強調したり、心の痛みなど、そのまま、ありありと表現しているように思えます。


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18世紀はもっと華やいだローズなど沢山描かれ、お庭のピクニックや裸婦像などもっと自由でパステルカラーの絵画のイメージ。

18世紀のF.クープラン、ラモーなどトリルの使い方ももっと優雅で、ふわふわっとヴェルサイユ宮殿で貴族たちがお稽古やお気に入りのお友達数名と一緒に音楽を楽しんで弾いていたのでは?
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ぴよぴよ~~
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アラベスクの絵の具がくっきりと見えますね。
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先週、シャルトル楽器博物館へ訪れに、パリから電車で1時間乗って行ってきました。

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1145年~1220年建築された、UNESCO世界遺産シャルトル大聖堂

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シャルトルの駅を降りると高台に、朝焼けの中大聖堂がそびえていました。

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てっぺんにキリストとマリア像があります。

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パリから1時間北上するだけで、温度も下がり少し寒かったです。高台にある為、丘の下からも風が吹いてきます。大事なお城や大聖堂は高台に守る為、また権力の象徴として作ったのでしょうか。

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横のファッサード。大きすぎてカメラに入りません!

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字の読めない信者の多かった中世には、彫刻のように一目見て分かる様に、キリストの生涯や聖書の場面を描き、宗教教育の目的を果たしていたそうです。
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横から。

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珍しく廊下にガラスがきちんとあります。

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入ってみましょう!

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176枚にも及ぶステンドグラスで有名な大聖堂だけに圧巻!
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マリア像の前に沢山のローソクがあります。

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有名な北バラ窓 (1230年頃)

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よく見ると・・・

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1枚1枚聖書の違う場面のお話が丁寧に描かれています。

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フランスらしいステンドグラスですね。イギリスのウエストミンスター寺院等は全く違うスタイルで、もっと空白が多かった気がします。

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パリのサン・シャペルと同じスタイルでしょうか。

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【シャルトルブルー】と言われる美しい青で知られるそうです。

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大聖堂の右後ろに【シャルトル国際ステンドグラスセンター】があり、世界中から年間400人もの研修生が中世からのステンドグラスの技術を学びに来るそうです。その後、修復家などになるそうです。
詳しくはこちらよりどうぞ。

どの様な過程で作られるか分かりやすい説明がありました。

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少し暗いですが、左がオリジナル(アンテイーク)のガラス。右が色ガラスの状態。

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黒いインクで形やラインを描いていきます。

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正面ファッサード

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大聖堂のテイーポットがありました!

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大聖堂の後ろに素敵な公園と楽器博物館がひっそりと立っています。

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皆さまこんにちは。
昨日ロワールのお城巡り①をUpしたばかりですが、気がついたら今日再びロワールへ行き夕方にはチェロラファエルと&ガンバのパスカルとコンサートです。

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世界遺産認定のアンボワ‐ズ城の中からダ・ヴィンチの眠る1491年~1496年建設されたサン・ユベール教会が見えます。

なぜか昨日まで、明後日だと思って夕方ふと確認したら【明日】!!!
こんなことは日本では絶対にありませんが、危うく今朝の電車を見逃して寝ている所でした。
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【フランス王朝を象徴する【ゆりの紋章】がお城のあちこちに刻印されています。】

ということで、準備を整え昨日はパリなのに鉄火丼とカレーという日本に居る様なメニューを作り、大好物のらっきょうを食べて喜んでおりました。

が、

優雅なロワールに行くのに【お漬物】など食べていていいのかな?とちょっとミスマッチな気もしますが。

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勿論、パリのマルシェへ行って新鮮な旬なお野菜、フルーツを買うのも大好きですが、昨日は一目ぼれの【マグロ】があったので、日本でも半年以上食べていないな~なんて思いながら中トロの部分をそのままお魚屋さんが切ってくれたので、【中トロ丼が食べれるなんて】と感激していました。

失敬!

