IE9ピン留め
こんばんは。
ふと今調べたら直線上だと東京ーパリは9709kmだそうです。
1000kmくらい?なんて感覚で言っていましたが、その9倍。

飛行時間が13時間ー14時間(行き帰り風によって早かったりしますが)=1時間に約700km弱移動していることになります。

それも凄いですね。

高齢のバッハが、晩年に次男のC.P.E Bachに会いにポツダム(サンスーシー宮殿)へ行った時も、可愛いく一番優秀に育った作曲家カールに会いに、遥々大変だったでしょう。馬車で数日かかったのではないでしょうか。

Mozartは子供のころから神童としてヴァイオリンの名教師のもと、各国の宮廷で御前演奏をしてマリーアントワネットに”僕のお妃になってくれる?”と言ったというチャーミングな話は有名ですが、長旅中にも練習できるように、小型のWalther製のフォルテピアノをイギリスのFintchcochsコレクションで見た時に、そんな小型モデルが存在するとは知りませんでした。

以前にもフィンチコックスの記事に掲載しましたが、こちらが旅行用ピアノ

これはUpにしていますが、小学生の椅子みたいな高さの楽器です。後ろの曲線はEradのグランドピアノ(Debussy、Ravel時代)の大きなサイズなので小ささが何となく分かるでしょうか。
Anton Walter und Sohn circa 1800

初期ウイーン式のフォルテピアノはこちらです。上の旅行用のミニチュア版の小ささが分かるでしょうか。

これは、素晴らしい名器のRosenbergerです。

5オクターブ(チェンバロ、一番初めのMozart時代のフォルテピアノの音域)=HaydnのソナタやC.P.E.BachやMozart初期の作品

5オクターブ半=Mozartのソナタは勿論、ベートーベンの32曲のピアノソナタの中で【テンペスト】までの中期は5オクターブ半で弾けますが、その後の後記ソナタは音が足りません。

6オクターブはメンデルスゾーンなども弾けてかなり広いレパートリーが弾けるようになります。

Rosenberger, Michael circa 1800

ピアニストとフォルテピアニスト(古いピアノを専門とする)の大きな違いは、ピアニストは今の黒いピアノを1台持っていれば良いけど、フォルテピアニストは極めれば極めるほど、5オクターブ1台、後期6オクターブ1台、そして楽器と良い出会いがあればショパンの愛したPleyleかドビュッシー、ラヴェル、サテイなどが愛用したErardも欲しい・・・となり、家の中に所狭しと楽器が並んでいる点でしょうか。

チェンバリストもフランス式のチェンバロ、イタリア式、フランダース式、ドイツ式と構造や音色、時代によって変化しているので、楽器を買う時に一番自分が弾きたいレパートリーに合った楽器を選ぶことが多いです。1台オールマイテイーなチェンバロがあれば、その後は、もう少し【おたく】な17世紀後期のフランス音楽を弾くためだけにもう1台揃えたり、家の中が博物館状態のチェンバリストも多々いますね。

これは、パッション以外の何物でもないと思います。
でも、実際音を追求すればするほど、作曲家の世界に近ずこうとすればするほど、そういう要求にかられるのではないでしょうか。私は、もうちょっとその【おたく度】がないのですが。

話が相変わらず飛びました!(いつもの事ですが失敬!)

なぜ距離のことを感じたかというと、今日は3月末~パリでリハーサル後にCaenカーンの(オペラ座)で演奏するはずだったオペラが実は【現代曲だったと発覚】

そして、10分前にも2日前に終わったMontage(編集)を全て打ったExlsファイルを送ったメールがエンジニアに到着していなかったと判明。が~~ん。てっきり作業中だと思って待っていましたが。

ということで、メールで便利になったとは言え、電話や実際にミーテイングできれば隣で指をさせば一目瞭然の内容が、見落とされて居たりするわけです。

ということで、やっぱり近いようで遠い?と感じましたね。
でも、逆にパリという街は不思議で10分の所に住んでいる友達でもお互いに忙しかったりすると、ついつい数か月会わないこともあれば、会う友達とは遠くてもしょっちゅう会う、そんな気まぐれな街ですね。個々が独立しているからでしょうか。

それを【放っておいてくれる優しさ】と表現するか、【個人主義】というかは別ですが、都会ならではなのか、パリならではなのか・・・

この2週間ほど東京コンサートの企画をオーガナイザーと連絡し合っていますが、そのきちんと明確な対応と言い、今回のフランスのオケのいい加減さと言い…対照的です。

日本語だとやはり自分の理解度も100%、伝えるのも細かいニュアンスが可能なので、スムースですが、やはり私のヘンテコフランス語では私の理解力も浅いのでしょうね。

なので、確認に確認、分からなければとにかく聞く!何も対応してくれなければ、また聞く。
と誰も助けてくれないので聞くしかないです。

ということで、4月末に東京でコンサートの開催が決定しそうなので、その準備、曲目を決めるのに今日はスカルラッテイ、クープラン、バッハなど色々弾いて曲選び。

現代オペラの譜読み、練習の時間は全くないな・・・と思っている間にチェンバロの譜面がやっと出版社より出来上がったということで、送られてきました。現代作曲家の委嘱作品というのは、ギリギリまで作曲していて間に合わない~~という感じの事が多いので、今回も私がパリに居た11月にはまだ楽譜がない!という状態でした。

歌のソロは引く手尼手の超売れっ子のカウンターテナーPhilippe Jarousskyですが、彼がこんな現代曲を歌うこともかなり不思議。今回の仕事は他の現代曲のスペシャリストにお願いすることにしました。

4月始めはパリのアテネ・プラザホテルで100席限定★ミシュランのレストランのお食事と共にコンサートという企画があるのですが、何とオーガナイザーがその日は~プラザ・アテネに泊まってください~という暖かいお言葉!

まあ、何と!こんな素敵な企画は一生に1回?みたいな。シンデレラ気分ですね。
翌日は、掃除婦みたいな?いやいやマッチ売りの少女?

それから帰国して2週間弱で東京のコンサート予定なので、2-3月に練習しないとやばいのでは?
ということで、日程も色々変動中。

でも、コンサートという目標ができると、やはりそれに向けて練習も心も集中するのであと【3か月しかないな…】と思うのですが、パリに居たら引き受けるか?と自問自答すると、3日後の本番でも引き受けられることはしていたので、自分に人参をぶる下げて練習に励みたいと思います。

CDの編集も山場を越えたので、新たな目標へ向けてスタートです。
ぐお~~~!!っと叫びたい気分ですね。(笑)
すみません。夜中の1時に。今回録音したルッカースのチェンバロに描かれているLa Fontaine(ラ・フォンテーヌのおとぎ話にもライオンが叫んでいますね!)




本日5時~夜中1時まで8時間掛かって、再度1回目と2回目の録音編集を聞き比べ、全てexlsファイルにタイプし、パリのエンジニアに送ったところです。

ま・る・で、

1000枚のジグソーパズルを組み合わせて居る様な・・・気分で、すでに2日前に32曲選択やはり8時間くらいかかって選択し終えていたにも関わらず、今日改めて聞いてみると



あれ?

ここはどうなの?


と出てくる、出てくる。年末の大掃除みたいです。

多分、【誰もそんなの気にしないでしょ】

という感じですが、寝不足の日々が続いております。

取りあえず、終わってほっと一息。

昨日は、CDジャケットの文字、校訂の最終チェック中にふとした疑問が・・・
苗字=Family Nameって大文字、小文字?

ということで、曲目解説を書いてくれたY子ちゃんにメールで聞くと、5分後に返信。

フランス語では、Kay Ueyama も Kay UEYAMA も見ると。

でも英語=Kay Ueyama.
すでに、他のアメリカ人の音楽学&チェンバリストの友人からもプロフィールの英文チェックで全て師事した先生の苗字は SYKES でなく Sykes の様に書くようにと。

念のため、その友達=7か国語べらべらなので、メールで聞くと15分後くらいにニューヨークからメール。あれ?普段はパリに居るのにN.Yなの?と。

英語は Ueyama。やはりフランス語はどちらでも良いけど、私の様に外人の名前はフランス人にとってどちらが苗字=植山 か分かりやすい様に UEYAMA と書いた方がBetter?という返事。

なるほど。

でも、CDジャケットのデザインを見ると英語とフランス語のプロフィールが同じページ=違うとちょっとおかしい・・・

ので結局 Ueyama の英語式に統一・・・などなど。これをチェックするのに東京ーパリーN.Yでメールがぴゅ~ぴゅ~飛んでました。

このメールのお蔭で友達が今N.Yに居るという事が分かり、その後N.Y在住の超グルメの従妹に美味しい日本食レストランを紹介して頂き、ら~めん、おばんざい、ミシュランの寿司から創作料理まで
Bon resto(おいしいレストラン)
を教えて貰い、友達も大喜び。N.Yは日本、パリ顔負けのグルメのお店が沢山あるんですね。



そして、最後に気になったのが日本語のプロフィール、1文ちょっと謎?と思い、
念のため”日本語のプロ!”の先ほどのY子ちゃんに申しわかないのだけど・・・と聞いてみると、他の文章もちょっと謎?ではというお返事。

ふふふ。

実は、日本語   相当怪しいらしい・・・

ということで5分後にはババババッと!批評を書かれる方の素晴らしい日本語でプロフィールが大変身!さすがです!

もともと、このブログでメッセージを頂きパリでお会いした素敵なチェンバリストであり音楽学を一生懸命パリでなさっているということで、助けて頂き本当にこのご縁に感謝!

その訂正箇所をまたWordでタイプしてパリのデザイン担当Kちゃんへ送り、寝て起きたら

"Okで~す!”というお返事。

文字は、見えるからまだ良いのですが、音は見えない。写真の様に比べられない。
自分の耳と印象だけが頼り。

あまり記憶のよろしくない(もうアルツハイマー?)を思う位・・・私なので、これは聞いて聞いて聞くしかない。すると不思議に耳の中で覚え比べ・・・という感じ。

音編集はまだまだですね。でも、やっと1000個のバラバラのパズルが32曲x繰り返し=60個くらいのピースになってきました。ちょっと途方にくれていましたが、何となく全体がイメージでき始めた…という感じです。

今度はそれをどう融合していくか、曲と曲の間は最も大事とも言えますね。

なんて分かったようなこと書いて、実は何もわかっておりませんので、こんなに堂々巡りなのですが、いつもドブに落ちて学ぶタイプですので・・・

最近は、この編集の気晴らしに夜に急にケーキを焼いたり、昨日は”さつまいも”のおこわや海藻サラダ、パンを焼いたりして、益々【でぶりんの道まっしぐら!】

ということで、本日1年のジム会員になってきました!取りあえず、プールとジャグジーでプカプカ浮いて来ます。(以前アメリカのジムで友達を連れて行ったら、けいちゃんそれ泳いでないよ。浮いてるだけ・・・と言われましたが、本人はリラックス&泳いでいるつもり)

では、おやすみなさい。(昔遊びに行ったお宅のおばあちゃまに”お休みあそばせ~~”と品よく言われた小3の私は、

”一体こんなに暗い夜にどこに遊びにいくの?”と ???が一杯でしたが、聞ける雰囲気でなく、自宅へ戻り母に聞いたら大笑いされました。

それでは、皆様”おやすみあそばせ~~”って?(笑)
Felice Suenos
寒い日が続いていますが、皆様お体は大丈夫ですか。


右上に雪に埋もれた寒そうなブロッコリーとネギが!

