平井千絵さんのリサイタル

パリはすっかり秋模様で、グレーの空が続いています。

さて、今日は私の親しい友人で、オランダ在住の大変素晴らしいフォルテピアニストの平井千絵さんのコンサートのお知らせです。

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平井千絵 ソロ・リサイタル
シリーズ “ウィーンのピアノに魅せられた作曲家たち” の第一回

10月17日(水)めぐろパーシモンホール小ホール
19時開演(18時30分開場)
 

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平井さんとは桐朋の音大・高校の1つ上の先輩なのですが、さらに遡ると桐朋の子供のための音楽教室でもずっと一緒の道を歩んできた(!)というかれこれ10年以上の付き合いの素敵な音楽家です。

平井千絵さんのオフィシャルホームページはこちら。

そして、オランダの日記はこちら。*オランダ フォルテピアノだより


私がアムステルダム音楽院に居た時も、平井さんはフォルテピアノに留まらずにチェンバロも勉強してマルチで聡明な、でも普段はとても素朴な人柄です。

もともと私も平井さんもピアノ科でしたが、卒業の頃からお互いに古楽器に魅せられ、平井さんはフォルテピアノという現代のピアノの前身である楽器に、そして私はそのフォルテピアノよりも前の鍵盤楽器であるチェンバロへと興味をそそられて行ったのでした。


チェンバロが盛んだったのは1750年頃までですが、それ以降は*弦をはじく*チェンバロの構造から*叩いて強弱を表現できるフォルテピアノ*が盛んになります。

モーツァルトやベートーベン、そしてショパンなどが愛用したフォルテピアノの音色やタッチは、現代の黒いピアノのタッチとは全く違い、もっとまろやかな音色です。

何とも、愛らしい魅力的な音色に包まれます。丹精込められ職人の耳と手によって製作されていたので、1台1台がまるで人間のように表情や性格を持ち、音色も異なります。

平井さんはフォルテピアノに興味を持ちオランダに留学されてから研鑽を積み、今では日本を代表するフォルテピアニストとして活躍しています。

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オランダを始め、フランスやヨーロッパ各地のコンサートや音楽祭でも活躍していますが、日本でもバロック・チェリスト鈴木 秀美さんとのDUO活動を始め、リリースしたばかりのCDは、平成18年度文化庁 芸術祭 【優秀賞】 「レコード芸術」誌 【特選盤】として選ばれ、大変注目されている話題の音楽家です。

今月の*音楽の友*にも10月17日目黒パーシモーホールでのリサイタルの詳細が取り上げられました。興味のある方はこちらへ


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平井さんと鈴木さんのコンサートに私も9月の帰国の際に聞かせて頂きましたが、さすが!と圧巻されてしまいました。

彼女の愛用している素晴らしいフォルテピアノ・ローゼンベルガーの奏でるやさしい音色と共に素晴らしい時間となるでしょう。

お時間のある方は是非お出かけくださませ。
チケットご希望の方は office@chiehirai.comへご連絡ください。

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