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よく見ると、アンボワ‐ズの街並みが見えます。昔の人達もこうして見ていたのでしょうか。

さて、題名の通り今起きたら目が腫れてます。モノモライ。
よくなりますね。

6月末にパリに来た週は3回もなり、とうとうコンサート当日も。そして眼鏡で舞台へ。(勿論嫌なのですが、パスカルに聞いたらしょうがないじゃない。と)

そして、今日も”それ”です。
いや~参りましたが、しょうがないですね。

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お城で育てられたメアリースチュアート。

今日1日眼鏡ちゃんで弾いてきます。
それでは、皆さんも良い週末をお過ごしください。

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【おまけ】
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迫力あるワンちゃんと飼い主さんがお城の絶景を眺めていました。

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ゴージャスなお散歩コースですね。

【何か文句あっか?】って・・感じですが。

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お城の周りにも数世紀前からの時計台などがあります。

アンボワーズ城へはパリから1泊で十分に行けますし、パリからレンタカーで3時間くらいで行けるようです。

世界遺産のアンボワ‐ズ城についてはここよりご覧下さい。
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アメリカからヨーロッパに移りかれこれ6年が過ぎます。

フランスは4年が終わり5年目に入りましたが、そんなに居たかな~というのが実感です。
いつまで経っても“慣れた”気にならないのが、このパリの町の特徴でしょうか。

以前にパリ在住の友達に言われましたが、パリは観光で来るのと実際に住むのは全然違うから覚悟しておいた方がいいよ。人生バラ色なんて感じではないから。と。

その時はへ~~~。
ぐらいにしか思わなかった。

が、住み始めたらなるほど~。
と思う不便なことも沢山あり、アメリカともオランダとも違う慣れない“フランス”という国を感じ始めました。

いまだに、パリの音楽界の中には入っていないのではないか?と思いながら仕事をしてるが、全てのコンサートは知人や人のつながりで来たもののみ。と言ってよいかも知れません。
この町は人を知らないと本当に何も起こらないです。

でも、東京でも考えてみるとやはり人つながりで信頼できる人にお任せをしたいと自然に思うのと同じでしょうか。
これは都会の特徴なのか分からないけれど、特に個人主義のフランス、パリという町、誇りと不必要な見栄も好きな香水を振りまいたパリジャン、パリジェンヌの集う街は独特の雰囲気、そして魅力があるのかもしれないですね。

外から来ると、その分からない“何か”がとても魅力的に見えるのかもしれない。
中に入ると、まるで洗濯機のうずの中に呑まれたように?その魅力を見失っていることもあるかも?!

でも、やはりルーブルやセーヌ川、ノートルダムの景色を見ると、ここはやっぱりパリだ・・・と感じずにはいられない魅力があります。

さっき、ふとヨーロッパの便利さ。と思ったのは、まるで県境のように国境を超えて隣の国に気軽に行けること。

南フランスのピレネー山脈の方へはTGVで6時間くらいかかるけれど、東に同じ時間電車を乗れば、ベルギールクセンブルグ、と超えてすでにドイツに行けてしまう。飛行機なら1時間。

ヨーロッパ内はせいぜい飛行機でも1,2時間の旅しか経験している人がいないから、日本まで12時間・・・と聞くと、みんな想像できないらしいですが。

あえて言う不便とは、日本が遠い点でしょうか。
それでも昔と違って20時間もあればドアからドアまで着いてしまうのだから、なんと便利かと思う。
でも、やっぱり遠い。(笑)遠いです!

この3日間は、少し弱ってた為やっぱり日本食しか食べたいと思わない、がお惣菜なんて売っていない!
でも、自然食品屋さんなどに売っているおいしいお豆腐(ドイツからわざわざ運ばれてくる!)や、うどん、お茶漬けなんか食べてましたね。

パリにいるからといって、チーズにワインにフォアグラに・・・なんていうのは結構少ないです。フォアグラとカモはあるときからなぜか消化できなくなってしまい、お土産に買うくらいでしょうか。

でも、さすがに焼き立てのバゲットの香ばしい匂いがパン屋さんからぷ~~んと香ると買わずにはいられないです。そんな中はもちちで外はカリカリのバゲットは家に着くまでも待ち遠しいくらいおいしいです。
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フランス人にとってのバゲット=日本人のごはんではないかと思います。日本にもフランスのパン屋さんのPAULというチェーン店が何件もできたようですが、バゲットを買ったら紙袋+ビニール袋に入れてくれて、おお!さすが日本!と思いましたが、パリのPAULではそんな丁寧に包んでくれません。(笑)