さて、ここ数日フランスのレコード会社Integral ClassicのDirectorからの紹介で日本で今まで仕事をしてきた方々や10月に企画している2日間に渡るこのレコード会社のフランス人音楽家を呼んで企画するフェステイヴァルの打ち合わせなどに行ってきました。

今まで、Directorと私とメールで毎日の様にCD制作の内容、発売記念コンサートの日程、パリコンサートのチェンバロは誰が借りるの?4月に日本でコンサートを企画する上でレコード会社がサポートしてくれるのか、などなど・・・
決めることが山の様にあります。

彼と今まで仕事をしてきた音楽家の方(偶然同じ大学の先輩でフランスへ留学なさり、日本の大学で教便を取っていらっしゃり、何枚もCD発売をなさっている方)や、日本のレコード会社代理店の事に詳しい方、ホールのオーガナイザーの方等が集まり、色々なお話を聞かせて頂きました。

知らないことが沢山で、”目から鱗”。

正直に浦島花子状態なので・・・と言って色々なアドヴァイスを頂きました。

例えば国内CDデビューというのは、まず100枚くらい批評家にCDを送り、批評が”レコード芸術”に載って初めて”デビューした”という事になるようで、そんな事はフランスのレコード会社から何の説明も受けず、全く知りませんでした。

そういう細かい内容、日本には日本のルールがあるという事なども含め、フランスのDirectorにメールで毎日やり取りをすることになります。


話がそれましたが、CDの音編集はまだまだ。えんやこ~らさっさ!という感じ。

取りあえず、2回目の編集が終わり、1回目と2回目を聞き比べてどちらのヴァージョンが良いのか昨日1週間かかって聞き終わりました。
これを、分かりやすい様にExlsにタイプしてエンジニアにまた送ります。

いくつか本当に迷うテイクは結果的に私の選んだテイクもエンジニアの選んだテイクもほぼ同じなのですが、昨日は【究極の選択】がありました。

①音楽的流れが良いが、チェンバロの調律が狂っている・・・

②調律後で音は良いが、疲れた後に再度撮り直しなので、音楽的流れがあまりない。

非常に微妙・・・
1時間半くらいず~~っと右往左往聞いたり、では、狂っている音や小節だけ調律後のテイクと差し替えようか・・・でも、そうなるとほぼ3分の1は違うテイク、果たして2つのテイクが合うのだろうか・・・

決めきれずに後回しにしパリのエンジニアに”ず~っと聞いているけど分からない、どう思う?”とアドヴァイスを聞くと、

”私からすると明らかに①の方が音楽的。②は論外。
多少調律が狂っていても、音楽的に良い方を選ぶべきだと思うわ。でも、念のため気になる狂った音も教えて。後でどうにかしてみるから”

という内容。ほ~~。じゃあ、まあ。プロが言うのであれば。

ジャケットのデザインはほぼ完成しましたが、音の”Minute=分数”を記入しないといけないので、それは音編集が終わり、変奏曲と変奏曲の間の”静寂の間”も全て決めてから初めてわかる事なので、まだ2-3週間は無理そうです。

最終的には2月末に全て終えないと、3月末のパリのコンサートには間に合わないのですが、それまでにはどうにかなるでしょうか。

全然関係ないですが、今日お料理本に書いてあった発見!

Elephant Foot


さて、何でしょう?

蒟蒻の事なんですね。知りませんでした。

【象さんの足】と言っても、アメリカ人は知らない人の方が多いのでは?と思いますが。

まるで、ホットドックをカナダではそのまま 

Hot=Chaud(仏語の熱い) Dog=Chien(仏語の犬) → Hot Dog=Chien Chaud(熱い犬!)(ケベック仏語)

みたいですね。

余談ですが、子供の頃 Elephant と言えなくて、どうやら (エレパンツ!)と言っていたようです。
ゴキブリ→ゴクブリ
ドラエモン→ドラエモむ~~

また、TVでアメリカの”カーター元大統領”の話をしていた時に

か~~たん知ってる~~!”と母を指差していたそうです・・・・【将来が危うい子でしたね】


初めてチェンバロのルセに会った時に【Curriculum Vitae】=履歴書の仏語を言ってごらん!と言われ、

【カリキュルきゅる~~】と詰まってしまい大笑いされました。
日本人できちんと発音できる人に会ったことがないそうです。

その後もAluminium=アルミニウムや日本語やオランダ語など色々散歩しながら発音ごっこしてかなり可笑しかったです。彼は7-8か国語話すので、そりゃ~馬鹿にできるでしょうが、難しいですね。言語って。

くだらない話はここまでにして。


朝起きると、隣の竹林に朝日が差し込んでいました。



昨日は、卵4個、オーガニック全粒粉、小麦粉、スキムミルク、くるみ、りんご(生)にシナモン、バター、はちみつ、オレンジピールを入れてパンを焼いたら久しぶりにふっくらできました。

卵がポイントみたいです。焼き立ての時に食べたら卵の香りがふわ~っと漂ってきました。
これとカフェオレがあれば、もう幸せ!(とっても単純な性格です)



パリのマルシェで買った、蜂の巣がそのまま入っている蜂蜜。これは、絶品!

そういえば、この青空市場の蜂蜜屋さんのおじさんと話していたら、他にもプロポリスのBio紅茶(珍しい)、クリームなど100%ナチュラルなのでついつい買ってしまいましたが、おじさんは何とバロック音楽好きでした!

これは日本ではあり得ないよな・・・と思いながら嬉しく会話が弾んでしまいましたが、毎週オペラやバロック、Jazzを聞きに行くというので凄く詳しく、有名なバロックオケのコンサートマスターとお友達。と言ってました。

日本でお豆腐屋さんと話して【バロック好き】という事はないかもしれませんが、【長唄、歌舞伎、能が好き】という方はいらっしゃるかもしれませんね。

こういう所がパリで生活して今も音楽が市民の生活に浸透していると感じます。いいですね。

庭に咲いた寒椿


話が飛びましたが、帰国して何が一番恋しい?!
と言ったら、

【パンとカフェ】
日本の【ご飯に味噌汁】みたいな感じでしょうか。

こればっかりは、やっぱりパリは美味しい!
あの、外はカリカリして、中はふわ~っと広がるバゲット。どの駅にも3-4件パン屋があり、みんな自分の好みの焼き具合、もちもち具合をチェックしていて、お気に入りのパン屋に行っても
【焦げ目でお願い=bien cuit】
【そんなに焼けてないの=pas trop cuit】s`il vous plaitと言って買ってますね。

ドライフルーツ(レーズン、いちじく)やクルミのパンはぎっしり入っていてかなり食べごたえがあります。

でも、パリに居た時にふわふわの日本の【食パンやあんぱん】を売っているオペラ座周辺へ行くと、たまに”今日は特別~”という感じで美味しく&ありがたく食べたものです。人間欲張りですね!

結構パリに居ると珍しいのは日本の【ショートケーキ】ああいうふわふわのスポンジケーキより濃厚うなチョコレートケーキなどの方が多いでしょうか。帰国してオーブンで簡単に作れるのを知って大喜びしましたが、最近はあの味…と思うと再現したいと思い作るようになりました。

日本のパンのレシピは全部【お砂糖】が結構入っていますが、パリのパンはどちらかというと【サレ=塩っぽい】ですね。そして、塩入のバターを塗って食べると、焼き立てバゲットは1人で半分も食べてしまうほど止まらない!

ということで、帰国してほぼ3日に1会くらいはパンを焼いています。色々試して今回のはかなりヒットだったので嬉しくてパチリ。

4月に玄米食にして5キロ痩せたのに、5か月パリでパン&マカロン(Pierre Hermesが徒歩2分だったので)を今しか食べれん!と食べまくったら・・・5キロ増えて、帰国して日本食食べてさらに1キロ増え・・・デブリンの道を辿っております。

ただ今、玄米食に戻してますが、パン好きはやめられませんね。(汗)
今日は残り15変奏曲編集です。今日終わればあっぱれ!
今日も寒い日が続いていますが、快晴ですね。
ボストンも、毎年11月~3月までマイナス15度まで下がる凍てつく寒さでしたが、快晴とチャールズ川が見える景色は、心が晴れ晴れとする感じで、よくボストンーパリで一緒だった友人と、マイルド(あまり寒くない)だけどグレーなパリのお天気 VS 恐ろしく寒いけど快晴のボストンとどちらがいい?

と究極も選択を話したことが何回かありました。


日本は・・・その空間くらいで丁度良いでしょうか。

さて、もう10日ほど前になりますが親戚と一緒に温泉旅行へ行ってきました。


熱海の海。寒い中サーファーが数十人居て、相当好きなんだろうな・・・と。

お部屋に着くと、こんな素敵なお着物が迎えてくれます



ゆっくりお茶を頂き、内風呂へ入りました

檜のお風呂から日本庭園が見えます




お正月らしい素晴らしいお夕食でした。

お品書きだけで、びろびろ~~っと長くて、達筆・・・
お恥ずかしいですが、中には読めない魚?も居て、みんなでクイズ状態になっていました・・・

2段のお重を開けるとこんなに綺麗な器が!

透明なのに素晴らしい深みのあるだしでした。果たして日本料理のシェフになるには何年かかるのだろう?
こんな味は絶対に出せない・・・と一口一口美味しく味わいながら頂きました。

こんな新鮮なお刺身は久しぶりでした。

手で描かれた素晴らしい器と漆器。芸術品ですね。

88歳の祖母の手術が成功した快気祝いということで左に上品なお赤飯が用意されています。
美味しいお料理に話が弾み、長唄を長年やっているおばあちゃんに歌って~とみんなで盛り上げると・・・

何を歌おうか?と考えている祖母に何と急に50年前の記憶?で父が急に”勧進帳”を歌い始め、母も私も初めて聞いて口が開いたまま。
おばあちゃんが暗記していなかったので二人で歌って楽しそうでした。
というか、どっから出てくるの?という感じ。

私は、全く記憶力がだめなのですが、父はどうしてか英語の文法、フランス語の発音、ドイツ語のダルムシュタットの方言・・・など数十年昔の記憶がそのままインプットされていて、ドラエモンのポケットみたいに出てくるみたいです。

ので、勧進帳も中学の頃におばあちゃんが練習していた謡回しなどそのままメロデイーとして入っていたようです。そして、人前で全然上がらないタイプ。私は、やっぱり舞台でも緊張しますが。

長所はなぜか受け継がず・・
他のほっぺ赤い(中学校のあだ名:アンパンマン&おかめ納豆手足、胴体、首短い!!・・・というどうでも良い部分ばかり似ているんですけど・・・
子供は遺伝内容を選べないんでしょうかね!?

このお漬物とご飯だけでいいよね!と言ってしまったほど美味しかったバラエテイーに富んだお漬物の味。忘れられません。



あまりに品数が多くて、しばらく”とど”の様に胃がパンパンでしたが・・・
やっぱりまたお風呂!

そして、朝風呂。誰もいなかったのでパチリ。


露天風呂は新鮮な空気と共にポカポカと暖まれていいですね。
温泉に入るお猿さんの気分が分かるわ~~って!?



目の前に広がるのはこんな雄大な景色で四季おりおり紅葉などで変化するそうです。


【おまけ】


こんな看板が・・・これを書いた方、なかなかジョークのセンスがある?
それとも本当にこういう内容なんでしょうか。
さて、CDジャケットの文字はやっと昨日最終校訂をデザインしてくれているパリのKちゃんへ送りほっと一息。4-5時間ず~っと画面を見て、英語、フランス語、日本語の『点』の後の1文字のスペースがあるか、ないか、などなど。。。細かい作業を終えました。

やっと一息と思っていたら、

12月に1か月かかって聞いた350テイクから私の選んだテイクのゴルトベルク変奏曲の2回目の編集:Mentageがパリから送られて来ました。

果たして一体?!聞くのが怖い様な、楽しみな様な・・・
ざっと聞いた所、繋ぎ合せたとは全く信じられなくスムースな部分もあれば、違うテイクに変わった時にテンポが明らかに微妙に早くになったり、繰り返しの静寂の『間』が早すぎたり、遅すぎたり。
多分、私も初めての作業で始めは分け分からなかったのであっちもこっちも・・・と選んだものなどは、凄い事になってます!(苦笑)

勉強になったのは、音楽編集=料理の様なもの

素材が良ければ良いに越したことはありませんが、今回素材はレオンハルトに変えれるわけでなく『他に素材ないの?』と聞いても、ない物はない・・・あるもので料理するしかないわけです。

同じ素材を料理するにも2人のシェフが居れば、野菜の切り方、色彩感、どの野菜を組み合わせるか、油をどれくらい入れるか事なり、勿論仕上がるお料理の味も異なるわけです。

