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プロヴァンスのオルガン/L`orugue a Provence

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外は、いつも、いつもからっとした青空!!!!***

プロヴァンスには、18世紀初頭にフランス音楽のために作られた、とても有名なオルガンがあり、それを見に行き、また弾かせて貰う機会があった。

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オルガンは、鍵盤が4段ほどもあり、使うストッパーによって、色々な音色を楽しむことができ、鍵盤のタッチも、ストッパーの組み合わせによっては、かなり重くなり、音がパイプを伝わって、教会一杯に響くダイナミックさに、感激する。

昔から、祈りの時間と共に音楽が常に共存し、優れた教会オルガニストや、音楽監督がせっせと毎週のミサのために、作曲したお陰で、今も多くの名曲が残されている。
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未だに、何回かの修復を経て、演奏され続けている、オルガンはヨーロッパ中に多い。それらは、1つ1つ違った音色、タッチ、魅力がある。
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古くからその楽器を演奏してきた音楽家、その音に耳を傾けていた村の人達のことを考えると、一体どれだけの人が、このオルガンを数百年の間に聴いてきたのだろうかと考えると、歴史の貴重さを感じる。

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ちょうど、その日はちょうど、結婚式の準備の最中で、プロヴァンス地方の民族衣装を来た人たちも新郎新婦の後に入場し、地方ならではの暖かさを感じさせた。

余談だが、結婚式を結局、オルガンのある、上のバルコニーから見学していたのだが、新郎が、緊張し過ぎたのか、間違えて*あなたは、私の夫になってくれますか?*と新婦さんに言ってしまうという、ハプニングもあり、参列者の輪も動揺し、一緒に見ていた友達と、思わず、苦笑してしまった。

フランス語では、新郎の発音は、(エプー)そして、新婦は、女性名詞なので、最後にeが付き、(エプーズ)となるので、紛らわしいことも分かるのだが、それにしても、そんな間違いが実際に起きてしまうとは!!

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この教会の横にある、11世紀からの修道院の一部は、今ではホテルがあり、結婚式会場としても使われている。素敵な、回廊でのレストラン。