パリでは1駅に3,4軒はパン屋さんはあります。そして、みんな近所のパン屋さんでもあそこのバゲットが焼き過ぎなくていい。とか、ふっくら加減がいい。とか“お気に入り”があり、買うときにもBien cuit"(よく焼けた)とか好みを伝えて選んでもらったりしてます。

きっとそれは、日本人のごはんをちょっと固めに、とかちょっと柔らかめ、ふっくらしてる方がいい・・とかと同じでは!?と思いますが、面白いですね。

さて、日本に帰ったら何を食べようかな~と楽しみです。
その前にもう1つ今週末にコンサートがありますが、子供の為のコンサートで4000人のホールが一杯になる方がビックリ!してしまうのですが。

今日も早めにゆっくり休んで備えます。体力が基本ですね。
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カストレ市を2,3時間見た後、ゆっくりとコンサートの疲れを取る為に1泊ホテルCastelletという素晴らしい所に行ってきました。南仏に行かれる機会のある方にはおススメスポットです。
サイトはこちらから。

コンサートのあったボセー市からやはり車で10分ほど山の方に行っただけなのですが、本当にゆったりとした時間と高原ならではの透きとおった空気と自然に癒されました。

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フランスに数多くあるシャトーホテルに登録されていますが、パリ市内や近郊の町のシャトーホテルに比べて、やはり南のせいか気さくな、気取り過ぎていない雰囲気がいいなと思いました。

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朝はこのバルコニーで好きなもの取ってビュッフェの朝食です。

向こうに見えるテントでカフェを飲んだり、煙草を吸ったり、お友達とお話したり・・・優雅ですね。

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朝食を食べたらやっぱりお腹一杯!ということで、お散歩。周りは松の木が沢山あり、そのままゴルフコースや離れのVillaにつながっています。

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きれいな空気の中でゆったりと泳ぎ、肩をほぐすのに最高!空に写ってる蚊みたいなのは自家用ヘリコプターです。常連の人たちは、隣の車のサーキットのレースを見に自分のヘリコプターで一っとびして、このホテルに宿泊するそうです。そんなライフスタイルがあるのですね!
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中のカフェ

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グランドピアノもありました。YAMAHAでした!

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このホテルには星付きレストランがありますが、行った日は月曜日なのでお休み。もう少し気軽なメニューの日で、ちょうど良かったです。フランス料理の星付きは高級であればあるほど、素材も希少価値の高いものになります。

フォアグラ、トリュフ、オマール海老・・などなど。そして、珍味の臓物系など。フランス人は何でも食べてしまいますねえ。(勝手な印象)

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前菜の冷製スープ、ガスパッチョ。こくのあるスープとシャリシャリとしてサイコロのような小さなお野菜の食感が何ともおいしかったですね。お皿の上の赤い●は赤ピーマンのソース。


あいにく臓物系が食べれない私には、レバーや公牛の胸線・・・など謎めいたものを知らずに食べてしまうことになりかねないので(失敗経験あり・・・)、気軽なメニューの方が安心して食べれる気もしますが、これは素人ですね!(苦笑)

フランス料理はオペラを見に行くように、事前に勉強していかないとメニューが複雑で分かりにくい・・・ので、メニューを開くと、牛の・・・何とか風の・・・何とかソース・・・!?!? でも、周りを見るとそんなことを聞けるような雰囲気でなく、ガルソンとソムリエに一挙手一投足を見られているような・・・緊張感があったりするので、ましてや何を頼むのか謎!?なんて、低レベルですね。(苦笑)

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カラマーリ(いか)のガーリックとバターで炒めたものが生野菜の上にパラパラと乗ったメイン。お野菜もおいしくて脂っこくなくて◎!

前に、チキンはありませんか?とかなり恥ずかしかったのですが、カモ肉などが食べれなかったので聞いたら、On ne sert pas le Poulet! (チキンなんて(安いものは)、ここでは御出ししません!)とすごいお高い感じで言われて大変な思いをしました。まるで田舎者ですね。


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デザート:ババのピーチ風味。ババとはスパンジケーキに洋酒のかかったデザートですが、これはピーチのソースと薄い飾りのチョコ、ほおずき(!!)ものっていて、回りにはまだ泡立っている軽い生クリームがふわっとかかっていました。これも◎!!