そして、ぐちゃぐちゃと謎の煮込み過ぎたシチューの様に音楽をこねくり回しても良い事はない!
みたいです。(笑)自然の流れが一番ですね。

バロック=いびつな真珠 とは良く言ったものだなと思いましたが、すでに自然に存在する真珠のいびつさが美しいとした時代ですね。

あまりに完璧を求めても自然の流れに勝る物はないですね。ライブ感や呼吸感というのは、何にも変え難いものではないでしょうか。

最終的に音にどれくらいの人口の響きを足すか=最後の塩加減で全体の印象がガラッと変わる可能性もあります。

エンジニアが選んだテイクの①ヴァージョン私の選んだテイクの②ヴァージョンを聞き比べると・・・

ほぼ似通った場合はかなり迷います。そういう時はあまり差がないかも知れませんね。
それでも、できるだけ音楽の流れがより自然な方を選びます・・・

逆に ”1個のトリルが気になる。ちょっと遅いかな?”そしてもう1つ聞くと微妙に早く勢いがある。
などなど・・・

全てメモしてトータルでどちらが良いか・・・
ベースは①ヴァージョンだけどトリルは②ヴァージョンを使いたい。

または、明らかにアーテイキュレーションが②ヴァージョンの方が納得いく。

テンポが本当に髪の毛一本位の違いだけれどちょっと遅くなる・・・
多分、他人が聞いたら『どう~~~でもいいでしょ~~~~!』
という事かもしれませんが、そこまで突き詰めます。

12月は1変奏曲(2-4分)につきテイク選びに3-4時間かかったのに比べたら、4時間で8曲チェックできたので、8倍早いので今週末までに全て聞いてメモし、またパリのエンジニアに送り最終チェック。

それでも、散々自分で聞くだけ聞いたので、実際に編集してできあがった自分のヴァージョンとエンジニアのヴァージョンを聞き比べると、明らかに納得いく物と、やはり経験のなさからちぐはぐの物とあること。

ふと頭をよぎったのは、もしかしたらスタイリストさんが『こんなお洋服はあなたに合うと思いますよ』と言われて、自分でしっくり来なくても、周りの人が見たら『似合う』と言われるかもしれません。

自分の知らない可能性をエンジニアが引き出してくれるかもしれないということです。
または、客観視した判断の方が良いかも知れません。

でも勿論彼女の趣味も入るわけで、どこまで演奏家の趣味=主張が尊重されるかというバランスになりますね。

なので、今回はたった一人で納得いくまで聞いて全て決断しています。良い勉強ですね。

多分、家の設計や洋服であれば、全然提案された物で良いと思いますが、(自分の演奏)として、自分の名前で出る=やはり自分に責任があるので納得したものを残したいですね。

曽根麻矢子さんは2回録音していらっしゃいますが、1回目は全部自分で聞いて『死にそうになった~~!』と言っていました。

勿論、素材がレオンハルトだったら良いのですが、そればっかりは・・無理なことで。
ひっくり返っても、逆立ちしても自分は自分というのは、痛いほど身にしみていますね。

凡人だから、地道に亀さんの様に歩いて行くしかないですね。

明日は、4月に企画中のラファエル(チェロ)とのコンサート&マスタークラスの打ち合わせです。
ラファエルもパリでレッスンの合間に
『C`est suprt! trop Fort~~!』とIphoneからメールが来ていました。

コンサートの終わりにワインなども用意できたらお客様達もフランスの雰囲気を楽しめるのではないかと思います。フランスで沢山お世話になったので、一緒に企画できたら嬉しいです。全てGive and Takeですね。
皆様こんばんは。
昨日は、東京で初雪が降り寒い日が続いていますが、パリの石畳や教会の石造りの底冷えする感じとまた違いますね。
日本は湿気た寒さ?家の中などは、セントラルヒーテイングなどに比べると寒いでしょうか?

私の家も知らぬ間に築25年の木造、隙間風がピューピュー入ってきますね。
3月の地震の時は、家がダンスしている様に揺れて、あのままもっと強くなったらサンドイッチの様に2階、1階とペシャンコになる危機感を初めて感じたので、今度またあったら、愛するチェンバロがありますが・・・逃げないと本当に大変そうです!

さて昨日は、大学卒業以来の再会!という旧友も含め過去にドイツ、ポーランドに留学していた同級生と会いました。

国それぞれ、またドイツ内でも治安の良いヴュルツブルク、フライブルク、リューベック等違うようですね。みんな帰国して9年、5年、3年経った・・・とそれぞれなのですが、演奏活動にピアノ生徒も50人毎週教えている超人的なMちゃんや、リサイタルが一昨日終わったばかりのYちゃんなど、とても良い刺激を受けました。

一体みんな帰国してどうやって活動し始めたの?と聞くと、4人に2人は帰国前に大学の非常勤講師に応募したり、ドイツ語の通訳を外国人の公開レッスンの為に必要でないかと問い合わせたり、動いていたという事です。

ピアノに比べてチェンバロの職というのは、20分の1という位少ないと思うので、自分で動いていくしかないですね。4月にコンサートを企画中ですが、2箇所何となく良い感じです。確定したらお知らせしますね。

【留学ポーランド編】
ポーランドに9年居たCちゃんは、1年経ってやっと何を言っているのか分かり、2年目から話し始め・・・と時間がかかったようですが、今ではロシア語も似ているので何となく理解できるそうです。

ポーランド語とは!想像もつきませんね。でも、面白いのが”日露戦争”で勝っているので、親日家が多いそうです。こういう事は住んでみないと分かりませんね。

笑ったのは、とにかく飲みたいので乾杯しまくる!ということで、
始めは【Yちゃんに乾杯!】その次に【誕生日が近い人に乾杯!】
そして【Yちゃんのご両親に乾杯!】行く末は【Yちゃんのおばあちゃんに乾杯!】という位・・・
みんなウォッカやビールを飲みまくるという・・・凄いですね。本場です!!

ドイツも物凄い大きなビールジョッキで3杯位普通で、ミュンヘンのSeptemberfestというビールのお祭りでは、知らない間に隣の人とみんな肩組んで歌って飲み明かすそうですが、テントの中で密封された中で飲みまくり、その後風邪が大流行になったこともあるとか!?


【韓国人ー日本人の友達】
私もボストンへ住み始めた1年目に韓国人の神学を勉強している友達ができ、それはそれは濃い家族の様な友達愛?!とでもいうような感じでしたが、韓国人の女の子同士の友情というのは、日本人の2倍以上濃いですね。それでも、その子がしばらく経ってから
【私の人生で日本人とこんなに仲良くなるとは夢にも思わなかった。】と。

私は全く意識していませんでしたが、今でこそ韓流が大流行で距離が近くなりましたが、韓国では小さいころから【日本軍がどんなにひどい事を韓国にしたか、忘れてはいけない】という教育方針で教科書にも色々書いてあるそうです。
でも、思い返しても小学校の教材に日本では【日本軍が韓国や中国に何をしたか】なんて全て省いてあり、何も知らないわけです。

そして、アメリカというお互いの自国を離れた環境で2人が会い意気投合したのですが、彼女からするとまるで想像もしていなかったそうです。その彼女は、熱心なクリスチャンで教会に勤めるのでは?と思いきや、ある日突然【アメリカに嫌気が刺した】と韓国に半年帰国。
何と戻ってきたら【私、女優になるの!】と目を輝かせている。
その時彼女は27歳位でかなりの遅いスタートだったのですが、今でも夢を追ってハリウッドに居ます。こんな極端な進路を歩んだ友達も他に例を見ませんが、L.Aに遊びに行ったら朝から【ブルゴーギ:牛肉&キムチ】を凄い勢いで食べていて圧倒されましたが、あそこまで行くとあっぱれ!という感じですね。アメリカで生きていくにはそんな感じが良いかもしれません。

アメリカとヨーロッパは実際に住んでみて、肌でも感じますが、アメリカはさっぱり、カラッとドライ。空気も乾いているし、人間付き合いもカラッとしているでしょうか。

それに比べてヨーロッパは、どこかしっとりしていて、自国の文化と歴史が既にあるので、その流れがある上で新しいものと融合していく。
でも、古い物も大切にしてい居る所は素晴らしいですね。

不思議とアメリカヨーロッパはすんなりと行けたのですが、今ヨーロッパを知ったうえで果たしてアメリカに住めるか?と聞かれたら結構???ですね。

何となくですが、その”しっとり感”というのは案外音楽には大事な気がします。
パリ、アムステルダム、ヴェネツィアでもその町の”空気”というのが何とも言えず漂っていますね。人間性、お天気、食文化、音楽、宗教も違う・・・

でも、同じ大陸に小さな国が密集して隣り合わせになっているというのは、どこか隣国から影響されながらも、自国のキャラクターを守ってきた・・・という面白い作用があるのではないでしょうか。

ベルギーは、今でもフラマン語、フランス語が公用語でブリュッセルの標識には2か国語で書いてありますが、フラマン語圏の地方とフランス語圏の地方がそれぞれ独立したいと今でも大変なようです。

スイスに初めて行ったときにも、朝ごはんの牛乳パックにイタリア語、フランス語、ドイツ語で同じ言葉が全部3か国語で書いてあるのにびっくり!
シリアルを食べながら、語学の勉強ができるじゃない~。と新鮮でしたね。

東京に戻ってくると、色々な意味でリセットされる感じですね。
アムステルダムパリに引っ越した時に、自転車生活に慣れてしまい、【村人感覚】になってしまった!とパリが大都会に感じましたが、1度東京に戻って来てパリへ戻ったら【なんだ、小さいじゃない】と思ったことがありました。
パリは山手線内の広さ、または世田谷区の面積と言われていますが、東京の方が遥かに大きいですね。

それでも、駅構内の人の波の中に居ても、身の危険を感じないでバックが開いたままでも誰も気にしない・・・というのは、パリの北駅と違うなと思います。

いつもパリの北駅等へ行くメトロの中では必ずジッパー式のきっちり閉じれるバック+肩にかかえて脇に挟み、じっとしているけど、警戒している感じ=自然な状態として生活していました。

思うと、かなり緊張した状態ですが、本能的に【ピピピピピ~~】とウルトラマンの信号でないですが、赤信号を感じるんですね。

ということで、本当は全然違う事を書こうと思っていましたが・・
外国談義になってしまいました。こういう話はつきませんね。

では、この辺で。
今日は、東京での初雪ですね。
随分冷え込みましたが、パリの寒さでいうと11月頃でしょうか。

そういえば、バッハの旅をした11月始めのベルリンはすでにマイナス2度で凍える寒さに驚いたのを覚えています。もうあれから3カ月弱が経つなんて、なんて早いのでしょうか。

さて、CDのジャケットデザインと文字の訂正もほぼ終わり、今は音編集をエンジニアがやっている最中です。果たして1か月かかって聞き、決めたテイクがどの様に実際に聞こえるのか半分楽しみ&半分大丈夫かな?と思いますが、プロにお任せした方がいいですね。

ジャケットの写真はルッカースのチェンバロを弾いている写真なのですが、実はスイスで撮った写真は全てブレていて使えない!ということで、2枚の写真を合成しました。

①チェンバロのみの写真を美術館から送ってもらう
②パリでそのチェンバロのアングルに合わせて別のチェンバロでポーズをして、人間だけ切り取る。
①-②を張り付ける。

★Cookpadのお料理レシピみたいですが、本当にそんなことができてしまいました。
デザインをしてくれたKちゃんの凄技ですね。

この写真は貼り付け前の②の写真です。実際にはこの弾いているポーズだけが使われています。

実際のジャケットの写真は後日発売後にUpしますのでお楽しみに~
ルッカースの金箔の装飾のチェンバロを弾いている構図になっています。


さて、昨日お会いした方と話していて、

【ま~なんと人生簡潔しているのでしょうか!】という印象。

その方は、色々な絶望で1度は自殺をしようとフェラーリで崖から180キロのスピードで吹っ飛び、どうやら落ちる途中に車から出て落ちたせいで助かったようで、車はペシャンコだったそう。

しばらく気絶し、自分で公衆電話に救急車を呼びに行き、また気絶・・・警察や救急の人によく助かったと言われたそう。
気絶中に肩にぽたぽた垂れたガソリンで皮膚が焼け、入院中にびろびろ~っと1枚腕の皮が剥がれた・・・ということ。

その後、親の数十億の借金を背負い、家も土地も全て失い、全て売り放し、アルバム1つ残っていない。唯一売れなかった高校の頃のバイク1つで京都ー東京へ来て3畳一間の部屋で0から40歳で再スタート。

重度のうつ病に陥り、線路を見れば足が勝手にそっちに吸い込まれそうになる・・自殺願望

それまでの生活を改め、【やりたいことをやろう!】とありとあらゆる職業をためし、全てプロ並みに手に職を付けては別の職をまた下働きから始め、天狗の鼻を折られ、やりたいことは全てやり尽くしたそうです。
カメラマン、営業マン、道路工事、栄養士、精進料理、建築士・・・

食も改め、玄米食に変えたら1か月で26キロ減ったそうです!

