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行ってきます!/en Suisse

皆様こんにちは。
今日のパリは秋晴れで、そんなに寒くありません。

さて、いよいよです!
数時間後にパリのGare de LyonからLausanneまで4時間、乗り換えて1時間でスイスのNeuchatelに到着です。

到着してすぐにホテルへ行き、博物館へ行き今夜はオリジナルのルッカースで練習させて貰います。
タッチは弾きやすかったのを覚えていますが、さすがにGoldbergの交差など色々あるのでゆっくり試して楽器に慣れます。

明日の夜から3日間にわたって30の変奏曲を録音。一体何時まで体が持つか分かりませんが、集中、短時間でできればベストです。

バッハがチェンバロの魅力を最大限に表現できる30の変奏曲をせっかく書いてくれたので、愛情を持って弾いてきます。

調律してくれるDavid Leyはスコット・ロス、曽根麻矢子さん(2回)と3回ゴルドベルクの録音に立ち会っているので『これで4回目だよ!』なんて軽く言ってましたが、素晴らしいベテランの方なので、安心してお任せできます。

エンジニアのフランス人女性もとても感じよく、テキパキと指示を出してくれるので大丈夫でしょう。

ということで、立ち会いは私含めてたったの3人。
録音が18時~深夜なので夜ごはんはどうしよう?

という大きな疑問ですが、こういう時こそ日本のお弁当やおにぎりがあったら~~と思うばかりです。
取りあえず、チンする佐藤のごはんを持っていきます。(苦笑)どこまで日本人なのか。

これから、納豆ご飯&お味噌汁を食べて出発。
13年の海外生活を続けて、どんどん和食派になっていきますね。おばちゃん化しているのでしょうか。

ジャケットに使う写真も写真家がわざわざ来れないので、アマチュアですが、100枚くらいバリバリ私が取ってきて、どうにか数枚使える写真が取れれば良いのですが。

パリーノイシャテルは東京ー広島くらいで電車TGVで行けます。飛ばなくてよいのは楽ですが、国境を超えるので、カメラマンを呼ぶと、機材の申請や関税などかかるらしく、面倒なようでポートレート写真は11月にパリで撮ることになりました。

ということで、行ってきます。
さてはて、どうなることやら。

等身大の自分で今のままの自分で良いと思いますし、それ以上も以下もできませんね。
また、数十年たったおばあちゃんになった頃にこの演奏を聞くと

『まだまだ 青い!』と思うに違いありませんが、1つの記録として残すのも良いかと思います。

それでは、ルッカースさんに色々教えて貰ってきます。
楽器は何よりもの素晴らしい財産&先生ですね。