ということで、前置きが長くなりましたが、今回はもう宿泊に夕食のプランが入ったものだったので決まっていて、オーソドックスだけれど美味しいもので楽しめました。

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こんな雰囲気の外のテラスで夕日の頃(夜9時くらい)から食べ始め、暗くなっておしゃべりしながら2、3時間・・・というフランスのご飯。

素材がリッチなので時間を空けて出してもらって、お腹にはちょうど良い感じです。
フランス人は家族や友人といつまでも、お喋りをしながら食べたりワインを飲むのが本当に好きですね。
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エクス・アン・プロヴァンスはパリから高速電車TGVで3時間で到着します。
パリーアヴィニヨンーエクスーマルセイユ という順番で停車しますが、マルセイユまで行けばもう大西洋が広がり海の眺めを楽しめます。

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エクスの街の中心にあるシャルル・ド・ゴール広場。パリでは空港の名前と思い出しますが、ここは色々なバスが発着する広場です。

エクス(以下省略、フランス人もエクスと呼んでます)は偉大な画家であるセザンヌや文豪エミール・ゾラにゆかりのある土地としても有名だそうです。

私も、そういえば昔ガイドブックにセザンヌのアトリエがあると読んだ気が・・・・ということで、午前中のリハーサルと午後2時からのコンサートの合間に行ってみたのですが、あいにく冬季はお昼2時間がお休みということで中は見れませんでした。

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ミラボー通り、今はクリスマスの市場が20件くらい並んでいます

しかし、エクスの目貫通りのミラボー通りにはセザンヌや仲間がよく集まった有名なカフェがありますが、そこから北方向にどんどんと上がっていきます。ちょうど、市庁舎や15世紀から建てられたカテドラルなどが今でも残っていますが古い地区(Vieile Ville)を通って20分くらい歩いたでしょうか。

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道の途中にセザンヌのアトリエ(かつての住いで今は美術館になっている)までの道順が彼の自画像の絵と共に記されています

かなり高台になって、ふと振り返るとエクスの素晴らしい自然が一望できます。また、遠くにセザンヌがよく描いた有名な山が見えます。きっと、セザンヌの生きていた100年ほど前は、もっと建物が少なくて自然がまだまだ残っていたのではないでしょうか。

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セザンヌのアトリエ。お昼休みで閉まっていますが夏はずっと見学できます

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アトリエ入り口

もし、南仏にいらっしゃる機会が今後ある方で絵画に興味があれば、こういったプライベートなアトリエを訪ねるのは、まるで画家の家に遊びに行くみたいで楽しいですね。

エクスの続きはまた次回
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先週末からヨーロッパは本格的な寒さになり、日中は9度で手袋・ダウンのコートにブーツという防寒着も必要なくらいです。

こちらは石造りの建物も多いせいか、足元から冷え込み秋から突然冬が来た!感じです。

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さて、この週末はフランスのチェンバロ協会が企画したオリジナルのチェンバロを見るツアーに参加してきました。

場所はアルザス地方のコルマールという可愛らしい古都です。
コルマールは823年に神聖ローマ帝国自由都市として認められた歴史のある街です。
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16世紀に建てられたアルザス建築様式のプフィスタの家。

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そのすぐ裏にある14世紀に建てられたSt-Martin教会。

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St-Martin教会の祭壇。日曜日お昼にはコンサートが行われていました。

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St-Martin教会のオルガン。


コルマールの博物館には1624年にアントワープの名チェンバロ製作者、ヨハネス・ルッカース(Joannes Ruckers:1578-1642年)により作られた、大変有名なチェンバロが保管されています。

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Joannes Ruckers 1624年

私のチェンバロもこのコルマールのコピーなので、実際にモデルとなった本物のチェンバロの*音*は絶対に知りたいと思っていたので、待ちに待った機会です。

パリよりTGVで3時間ほどのコルマールはドイツとフランスの国境にある為、数回に渡りドイツーフランスードイツーフランスと侵略された複雑な歴史を持っている為、両国の雰囲気が混ざり合った町並みが、独特の魅力をかもし出しています。
 
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ワイン屋さんのショーウインドウに映る、St-Martin教会。