そして、それまで妥協していたこと、本当は嫌なのに八方美人に振舞っていた態度など全て変え、
【自分に素直に生きる】と決めたそうです。

【一体自分は何なのか?】自分探しを始め、やりたいことをし尽くし完結&満足し、あとは人の為に役立とうということで今は余生の様に感じるようです。今は、底抜けに明るい!

自分がとても好きになったからこそ、相手のことを好きになれる、両親のことも素直に受け入れられる、自分が好きだから、人も好きになってくれる・・・と鏡のように反射するという事です。
自分を100%受け入れる、好きになるというのは、なかなか難しいですよね。

実は半年ぶりに行った治療の先生の話なのですが、毎回色々お話し聞いてぶっとびますね。
6年前から治療を始め、今は1000人以上の方をみて癌や子宮筋腫などの患者さんも多く通っています。10cmの癌が病院の検査で完治して治療が終わった患者さんもいるそうです。

そこまでどん底を経験したからこそ【本気】で5-7時間治療する方です。癌の患者さんは12時間かかる事もあり、一緒に病気と闘う”同士”という感じだそうです。

これだけの人生経験をしているのに、昭和41年生まれと聞いてまたビックリ!先生も、もう80歳くらいの感じだそう。
【苦労はお金を出してでもしろ。】という様に、そうすると色々な人の気持ちが分かると言ってました。

色々話してて、今の私がどこかで【日本に馴染まなければ】と日本語で話す時は、無意識にすごく気を使っていること。
これからどの様に日本で活動をしていこうか?とまだ試行錯誤の部分があり、外人と話している時は、日本の価値観で判断されないので、素のままの自分でいれてすごく気が楽な自分・・・

昨年の2月の本帰国以来ーパリ5か月ーやっと12月に帰国ーと居場所が不安定だった状態が続いたという事から【肩身が狭い】という様に、肩や背筋も委縮していたようです。面白いですね。

帰国して、小さな箱に自分を入れてる感じでしょうか。

で、先生に

【やりたいことをやればいいじゃん!】
【やりたくないことはやらなくて良い】
【そのまんまでえーじゃん?】(京都弁)
【自分の良い所をもっと知ったら?】
-(そんなもん、あるんかい?って感じですが)

と言われ、

は~。そうですか。
という半信半疑な感じ。

何だか”だるま落としみたいな感じです”
と言いながら、そうだわ!と思いました。

思えばボストンーアムステルダムーパリと13年間移動し続けて、せっかく積み上げ、色々な人とも知り合えたと思ったら【ゼロ】からやり直し。ということを3回続け、今回の帰国で【4回目】

パリの6年間の滞在で積み上げたものがあったと思いきや、帰国してみればやはり【1からのやり直し】

勿論、歯車がゴトンゴトンと回り始めるまでは時間がかかるのはしょうがないのですが。

【外国で誰も知らない場所で5年居れば知人も増えて活動も広がったから、ここは日本だから5年後にはどうにかなっているかな?】
なんて気長に思い始めました。

それでも、昨日【これから何したいの?】と聞かれたときに、
生徒さんを集めて、コンサートをして・・・とまだまだ漠然としていました。

ということで、今年何したいのか、1年後にどういう自分になっていたいか、そして5年後にはどうなっていたいのか、自分の中でイメージすること、明確な目標があることは大事だなと実感しました。

★★★ ★★★ ★★★ ★★★

数日前に懐かしい小学生ー大学まで通った仙川の桐朋の旧別館を訪ねたのですが、すごい偶然にもパリのレコード会社からこういうホールがあるよと【仙川 アヴェニューホール】を紹介して貰ったのですが、実は元桐朋の別館ホールだったんです!改装工事を重ね、とても素敵なホールに生まれ変わっていました。

しかも15年前に同じピアノの先生の門下だった知人が、現在の責任者としてホールの管理やコンサートのオーガナイズをしているので、何とも懐かしい再会となりました。

仙川も随分新しい建物や道路が通り、すっかり見違えましたが、春に来日するチェリスト・ラファエルとのCD発売記念コンサート&マスタークラスを企画中です。パリのラファエルとレコード会社の社長さんも良いアイデアと喜んでいます。

こうしてみると、1からのスタートとはいえ、やはり自分の国、日本語が通じ、旧友や先生、知人に助けられるというのは、異国の地で1人で切り開くのよりは遥かに楽ですし、ありがたみを感じますね。

歯車が回るまで、もうしばらくかかると思いますが、焦らずに【自分が何をしたいのか】明確に目標を持っていきたいと思います。

皆さんはどんなことを今年したいですか?
1年後の自分は?
そして5年後にはどんな自分になっていたいですか?
皆様、こんばんは。

お昼にパリのKちゃんよりCDジャケット外・裏側、中の説明書(16ページ)の仮案が送られてきました。

日本のお昼パリの朝4時です!

毎晩、毎晩、パリー東京ーで夜な夜な2人で作業をし、あちらが寝ている間にこっちで編集・翻訳チェック、こちらが寝ている間にパリでデザインが着々と仕上げられている・・・

という1日を2倍に使った速度でこの4-5日急ピッチで進められています。

文字数をカット後、レイアウトに入れると逆に空白のスペースが空いて、あと3-7行が書けると分かり、今日は逆にカットした文章の中から再度追加したり、微調整中です。

CDの円盤にもルッカースチェンバロに描かれている猫ちゃんのモチーフが載せられています。
CDを掛けると猫がくるくる回る~わけです!

でも、この猫ちゃんは・・・267年前に金箔の上に描かれていますから、長寿ですね!

同じ文章を3か国語で書くというはとても良い勉強になりました。
今回一番びっくりしたのは、楽器説明を読んでいて、

”マリー・アントワネットが一時期所有していた”チェンバロだったということです。

損なこととは露知らず弾かせて頂きましたが、今から思うとぞくぞく~~しますね。

チェンバロは1632年の380歳ですから、勿論マリー・アントワネット【1755年11月2日 - 1793年10月16日】が生まれる100年以上も前から存在していたと思うと凄いですね。

ヨーロッパの魅力の1つはこの様な古い歴史的な楽器、建物や文化を今も保存し、使い続けている、今の生活の中に生き続けているということではないでしょうか。

このチェンバロを弾いた時には、今までの自分の【想像】【経験】を超越した、
【え?そんな音色があるの?】と生れて初めて聞く様な、まさに自分の小さな世界では知る由もない音の世界を見せられる時があり、今までの常識はあっさりと切り捨てられていく感じでしょうか。

楽器ほどの素晴らしい恩師はいませんね。本や誰かに言われるよりも何よりも、指と耳から直接体に伝わってくる感覚は本当に何にも代えがたく、オリジナルのチェンバロは全て人間と同じように弾いた感覚、音色、タッチも全て違うので面白いです。

私もまだまだ行っていない、見ていないコレクションは山の様にあると思いますが、今までできるだけ足を運ぶようにしてきました。

そんな楽器たちは眠っている玉手箱・・・という感じでしょうか。

どこまでこのルッカースの魅力がCDの音から感じられるかは別ですが、オリジナルチェンバロの素晴らしさは少しでも多くの人に知ってもらいたいですね。

ということで、8割終わりほっとしていますが、この後は春のコンサートのオーガナイズ、ホームページを作ったりしたいと思っています。
今日1日かけて、やっと3つの文章の仏・英訳カット終えました。
現在、仏文、英文の翻訳チェックを友達にお願いし、無事に終われば取りあえずジャケット文章も9割完了でしょうか。

こうして考えると、題名の通り≪友達の輪≫に助けられて、どうにか成り立っている気がします。
本当に見ていて危なっかしい&かなり天然ボケなんでしょうか。
親切で良い友達に感謝ですわ・・・

そして、英文チェックに出した友達から1分後に返信。

”one thing jumped off
Bach's birth year... it is 1685 not 1675 !!”

Jumped Off!!イメージでは文字通り、椅子からジャンプして降りるくらいビックリ!みたいな?

Jump Off~=【飛ぶ】なので、文字通り私の友達は

 ”ぶっ飛んだよ!!”  と。

それもそのはず・・・
何と大変お恥ずかしいことにCDジャケットのバッハの生まれた年が間違っている~~~!!!勿論1685年でしょう!

ありえないけど実際にあった私のタイプミス。

勿論、バッハの生まれた年なんてキリスト生誕くらい?
音楽家の中では大事な年なのですが・・・

チェンバリスト失格ですね。

自分でも呆れてしょうがないですが到底OLさんなど会社務めはできないですね。

1日で首!

最終仕上げ前に気が付いたのがせめてもの救いですが・・・
私の脳みそは救われないかも・・・

【豆知識】
今日、音楽学のYさんに教えて頂いたのは、
英文の文章の " "を付ける場合で、文章の語尾が 、 や . がある場合は” ”の中に書く。

英語例: "Goldberg Variations,"

でも、仏文の場合は、先に ”  ”を閉じてから 、 や . を後で付けるのがオフィシャルな書き方なんだそうです。

仏語例: "Variations Goldberg",知りませんでした。

おやすみなさい。
Felice Suenos

さて、やっとCDジャケットの文字編集も終わってきた?と思っていたら・・・

文字が多すぎなのでカットしなければならない!!と。

ミーティングも兼ねてパリ在住のお友達Kちゃんと電話でデザインについて色々とあれこれ話してたら、やっぱり文字数が多いと。

が~~ん。確かに、それは私のミスだったかも・・・

今更なのですがジャケットは16ページなので、文字数は大丈夫だろうと思っていたけれど、確かに3か国語なので3倍のスペースを取り、チェンバロの写真などを入れると実質の文字数はデザインをすっきり見せる為にやはり短い方がきれいにレイアウトもまとまります。

実は、以前にこのブログにコメントを頂いたことから知り合ったパリ在住でチェンバロ奏法やスタイルについて研究なさっている音楽学のYさんがいらっしゃり、10月頃録音前にカフェした時に、≪曲目解説を書いて頂けたら嬉しいのですが≫とお伺いした所、

【演奏者がどうしてゴルドベルクを選んだのかなど個人的なメッセージの方が興味を持つのでは?】

ということで、なるほどそうかも?

確かに今まで【どうしてチェンバロを弾いてるの?チェンバリストになったの?】と初めて会う人、10年来の友達からも聞かれ、その度に色々考えるのだけれど、まあ今からすると自然な流れというか楽器との出会いが大きいかと思います。

そんな思いを短いメッセージに書いたのですが、それも気がつけば長くなってしまい・・・

ということで、曲目解説は1度は止めたものの、やはり年末ごろに文章を書き始めデザインしてくれるKちゃんと話した時に、やっぱり音楽を知らない一般の人がCDを聞いた場合、どういう曲なのか知りたいと思う。

ということで、急遽≪曲目解説≫を載せることに。

しかし、ゴルトベルクのような名曲を書くというのは至難の業!どうでも良いことを書くなら書かない方が良いと。

同じく去年シューベルトを録音したパリ在住の親友も、シューベルトのソナタを書き出したら1冊書くか、書かないか。ということで、彼女はさっくり書かないことに。その代わりにメッセージを。


今更書く余裕がない&年末はまだ音編集が終わってなくって煮詰まって居た為、全く心のゆとりがなく・・・4-5日もやもやと考えた末・・・

そうだ!パリのYさんにお願いしよう!

ということで、無理なのは承知でメールを書くと、クリスマス休み=フランスではお正月休みの様に家族が集う時期にも関わらず、一応書いてみます。ということで、何と2日後にはさっくりと【仮案】が送られてきて、ブラボー

これは、フランス人では絶対にありえない仕事の早さ。感謝一杯ですね。
そして、内容もYさん独自の味方で分析をしていて面白い。私も読んで発見したことがあり興味深い。

早速その文章を英訳。
その英訳をまたボストンの音楽学の友達へ添削をお願いする。戻ってきたころに仏訳もYさんから来る。すると和訳英訳したものと、和訳仏訳をしたものに誤差が。

ボストンの友人はフランス語もペラペラなので、Yさんの仏語原稿を送り、その横に英訳をペーストして比べて誤差のない様に仏語英語で再度添削を依頼。数日後に添削終了。

まるで、元の私が英訳した文章とは思えないくらいハイクラスの音楽学の英語でぎっしり。
それを、またパリのYさんへ送り、元の日本語仏訳とずれがないかチェック。

という具合に、この2週間くらいパリー東京ーボストンー東京ーパリとメールがびゅんびゅん飛んでおり、どうにか昨日全てチェック終了までいったのですが、

ここでカット~~!

さすがにYさんもびっくりしてお電話でお話しした方が早いということで、内容が高度で解説全体がつながりのあるように精妙に書かれている為カットは難しいかも?

デザインのKちゃんにもどうにかジャケット内の曲目を外だけにしてスペースを空けるか、チェンバロの写真をCDの円盤に載せて、その分ジャケットにスペースを空けられるか?

などなど提案。

日本の夜中=パリはまだ夕方ということで、お二人のコンタクトを紹介して、大変申し訳ないのですが文字数など2人で聞いた方が早いのでは?と連絡して、私は就寝。時差のお蔭でパリと東京でフルに24時間を活用して物事が進んでいます。これはありがたいですね。

朝起きるとメールが10通くらいパリから届いていて、Yさんは文章カットしてくれ、KちゃんもOkが出ましたということで、本日スタート。カットした日本語、仏文に従って英文もカット。そして、その他のメッセージ、プロフィール、楽器説明も大幅カット。どうにか1500字(2p)に収まりました。

偶然ですが、京都出身のYさんとKちゃんに感謝だな~と本当に思いました。
これで、誰か1人ぶち切れ型のフランス人が居たら、ぐっちゃくちゃ(!!)になっていてもおかしくない!

と想像するだけで怖い・・・ですが、本当にそういう点で日本語でテキパキと作業をしてくれているお二人に感謝ですわ。友達の助けと共にこの録音が1つ1つ形になっていることはとてもありがたいです。

そして3-4日音信不通だったエンジニアからも
【ネットのない環境に缶詰めでした。パリにわざわざ来なくても、ルセのCDも今編集中で(パリ在住のルセも忙しくいつも居ない為)メールでやりとりしているから、けいもメールでOk。来週から音編集始めます。】という内容。ほっと一息。本当に大丈夫かは編集後聞いてみないと分かりませんが!

やっと、チェンバロも練習できるかなという感じになりました。



一昨日、日本大好きのフランス・ナントのコンセルヴァトワールに20年務めていたチェンバリストと会いましたが、彼女は何と不思議な日本文学好きが高じて【三島由紀夫&C.P.E Bach】という謎のタイトルのCDを発売。

練習ー録音ー編集ー発売まで1年かかったから、1か月かかるのは当然よ。全部自分で聞いたの?そりゃ~大変だわ。私は信頼するエンジニアにお任せして気になるところだけちょっと言って編集して貰う】と言っていました。

ただ今、彼女は3か月日本語留学中ということです。私は、半日美術館で浮世絵や日本美術を訳するので、久しぶりにず~っとフランス語を話して、脳みその裏まで相当に疲れましたが良かったです。

言葉は話していないとあっという間に忘れますね。

まだ、翻訳訂正は時間がかかりそうです。
1冊の本を出版する場合は、どれだけ訂正チェック、書き直し、レイアウトなど本になるまで時間がかかるのだろう?と思いました。大変なことですね。

それでは、しばしクープランでも弾こうかな。
皆様こんばんは。
気がつけば、2時半前です・・・

昨日と同じく、今日も1日中バッハの編集内容をExlsファイルに打ち込み、無事に終わり、
パリのエンジニアへ送りました。

七夕の様にカラフルな色鉛筆で書かれた楽譜も44ページスキャンして、メールで送り楽譜とExlsファイルを照らし合わせれば1000km離れていてもきっと分かるはず・・・

と願うばかりです。

やっとこさっとこ

終わりました!!

いや~~本当に疲れましたね。
達成感というより疲労感の方が多いでしょうか。

実際、録音をした3日目の最終日、やはり夜中の1時過ぎに最後のアリアを弾いて、
エンジニアが

"C`est fini!"終わり!と言って隣の部屋から来てハグをされましたが、あまりの疲労と信じられない?!という朦朧とした状況で、

”やった~~~”
と喜ぶ元気もなく、

そのまま”へた~~~っ”と床に座り込むような感じでしたね。

今回の編集作業に1か月追われ、今日無事に終わりましたが、同じように
”へた~~っ”という感じです。

最も、まだ終わった分けでなく、やっと私から音と文章がパリへ飛んだので、
今度はデザインをしてくれる友達とエンジニアの手が作業開始し、実際にどの様な形になるかは
まだ1-2か月後になります。

それにしても、練習して録音するまでに1年以上の年月がかかっていますが、編集後の労力がこんなに大きいとは知らなかったです。

”フランスのおばあちゃん”と呼んでいる数十枚の録音をしているユゲット・ドレイフュスや、この間新しいCDを出したと思ったら、また出てる・・・という売れっ子のクリストフ・ルセも、

”そんなもんだよ”と分からないことを色々アドヴァイスしてくれて感謝しています。

また、日本を代表するチェンバリストの曽根麻矢子さんとも、パリで何度かお会いして気さくにお付き合いをさせて頂いていますが、日本で分からないこと、録音の際のアドヴァイスなど頂いたり、何しろこの大曲を2回も録音している点で、のけ反るくらい!尊敬してしまいます。

ということで、まだまだひよっ子の卵のたまご・・・という感じですが、
まるで自分の子供のような思い入れの強いCDになったことは確かです。

これは、時間とエネルギーがないと不可能なことなので、色々な人たちのお蔭で実現したことに
本当に感謝しています。

ちゃんちゃん!
皆様こんばんは。
お正月休みも明けましたね。どんなお正月を過ごされたでしょうか。

バッハのテイク選びが1か月かかって終わり、今度はエンジニアに全ての詳細を書いた楽譜を丸ごとスキャンするか郵送して、Exlsファイルにまとめてメールで送る作業、2枚目のDupor全曲チェロソナタの編集チェックを終え、同時にバッハのジャケット文章(21ページ)の3か国語の翻訳チェックに追われております。ということで、只今3時半!

この間、同じ英語でもアメリカのBroken英語とBritishのきちんとした格式高い英語とは全然印象も違うし、発音や話し方でこちらの【教養】も特に初めて会った人は判断するよねと知人と話していました。

彼は、
イギリス人と話す時はBritishの発音で"Would you like to have a cup of tea?"N.Yでタクシーに乗る時は、思い切りBrokenの"Hey Ma~~n!What`s up?!"ミネソタ州のど田舎の発音、ドイツのど田舎の発音、イヴ・モンタンのフランス語の発音、インド人の英語の発音・・・と話し分けて遊んでいます。
ドラエモンのポケットの様に色々あると便利ですね。

これは、頭よりもどちらかというと耳が良く、パリやボストンに居る5か国語以上をペラペラと話してしまう友人達も普通にできることのようです。

例えば、
①ロシア人の英語=Rが強い、ツの発音が多い、
②フランス人の英語=Hが発音できないから、hungry(空腹)もAngry(怒ってる)もアングリーと同じ発音になってしまったり、イントネーションが全くフランス語のまま英語を話す
③イタリア人の英語=Rの発音が巻き舌
④アメリカ人のフランス語=Rが喉の抜くのでなく、全部英語のRrrrrになっていて、イントネーションも英語の様に抑揚が波の様にバウンスしてますね。

の真似などなど。面白いですよね。真似が上手い人ほど、本当にその言語が話せるので勿論発音が良いわけです。

でも、一番笑えないのは
⑤日本人のフランス語
これは、私も嫌というほど痛感していますが、カタカナ発音になると、まるで通じないことがあります。これは私にとってはジョークにはならないけど、フランス人にとってはジョークになるでしょうね。そう考えると、人をバカにしてはいけませんね。罰が当たりそうです!まあ、発音の癖ということにしましょうか。でも、癖を知ることで改善できるということは、確かですね。

発音&文法改善のためにフランス語レッスンも東京で早速始めることにしました。

余談ですが、この間TVの【徹子の部屋】で西田敏行が【与作】をフランス語風に歌ってみるという場面がありましたが、本当にフランス語に聞こえる!!あれにはかなり受けましたね。

あと、親戚のおばがパリへ来た際に全くフランス語を話さないのに友達に何でも良いから
【新聞くれ】って言えば大丈夫よ。と言われたそう。

しんぶんくれS`il vous plait(お願いします。pleaseの意味)
大笑いして、実際にオシャレなサン・ジェルマンのカフェでコーヒーを頼むときに、ギャルソンが来ておばに【un cafe(アン カフェ しんぶんくれ!)】って言ってみて。と。

挑戦したら、見事にコーヒーが来ましたね!
これは、日本語でも【お願いします】の【おねが】くらい聞けば大体意味が分かるのと同じだと思いますが、受けました。

また、同じラテン系の言語ではフランス語、イタリア語、スペイン語、南米のスペイン語(スペインと表現や発音も違うようです)、ポルトガル語などは、まるで東京、東北、関西のイントネーションの違いと同じような近さではないかと思います。

なので、いつもずるいな~と思います。
フランス人がイタリアへ行くと、なんちゃって語尾をイタリア語風にすると通じているような。

【情報】
Information(英・仏)Informazioni (伊)

【チーズ】
Fromage(仏)Formaggio(伊)

ということで、相変わらず話が脱線していますが、書こうと思ったのは同じ日本語の文章を英訳するにしても、日本語教育の英語とハーバード卒の格式高い英語の差!これは、当たり前ですが凄い違いです。

例えばこの文章です。

①原文:日本語日本に住んでいた幼少のころ、よく【バッハは本当に居たの?】と思うことがあった。

②仏語:Quand j`étais petite, au Japon, je me demandais : « Est-ce que Bach a vraiment existé ? »

③英語:私の翻訳=簡単な単語
When I was young living in Japan, I used to ask myself « Did Bach really exist ? «

④英語:ハーバード卒の英語Growing up studying Bach’s music on the piano in Japan in the twentieth century, I often used to wonder “Who was this ‘Bach’ who lived three hundred years ago in Germany?”

この④を見た時に、ぬお~~~っと思いましたね。
まさか【20世紀に】なんて入れるとわ思わなかったですね。
その後に17世紀のチェンバロが・・・と本文中に出てくるからそうしたのでしょうか。

というか、バッハがドイツ人だったことすら、私は子供の時は知らなく、どこそれ?状態だったと思いますが。

という感じで、1行1行翻訳も違うので面白いですが、さすがに仏語の小さな文章のニュアンスまで分からないので、とにかくネイテイブの人に聞くのが一番確かです。

ということで、そろそろ寝ます。それでは、今年も皆様にとって素晴らしい年になりますよに!

明けましておめでとうございます!!皆様はどんな元旦をお過ごしでしょうか!?


30日にやっとバッハの全てのテイク選びを終了し、大掃除&お節料理&CDジャケット文章を書いたりと缶詰め状態が続き、ど~っと疲れましたね。(年でしょうか?はい。竜年の年女です!!)