アルザス地方というとワインが有名ですが、アルザス地方の食事もフランスというよりは、ドイツ風なお肉とじゃがいも等のお料理が有名です。

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早速、アルザス風のレストランへ。

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アルザスの白ワイン:リシュリングをアペリテイフに飲み、じっくりと火を通したシチューを食べながら、冷え切った体を暖めた後、美術館にあるルッカースチェンバロによるフランソワ・ランジュレさんのコンサートを聞きに行きました。

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Concert of Francoise Lengelee by Joannes Ruckers
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ヴェルサイユ宮殿の正門。300年前は限られた王族・貴族のみが出入りできた、太陽王の宮殿。

革命前のヴェルサイユの領地は7800ヘクタール、現在のパリ市の大きさでした。現在は800ヘクタールになりましたが、当時は王様の趣味であった狩ができる広大な領地を所有していました。

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その領地内のプティ・トリアノンは1761年のルイ15世時代にガブリエルが設計しました。


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今でも、当時の様に白鳥や鴨などの動物がいる。

ルイ16世はマリー・アントワネットに

「花の好きなあなたに、花束を贈りましょう」

(Vous aimez les fleurs,eh bien ! j`ai un bouquet a vous offrir,c`est le Petit Trianon.)

と言ってプレゼントしたそうです。

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この愛の神殿(le temple de l`Amour)では、アントワネットがパーティーをしていたそうです。

また、ヴェルサイユ宮殿内にある大運河は1668年庭師ルノートルが設計しました。
表面面積23ヘクタール、周囲6kmの大きなもので、ルイ14世時代にはゴンドラを浮かべました。

ルイ14世の為に3日3晩続いたパーティーでは、ゴンドラに王族や貴族が乗り、宮廷音楽家もゴンドラに乗り演奏していた絵が今でも残っています。特別な仕掛けの花火も設置され、それは想像を絶する祝典だったようです。
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この当時、ヴェルサイユ宮殿に居た優れた宮廷音楽家達が、多くの美しいチェンバロ曲、器楽曲、室内楽曲、ミサなどを残しました。

今でもパリでは、その当時の作曲家によるオペラやコンサートが絶えず演奏されています。

そんな歴史を持つヴェルサイユが今も堂々とパリより電車で30分ほどの郊外に佇んでいます。興味のある方はこちら


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フランスには個人のシャトーが何千個もあるようです。

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その中には、勿論由緒あるルイ王朝と関りのある、ヴェルサイユやフォンテーヌブロー宮殿もあります。

フランスはシャトーホテルが素晴らしい!!と以前より聞いていたので、フォンテーヌブローから車で15分、パリから1時間ほどのChateaux de Bourronという所に滞在してきました。

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お部屋から正面のお庭が眺めれます。日も暮れると辺りは真っ暗で、大自然の中の静寂に包まれます。

お庭は何万ヘクタールとあるようで、シャトーには持ち主のご夫妻がごく普通に暮らしていらっしゃいます。可愛い2人のお子さんもお庭を自由に遊び回っていました。

インテリアも1部屋ずつ違って、とても素敵な雰囲気です。

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このシャトーの横には、ミシュランで既に賞を取ったシェフのレストランがあり、夜のディナーは前菜からデザートまで6品も出てきて、きれいな盛り付けや雰囲気、味、ワインも素晴らしかったです。

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パリにいらっしゃる方は、このようなシャトーホテルに1泊するだけでも日ごろの忙しさから逃れて、大自然の中でゆったりと過ごせます。


d0070113_9254636.gifご興味のある方はシャトーブロンのサイトへ 

http://www.bourron.fr/eng/index.htm


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シャトーでの自家製ジャムとの朝食。シャトーに住む旦那さんが自ら用意してくれて、お喋りなどもしながら気さくな雰囲気です。

コーヒーカップのシャトーの正面階段のデザインは、お友達が描いてくださったものだとか!

このシャトーは、代々女の子に受け継がれて奥様が継いだようですが、お二人のお子さんのどちらが継ぐかな?!なんてお話しも!

電車とTaxiでも行けますが、運転のできる方はパリかフォンテーヌブローでレンタカーをすると、近辺の有名なシャトーめぐりもできて、素敵な時間が過ごせます。

また、有名な画家ミレーなどのバルビゾン派と言われる画家の村、バルビゾンも近くです。シャトーそして画家の町をゆったり巡るのもいいですね。

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