さて、私は【初クリスマスケーキ】に続き、【初お節】に挑戦してみました!
お料理というよりも、レシピ通りやって果たしてきちんとできるのかな?と【実験のような!?】感覚でしたね~~。

伊達巻
昆布巻き&ささみ
筍&人参&鰹節がけ
蒟蒻のあんかけソース
キンカンの甘露煮
田作り&くるみ&ごま
うさぎの蒲鉾
ごぼうの胡麻和え
栗きんとん(市販品)
黒豆(市販品)
白菜漬物(市販品)

ショートケーキ(円形がくり抜き楕円形になってしまいましたが・・)


今までお節を作る材料を買いに行くにも海外だと一苦労。おまけに日本の3倍くらい材料費がかかるので、それなら美味しいレストランへ行った方がいいじゃない?という感じなのと、海外ではクリスマスの方が豪華なDinnerでお祝いするので、お正月はどちらかというと友達とお祝いという雰囲気で厳かな感じではないですね。


昨日は朝から晩まで8時間くらい気がついたらお節とバースデーケーキを作っておりました。
姪っ子が1月10日に3歳の誕生日を迎えるので、我が家では元旦の親戚の集まりの際にまとめてお祝い!みたいな・・・

カマボコは黒ゴマの目をつけて、ウサギです!色々な可愛いレシピがあるんですね。でも簡単でアイデア次第ですね。

ほとんどwww.cookpadという主婦レシピ(早い、簡単、美味しい!)で見ましたが、伊達巻も8個の卵を使ったり、結構思い切って作る量でしたが、あっという間になくなってしまいました。

それでも、途中何度か色々失敗!
綺麗に卵が焼きあがったのに、巻くときにレシピのどこかに書いてあったサランラップを挟んでしまい、【何であるの?】と思い取ったら、全部綺麗な焼き色もビロビロ~~と取れてしまったり(汗)

ねじり昆布を作ろうと写真通り切ったのに、短すぎてねじりを入れられない~~!どうやるの!?

昆布巻きの干ぴょうも12cmに切ると書いてあったので、先にちょきちょき切ったら、昆布が厚すぎて結べない~~煮ても固い~~=おばあちゃん食べれないよの一言・・・で再び元旦に昆布だしで沸騰させしばらく寝かしたり・・・

汗、汗、汗・・・(苦笑)
でも、何だか1日寝かすとどうにかなるみたいです。


まあ、今回は実験というか経験で来年まともなお節ができれば良いかな?くらいに
思っていたのですが、案外どうにかなった?ような、なっていないような。

取りあえず、おばあちゃん親戚みんなもお腹を壊さずに(笑)無事に食べて頂き、
ぶーぶー文句を言われなかっただけでも良かったかな?と。

3歳になるさくらちゃん:
今まで数回くらいしか会ってないので、謎のおばちゃん?状態では・・・と思っていましたが、少しは覚えてくれていたようです。子供の成長は本当に早いですね。


ケーキも実はスポンジケーキの真ん中が上手く焼けずドロドロ...で焦りましたが、真ん中をくり抜いてちょっとまた焼き、クリームで隠してしまえば分らん!みたいな・・・


実はこのミッキー&ミニーのお人形は、何と兄が3歳くらいの時のバースデーケーキに使われていた物で、35年物?
大掃除して出てきました!

兄はへ~~そうだったけな。と知らぬ間に世代交代ですね。



どうぞ皆様にとって素晴らしい2012年になります様に!!

Merry Christmas!!

Joyeux Noel!!

皆様はどんなクリスマスをお過ごしになりましたか?
去年の12月、パリでは大雪を含めて10回ほど雪が降り、心身ともに底冷えするような寒さでしたが、今年は東京でポカポカ青空の多い12月となりました。

さすがに12月始めにモミジの紅葉を見るとは思っていなくて驚きました。

東京、新橋にある日仏文化協会汐留ホール前のフランス★トリコロールカラーツリー★携帯でピントずれていて失礼!


フランス語を習っている方、文化に興味のある方などが集まりクリスマスパーテイーがありました。この機会に合わせて、汐留ホールで春にコンサートをできるか下見をしてきました。


初クリスマスクッキーを作ってみました。アイシング?の分量を間違えて、どろどろと流れてしまい・・・失敗!
と思いきや、ちょっとオーブンでまた暖めてどうにか・・・(苦笑)

25日にはお呼ばれ先へ持っていくケーキに挑戦!

1作目のシフォンケーキは卵7個も使ったのに大失敗!
オーブンの中ではふんわり膨らんで”いい感じ~”と冷まして型から抜くと、何と穴ぼこだらけ!
風化した化石みたいになっていて、とても出ないけれど、クリームを塗る場所もない?

あきらめて家様に2作目。
牛乳パックを切って型にするという主婦レシピを参考にしましたが、普通に膨らみほっと胸をなでおろし・・・でも、2人用・・・

しか~~し!肝心の6人分のケーキがまだ!
ということで、気を取り直して作ったのがこの3作目。(汗)


実は初めて焼いてみましたが・・・

ご覧頂ければ分かるとおり、装飾は・・・センスなし。ある物載せただけ?みたいな。
ということで、クッキーを載せたり、サンタさんはお菓子屋の材料屋さんで買ってきましたが、
従妹宅では、【何か個性的なケーキ~~~!】

それは、褒められているのか、微妙な表現!(笑)
取りあえず、みんなで美味しいと食べて頂き感謝!食中毒にもなりませんでした・・・

元旦にも姪っ子の誕生日ケーキを焼く予定ですが、失敗を生かして1回でできれば良いですが。
【食】のことばかり書いておりますが・・・

この3週間帰国してから、ず~~~っと録音の編集を聞き続け、やっと32曲終わり、2曲になりました!明日終わったら万歳三唱をしたいくらいです。

【練習~録音】までの労力と同じかそれ以上に【編集】にも時間がかかることを初めて知りました。

ここまで真剣に1音1音を何百回も聞くことはないので、自分の欠点などがよく分かり、チェンバロを弾いて今までは気にならなかった、無意識にしていたミスや指の都合で(!!)している癖などに敏感になり、知らない間に勉強になったようです。

3日の録音で撮ったテイクは全部で350回。
最低1個3回くらいは聞いている=1000回以上合計で聞いていることになります。

今更考えてみて、それはどうりで時間がかかる。
1日2-3曲できれば良い方。1つの変奏曲は大体2-4分ですが、その編集を決めるのに書く2-3時間かかるペース。

1曲につき10個-15個くらいのテイクがあり、ざっと1回聞き、事細かにミス、良い場所、使えない場所をメモしていきます。

これは、やっていくうちに慣れましたが、始めはどうして良いのか全く謎でしたね。
2-3週間聞くものの、どっから手を付けて良いのか分かりませんでした。
その内に聴音の様に瞬間的にパパッとキャッチしてメモして、記憶し、他のテイクと比べる・・・

といってもあまりにあり過ぎて分からなくなり、ぐるぐると頭の中を巡ったり、トランプゲームの【神経衰弱】【ジグソーパズル】を組み合わせたような感じでさすがに6時間ー12時間ぶっ通しでやると疲れましたね。

しかし、それもいよいよあと2つで終わり!
楽譜は色鉛筆でカラフルに各テイクによって色分けしていますが、この楽譜をまるまる1冊パリのエンジニアに送り、1月に私の選んだテイクで編集して貰います。
エンジニアの選んだテイクの編集は聞きましたが、やはり納得いかない部分もあり、しょうがない!やっぱり全部聞こう!となりました。

こちらは、従妹のお宅のキュートなツリー&オランダ名物ワッフルを紅茶にのせて食べる所。こうすると、湯気で暖かくなり中のシロップがとろーり解けて美味しいです!

果たしてどんなできになるのか?楽しやら心配やら・・・

編集後、初めて高音&低音のバランス響きを付け加えるかどうか、各変奏曲の数秒の【間】を決めています。この【間=silence】が32曲をどのように繋ぎ、まとめるか、かなり重要なポイントになります。

エンジニアは忙しい音楽家とメールとスカイプで編集について話し合い、仕上げるのに慣れているようですが、勿論理想は一緒の部屋で同じスピーカーで聞き、詳細を全て一緒に決めていくことですね。
果たして東京ーパリでどこまでやれるか分かりませんが、1-2月の最終仕上げにどうしても必要な場合は、飛行機を変更して数日パリに行かないといけないかも?というのも最終オプションでありますが、3月末に3週間コンサートとCD発売の為に行くので、極力日本に居たいですね。

明日は郵便局の最終日なので、残り2曲をどうにか終わらせ楽譜を送り!
CDジャケットに載せる4つの文章の3か国語の翻訳も終わらせなくては!

今年も残り2日となりましたが、皆様もどうぞ素敵な年末をお過ごしください。
皆様こんばんは。
今日は、すかっとした快晴!と思いきや本格的な寒さになりました。

それでも、ヨーロッパの石造りの心身ともに底冷えする朝霧の中の寒さからすると、まだ【耐えられる】寒さではないかと思います。


さて、熱海の海を見て思い出した・・・
南仏ニースから車で30分くらいの場所にある、岸壁に建てられた中世の町Eze(エズ)をご紹介したいと思います。


一生に1度は行ってみたい!!と願っていた地中海の絶景の見える素敵な街です。
思いがけずフランスとイタリアの国境のMentonモントン近くに住む親しくさせて頂いている方を訪ねた際に、ドライブで連れてって頂き忘れられない思い出となりました。

こんな素敵な風景を見てカフェやアぺリティフを頂けます。

フランスの高級シャトーホテルはRelais Chateauという系列でランク付けされていますが、このホテルもその1つのChateau de la chevre d`or(金色の山羊のシャトー)です。


リンクはこちらよりどうぞ。ホテルに泊まって居なくてもランチやカフェだけに立ち寄ることができます。



まだ知らない方、もうご存知の方、もう行かれた方、是非機会があればお勧めスポットです。


エメラルドグリーンの地中海を眼下に★付きミシュランのレストランのあるホテルがあります。









このホテルは有名のようですが、パリ市内のホテルに比べたらリーズナブルで、お部屋も大きくてゴージャスというより、可愛らしい中世のおとぎの町に迷い込んだような・・・そんな時間を過ごせる魅力があるかもしれません。





Ezeの地図です。中世の都市Cite Medievalと書かれていますね。

南仏のハーブや香辛料も青空市場の様に売っていました。そんな気楽さがいいですね。

一時の夢心地を味わい、車で移動中に先ほど居たEzeの町が【天空の城ラピュタ】の映画みたいに見えました。



Villefranche sur Merという街にエズから車で30分くらいで到着し、16世紀のチャペルをジャン・コクトーが内装のフレスコ画を描いたことで有名なChapelle Saint-Pierreへ立ち寄りました。

パリ・オランジュリー美術館の360度モネの【睡蓮】で囲まれるように、チャペルなど天井からコクトーの世界に包まれるようでとても素敵でした。

ニース近辺には、その他ピカソ、マティス、セザンヌ等のアトリエ・住居等がそのまま美術館になっている場所があり、ドライブをしながら訪れるのは最高ですね。

なるほど画家たちが【光】を求めて南下し、豊かな自然と海を描くために地中海にたどり着いたのはうなずけますね。
皆様こんにちは。快晴続きですね。
さすがに裏庭のモミジは散ってしまいましたが12月にモミジの紅葉を見たのは初めてな気がします。

昨日は、久しぶりに熱海へ温泉へ行ってきました。
東京から車で1時間半もすれば、目の前に海が広がり、南仏のニースやカンヌの日本ヴァージョンに居る様な?!でも、【ひもの】とか【みかん】の直売店を見るとやっぱり日本だな~なんて。当たり前ですが。


初めてMOA美術館へ行ってきました。
東洋美術が充実していて、鎌倉時代、平安時代、また中国の唐時代の古い仏像なども多く所蔵してあり、国宝の尾形光琳の作品などもあり、堪能できました。

ビックリしたのは、美術館の入り口へたどり着くまで、永遠とモダンなエスカレーターを10分間くらいずっと登って行くのですが、東京駅やロンドンの地下鉄にも勝る長大!その分眺める景色は絶景です。

階段は全部御影石の贅沢な造りで、天井はモダンなアートでスターウォーズの映画の中に居る様な?感じでした。どれだけの費用を注ぎ込んだのか?と思うほどでしたね。

館内もとてもきれいで贅沢なスペースで、思いがけずモネの【睡蓮とポプラの木】の連作、貴重なレンブラント23歳の自画像もありました。熱海へ行かれる方には是非お勧めスポットです。

その後、近くのオーシャンヴューが見えるホテルへ戻り(海岸沿いはほとんどそうみたいです)、ゆったりと食事をして展望露天風呂というのに4-5回入ったでしょうか。
お蔭でお肌つるつるになりました!エステに行くより1泊温泉に来た方がいいのでは?なんて思いましたね。


翌朝は海から【目玉焼きのように】上がってくるオレンジ色の朝日を見ながら、露天風呂にゆっくりと浸かり堪能しました。やっぱり日本人は温泉ですよね!眼下に広がる海というのはいいですね~~。

そして、すぐに家に帰れるのが嬉しいですね。
こんなに近くて1泊息抜きできて、肩こりも首も随分楽になりました。


ということで、録音の編集を続けていますが、一番ベストなテイクを選ぶのに、ず~~っと聞いて、細かいアーテイキュレーションが気になる部分を全部のテイクを書き、メモして、選び、ジグソーパズルの様に組み合わせを決めるのに1変奏曲【2-4分の曲)につき2時間くらいかかってますね。

相当に遅いと思いますが、自分の演奏を理解し長所と短所を見極めて客観的に聞くというのは、とても良い勉強です。

ここまで過去に自分の演奏を重箱の隅をつつく様に細かく厳しく聞いたことはないですね。
やっと3分の1終わりましたが、年内(あと2週間!)でどうにか32曲分編集部分を決めて、パリのエンジニアに私の希望を伝えて編集しなおして貰います。


同時進行でCDジャケットの内容も書いて翻訳していますが、当初書かない予定だった【曲目解説】もやはり書いた方が良いかな?と仕事増えてます・・・
翻訳は一体どうするのじゃ?

大変ですが残るものなので、大事に仕上げていきたいと思います。
その他ポートレートの写真、チェンバロの写真もスイスの博物館、パリの写真家からやっと届き、写真の編集もできる段階になりました。

ということで、1枚のCDができるまで色々な工程があるんですね。
CD会社専属の方にデザイン、文章、翻訳をお願いすることも勿論できたのですが、知らない人に勝手に作られるより、パリ在住のアーテイストでいつもちらしのデザインをお願いしている友人にお願いすることにしました。
一緒にあれこれ話しながら作る方が絶対的に信頼できるのと、安心してお任せできるので手間はかかりますが、【手創り派】にしました。

ということで、どうなるでしょうか。
3月のリリースの為に12月に文章・テイクを決め、1-2月に音の最終的な編集、ジャケットデザインをして1000枚刷る予定です。4月末には日本でもコンサートをしたいと企画中です。

最終的な音の編集、音質などはベストはエンジニアと同じ部屋とスピーカーで聞くことですが、その為だけに数日パリへまた飛ばないといけないかは様子を見て、出来る限り東京でやろうと思っています。

それでは、またヘッドホンの世界へ・・・

今日も快晴の東京です。何と気持ちの良いお天気でしょうか!
ビックリマークを付けたくなりますね。
この間初めて行った新宿御苑

さて、年末で皆様もおお忙しなのではないでしょうか。

相変わらず、パリとはメールで色々なやり取りをしていますが、友人から今朝メールを見て
危機感を感じてしまいました。

その内容は、

”けい、もうフランス語忘れちゃったの?”

が~~~~~ん。
ひゅるひゅるひゅる~~~~と自信がなくなりますね。(笑)

よ~~く見たら、すごいお馬鹿な間違えをしていました。



一応フランス語のメールは特に間違いが自分でビックリするくらい多いので2回読み直しますが、それでも間違えていることはしょっちゅう。。。

悲しいが現実、それが今の私の語学力なので、親切な指摘してくれる友達に聞いて覚えるようにしています。

が、

記憶力も遥かに衰えた気が・・・悲しいですね。
女性、男性名詞はいつも同じ単語ばかり引いている気がします。覚えないんですね。


そして、活用形も。もう1度壁に貼ったりして努力しないといけませんね。
さて、題名を”危険なカタカナ”としたのは、その間違っているメールを読み返してみると、
要するに頭の中がすでに「カタカナで考えている?」
ということで。

なぜか、日本に帰ってくると・・・と日本のせいにしてはいけませんが、
英語の【THE】のTHの音や【RとL】、【VとB】の発音の差を日常で耳にしない、口にしない、おまけに頭の中で鳴る音は段々

「カタカナ」になっていっている気がします。

フランス語の鼻母音の【en】や【on】も全く聞かない、話さないですね。

というのも、昨日間違えた「秋」フランス語でAutomne,英語でautume.
何とatomne と書いてました。これだと「アトム」みたいですね。まだOtomneと書くのも分かりますが、さすがに始めの文字はaというのは覚えているにせよ、スペルミスとは言えないほどの重症?

日本語で au=オの発音という発送はないですが、

英語、フランス語のレストランは【Restaurant】 の同じスペルで、レストのト=auですね。
多くの英語ももともとフランス語からきている物が多い時もあるので、フランス語のスぺルと同じ時もありますが、


例えば

住所は、英語address,フランス語adresse
【動】オーガナイズ、英語organize, フランス語 organise
「ズ」が英語はZですが、フランス語はSです。

でも名詞の Organisation になると、英語もフランス語も一緒ですが発音は
英:オーガニゼーション、仏:オルガニザシオン

フランス語ののtiの発音は、カタカナの【シ】は、シイとスイの間?みたいな。
カタカナの発音よりも、もっとデリケートな発音なので、【シ】とそのままカタカナの様に発音するとちょっとダサっぽくなります。

録音のテイクを聞いていますが、録音中にエンジニアとのやりとりで私が話している声が少し入ってますが、

ca va? の ヴァは口びるを噛まないといけないのに、全くもってカタカナ発音の【サバ?】としか聞こえません。

おまけに、OUiのウィも本当は口を尖らせてでは唇をかなり横まで広げてィの発音になるのですが、
全くやる気なしの【ウイーウイー】とこれまたカタカナ発音。

まあ、そんな発音を気にしていられる状況でないにしても、日本人が話しているとすぐに分かる発音。


昔、パリで家さがしをしている時に20人以上の大家さんに直接電話をかけましたが、返事が来たのはそのうち3-4件。というのも、発音ですぐに外国人と分かってしまい、お年寄りの大家さんの場合は、日本人のイメージは全くよく分からない=怪しい外国人扱いされるので、返事すら帰ってこないわけです。

私たちも、日本語を話せる外人の方と話すと、アメリカ人みたいにスイングしている話し方や【ら】が【Rrrrrrrr】に巻かれていると、無意識にまだ日本語あまり話せないのかなという印象を受けたりしますが、発音の良さというのは自分が思っている以上に相手に影響を及ぼすかもしれませんね。

ということで、すっかり反省モード。
早速、発音専門のフランス語の学校へ1月~行こうと思います。絵に描いた餅にならなければよいですが・・・
皆様こんにちは。
帰国して1週間たち、時差もようやく戻りました。
もともと、時差治しに5日くらいかかるので遅いですね。

戻ってきて何だか心も落ち着き始めている気がします。
時間の流れ、感覚がやはりパリに居る時と違いますね。不思議です。

お風呂&勝手口から見える隣の植木屋さんのもみじ。自分の庭でないのに自然が見えるというのは貴重&嬉しいですね。

何とも説明できないのですが、

自分の国にいるという安心感。
家族や友達がすぐ身近にいる。
ほぼ毎日見える青空。
12月と思えない暖かさ。
    などでしょうか。

さすがにモミジの紅葉をシャンゼリゼのクリスマスイリュミネーションを見た後に見えるとは思いませんでした。冬ー秋に戻って得した気分です。


お天気が精神に及ぼす影響というのは、秋冬ヨーロッパに居ると日照時間が10-4時くらいで短く本当に滅入る&凍える寒さで家に籠りたくなり、初めて日本の冬はいいな~と気が付きました。

ボストンも北海道と緯度がほぼ同じなのでマイナス15度まで下がり、肌を刺すような寒さですが、すかっとBlue skyが広がっていると心は晴れ晴れしますね。


さて、東京リハビリ中というタイトルですが、本当にそんな感じです。

渋谷や新宿へ行くと改めて人の多さにビックリ。
パリの北駅などでも歩いている人は3分の1くらいではないでしょうか。
東京の方が密=人の波に乗れないと困るのですが、渋谷で乗れなくてウロウロ無意味に歩いている自分が居て、これって?乗れてないってこと?みたいな。が~ん。(苦笑)皆さん無意識だと思いますが。

パリの北駅では、人の波に乗るというよりも【スリ&怪しい人に注意!!】というアラームがピコピコ全身に走り、その理由で足早になるという感じで意識する部分が全く違いますね。
人種が入り混じって自分を守らないといけない本能が自然に【ON】になるので、その分緊張して生活していると思います。そういう緊張は日本では勿論OFFになれる部分は本当に楽です。

やっぱり自分の国だから全くそういうことは意識しないですね。

それにしても何て日本は便利なのでしょうか。
隅々までの細やかな配慮が公共施設や駅、お店など全てに行き届いているのはさすが同じ細やかな感性を持った日本人が提案、発案する視点だからだなと思います。

唯一アメリカやN.Yは東京より時間の流れが速くてみんな急いで、まさにTime is moneyの感覚で走り回っているようですが、大学都市のボストンはもっとマイペースでハーバードやMITの学生も気ままにTシャツ&短パンで夏は日向ぼっこをしたながら大量の読書をしたり、ラフでいいですね。


パリでも勿論みんなお天気が良いと日向ぼっこ&日焼けを海辺の様にビキニでする人たちも夏はよく見かけますが、やはり冬季の日照時間の短さから本能的に【太陽だ~~】と思いっきり浴びたくなるようです。


さて、CDのジャケット文章の翻訳は進んでいるかというと、ぼちぼちですね。
時差の時に朝4時から起きて日本語を変更ー英語ー仏語と数時間かけて書き、友人にチェックをメールでお願いしてますが、思っていたより大仕事です。

日本語は勿論自分でチェックをできるので簡単ですが、一番デリケートなのはフランス語。

文法的に合っていても、もう1人のフランス人の友人にちょっと見て貰ったら、それは現実的な書き方。もうちょっと綺麗な書き方があるよと。

う~ん。

ということで、どうにか今週中に文章は書きあげないとデザインしてくれるパリの友人が待っているので送らなくては・・・


昨日は、上野学園のシリーズ、曽根麻矢子さんのクープラン全曲コンサートへ行ってきました。
2年くらい前にフランスで出会ってからパリへいらっしゃる際などにお会いしたり、チェンバロのこと、録音など、私のまだ経験していないことなどを、ベテランの麻矢子さんよりアドヴァイスを頂いてますが、日本でチェンバロを勉強していない私にとってとても貴重な方です。

1週間前に偶然同じ日にパリから帰国し、その1週間後には圧倒的な集中力で観客を魅了し、本当にパリの雰囲気を感じるコンサートで素晴らしかったです。勿論チェンバリストとして多くの人が魅かれている思いますが、実際に人間性を知ってさらに親しみやすい方というのはいいですね。色々な意味で尊敬しているチェンバリストです。

パリで滞在が重なっているとカフェやショッピング、素敵なムッシューのお宅の素晴らしいチェンバロで弾いたりして、いつでもどこでも暗譜で何でも弾けちゃう!というレパートリーの多さ、百戦錬磨の経験と自信から出る全く鼻にかけない自然体というのは、目を見張るばかりです。

ということで、今日はじっくり録音のテイクを聞きます。
それでは・・・
皆様こんばんは。
無事に今朝帰国しました。


ま~何と暖かいのでしょう!快晴で9月初めごろに戻った感じです。
ヨーロッパのグレーのお天気&石造りの建物の【寒さ】と日本のほんわかした【寒さ】は全然違いますね。

ヨーロッパは吐く息も白く足早に歩いて暖かいカフェオレを暖かい暖炉の周りで飲みたくなる様な、感じですが、成田について思わずセーター、コートなど全部脱いでしまいました。ダウンのベストくらいでもいいかな?くらいですね。

それでも、今夜から冷え始めたみたい・・・ということですが、私には2か月くらい気温が逆戻りしたみたいに心地よいです。

さて、はて、今回の帰国は3日前に本決まりになった為、かなりキツかったですがどうにか無事に飛行機に乗ってきました。

今年のシャンゼリゼのイリュミネーション。私は去年のブルっぽい白の雪が落ちてくるような方が良かったと思いますが、モダンなピンクでした。

自分でもビックリしたのは、荷物が何と合計29キロ+30キロ+15キロ+4キロ=78キロ!もあったこと。

すごいですね~~。5か月間に物が増えたこと、何でこんなに物があるの?とぼーっと考えてしまいましたが反省。

何はともあれ24キロx2個+手荷物10キロくらい=58キロは制限内のチケットでしたので、110ユーロ加算のみで済んだので、郵便などで送ることを考えれば20キロを1万ちょっとで持って帰れたので良かったです。


やはり楽譜とフランス語の本など、またお土産、洋服などでしょうか・・・
そしてパリにも1つ小さいスーツケースを置いてきて、旅行用の小さなPC,すぐにいつでも滞在に必要なものが全て入っているので、次回に行くときに楽です。

また、3月のコンサート用の洋服3セットくらいも友達宅に置かせてもらいました。結構ロングスカートなども布地なので重くなるんですね。持ってこなくて良かったです。



今回初めてルフトハンザのフランクフルト乗り換えをしましたが、空港が大きい!
歩いても~歩いても~まだ先~~!
ヨーロッパ間のパリーフランクフルトなどの便と国際線のターミナルは随分離れていますね。
セキュリテイーチェックも、厳しく中々進まず、1時間の乗り換え時間はあっという間で気が付くと搭乗時刻になっていたので少し焦りましたが、日本人の方が沢山いらしたので、まあ大丈夫かなと。

パリー東京のANAはANA専用機ですが、JALはエアーフランスと提携しているので、JALでとってもエアーフランスでも同じ飛行機になります。

フランクフルトー東京はANAとルフトハンザが提携しているようで、日本人の方が多かったです。
今回、フライト中にとっても役に立ったのが、録音のテイクを聞くために買ったBOSEの最新モデルの外からの騒音を遮断し聞きたい音を高音質で聞けるという機能のついたサイレント・ヘッドフォン。

始めヘッドフォンをしても、あまり変わらないじゃない?と思ったら、
そういえばヘッドフォンに電源があるんだった・・・とまだ使い慣れていない為ですが、ボタンをOnにすると音楽を流していなくても飛行機の騒音が8割くらいカットされます。
ぶお~~んという騒音と周りの人のお喋りを11時間カットできるだけで随分とプライベートな空間に居る印象になり、映画も4本も見てしまい、結局今回のフライトはほとんど寝れずに、前日の3時間睡眠のまま1日半も起きていたことになります。


無事に自宅に戻り、家族とチーズのお土産とみんなで食べることに。いつも帰国前にチーズを買い、真空パックにしてもらうMaubert Mutualite駅前のチーズ屋さんには、日本人の夕子さんが働いていらっしゃるので、お勧めのチーズなどを聞いてあれこれ買います。

今回は、ゴージャスに4品&1品夕子さんが知らない間におまけをしてくださったみたいで、シェーブるも入っていました!


この間帰国した際に何が恋しくなったか?というと
フランスのパン!でした。

ということで、焼きたてのほかほかのバゲットを近所で2本、メゾンカイザー【日本の三越などデパ地下にも売ってますが】のいちじくのパン、そしてRambuteauのPralineという可愛いピンクのPralineが入ったブリオッシュなども持って帰ってきたという・・・これが78キロの理由?その他マリアージュの紅茶など勿論色々なのですが・・

早速バゲットをかりかりに焼いて、チーズの味見。
みんな【やっぱり美味しい~】濃い&臭いけどおいしい~すごい、熟成してトロトロ・・・など。
とっても楽しみました。フランスは【食】が美味しいのが嬉しいですね。

さすがに午後になって1日半ほぼ貫徹状態だったので、5時間くらい寝て、またこれから寝るところです。時差が治るでしょうか。

いつも眠くなると寝てしまうので5日くらい戻すまでかかるのですが、まあゆっくりと戻したいと思います。太陽に沢山当たるといいらしいですね。

フォアグラなど名産物をクリスマス市でよく見ます。フランスのNoel(クリスマス)=贅沢なフォアグラをよく食べるようです。甘めの白ワインにいちじくやトリュフのジャムを加えて頂いても美味しいです。

余談ですが、TVのコマーシャルに出ていた【中井貴一】を見て一言
【ビルマの竪琴の頃より老けたね~~~】横にいた母が、【あなたそりゃ~~古過ぎよ!】
確かに。あれって私が小学生の頃?

中井さん=素敵に年を重ねていらっしゃると思いますが、やっぱりあのビルマの頃より年を取った=私も同じ分年を取ってるはず。でも中井さんを見て思い起こすのが20年以上前の映画ってちょっとやばい・・・

その次に原田知世が出てきて、頭をよぎるのは【セーラー服と機関銃?】
すかさず、母に【それは薬師丸ひろ子でしょ】
あらら・・・

しばらくこんな感じでリハビリ中なので宜しく・・と言いました。家族&親しい友人なら笑って済むのですが、外では頭の中で【???】のまま、言わない方が良さそうなこと&場面もありますから、しばらく【浦島花子状態…】だと思いますが、何時頃になったら慣れるんでしょうね。(苦笑)


長くなってしまいましたが、これから日本生活を再スタートしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
皆様こんばんは。

この2日くらい、パリは気温がまた少し上がりましたが一昨日は日中2度で本格的な冬が始まった感じでした。


さて、録音のジャケットの写真撮影、音の編集、エンジニアとの日程、レコード会社のDirectorとの打ち合わせ、デザインをしてくれる友人との打ち合わせなどなど・・・時間があっという間に経っていますが、本当は編集の”音作り”まで今回のパリ滞在で済ませたいと思っていました。

が!

エンジニアが1か月ベルリンへ行ってしまった&12月は全く時間がない・・・

が~~~~ん。

ということで、昨日返事を貰い、Directorとも話した結果、今はまずテイクを選んでからでないと最終段階の音の編集(響き、バランス、曲と曲との静寂の“間”など)は今できることではないし、エンジニアに信頼して任せれば大丈夫!と言われました。

それにしても、メール&スカイプでパリー東京で打ち合わせしたり、あそこをこうして・・・と伝えても、果たして『音』を作れるのかは大きな疑問。聞くストレオなどによっても全然違ってきますし。やはり同じ空間でエンジニアと『音』を一緒に作りあげることは非常に大事だと思います。

ということで、急に明後日帰国!に決まり、せっせと荷作りしていると事です。
5カ月の滞在で夏ー秋ー冬物があるだけに、もしかして・・・と思ったけど、やっぱり1個のスーツケースでは入らない!!

急遽、友達に聞いたら今夜いらないスーツケースを車で持ってきてくれることになり、『日本に着いたら捨てていいから!』ということ。

今回は、初めてルフトハンザのパリ発往復便を利用するのですが、1年オープンで何回でも無料でチケット変更できるという便利なプラン。その為、すでに1回変更したのですが、このままずるずる居てもしょうがない!えい!という感じで帰国します。

12月はゆっくりと7時間におよぶ全テイクをステレオで聞いてきっちり自分の求める音を探したいと思います。
その後1月にエンジニアが編集して、やはり東京で無理を感じた場合は、飛行機を変更して1月末にまた数日間『音チェック』の為に戻ってこなくてはいけない場合があります。

ユゲット、ルセ、曽根麻矢子さんという大御所のチェンバリストの方達も、
『絶対に最後のチェックだけはやらないといけない』ということ。

やはり世に出る『音』=自分の顔=自分の責任になるわけですから、自分らしくない音楽に仕上げられたり、後で後悔するのは嫌ですね。

今回、初めてソロを録音してみて感じたことは、演奏60%、音の編集40%くらい録音後の仕上げが大事ということ。

今回お願いしたエンジニアはまだ若いのに、現在12枚ものCDを仕事していて全く手があかない状態。すごい売れっ子ですね。ルセの先月オリジナルのブロンシェで行われたリサイタルの編集もしているということです。


今夜は3月にCDリリース記念コンサートをやる予定のシャトレ劇場へ行ってDirectorとジャケットデザインをしてくれる友達と打ち合わせ。その後、ジャケットの文章のフランス語を絵本作家の友人にチェックして貰います。

なぜチェンバリストになったのか・・・ルッカースで弾けるという意味。などをエッセイ風に書きました。

が!

日本語で書くのが一番しっくりきますが、やはり英語の表現とフランス語の表現はそれぞれ違い、特にフランス語は色々な繊細な表現やニュアンスがとても微妙なので、パリに居る間にチェンバロのデリケートさ、音楽家の観点をよく分かっている友人にチェックして貰いたいと思いました。
こればかりは、フランス語の先生に直してもらったからと言って正しいフランス語=ニュアンスが伝わるというわけではないので、難しいですね。

ということで、帰国後もしばらくはCD制作に追われていると思います。

6月末にパリへ来てすっかり慣れ親しみ、今回は本当に楽しく、多くの友人や知人によくしてもらい、『こんなにフランス人ってナイスだったっけ?』という新鮮な印象を受けました。

フランス在住が長い友人からすると、フランス人は本当に心を開く=近くなるまで時間がかかるけど、その後はまるで家族みたいに親しくしてくれるよ。と。

あと、1度去った人には親切なのでは?と。
パリ在住だと仕事はあげない!とばかりに対抗意識があったり?

でも、もう帰国したというと『あら、そう~~東京はどう?』と相手の力が抜けているのが分かります。自分のテリトリーでないからでしょうか?不思議ですね。

何はともあれ、本当に充実した素晴らしい時間を持てて、2枚の録音を終え、来年はCDリリースに続きパリ・日本で記念コンサートを企画中なので、パリでの活動が『逆輸入』的に日本と交流できるのが良かったな~と思います。

そうでないと、13年ぶりに帰国した浦島花子です・・・
と自己紹介しても

し~~~~ん。誰、あなた?

というのも容易に想像できますので。
さて、帰国したら上手く日本人女性らしくお淑やかに(私からは程遠い!?)いられるかは、全く違う課題!!

きゃ~~~~。

いつも思いますが、フライト時間の12時間は長いのですが、
1―6時間目はパリのことを色々考えたり、去ったという感情。
7-12時間目はもう心が日本を向いて、さ~着いたらお寿司食べよう!とか?(単なる食いしん坊)

人間の心理は面白いですね。
ということで、この5カ月お世話になった全ての人に本当に感謝の気持ち一杯です。

とか言って、またすぐ戻ってくるんだから~~というのは、
10年来のパリ在住の旧友達のお言葉。

2月に本帰国した際に、そんなことないよ~~と言ってたのに、またすぐいるし!みたいな。
ということで流れにお任せします。

余談ですが、今週5日間滞在を伸ばして嬉しかったことは、12年来のボストンーパリでずっとお世話になっている親友が無事に出産したこと。26時間に及ぶ大変な経験だったようですが、産まれた赤ちゃんはベトナム、日本、フランス人の血がまざっています。

スーパーキュート!ですね。産後の消耗しきった体には日本食しか無理でしょう~フォアグラなんて!ということで、毎日慣れないお弁当を作って持って行きましたが、食べれたもんかは謎・・・
外国で出産して異国の地で家族の助けなしに奮闘している音楽家ママ達を心から尊敬&応援しております。
今後パリに戻ってくるたびに成長を見れるのが楽しみです!すっかりKおばちゃんの気分。Tata(仏語でおば) Kです。

Mayuちゃんです。

逆に兄の3歳の姪はほとんど私に会ってないので、謎のおばちゃんになっているかもしれません・・・今後家族にも多く会えるのは嬉しいですね。

パリの街も一斉にクリスマスのイルミネーションがあちこちで始まりました。
可笑しかったのは、『シャンゼリゼもイルミネーションが始まったとニュースで言ってたよ』と日本の家族の方が早く知っていたこと。


住んでいると、シャンゼリゼはよっぽどの用事やどこかの帰りに通る以外は、あまり行かないエリアなんですね。東京タワーにわざわざ行く様な感じでしょうか?

昨日は、ノートルダム寺院の後ろのサン・ルイ島に住んでいる16年来の親友のピアニスト宅へ行ってきました。メトロCiteで降りて~ノートルダム寺院~サン・ルイ島まで徒歩5分の素敵なお散歩コースです。ではご一緒に歩いている気分で!

ノートルダム寺院の横側

雨が降るとこの動物の口から水が出てくるシステムです。美的センス&実用性をいかした建築ですね。

後ろ側はゴシック建築がよく見れて正面よりも好きです

ノートルダム寺院の後ろの橋を渡ると、パリ発祥のサン・ルイ島へ

反対側にはHotel de Ville(市庁舎)が見えます。

冬のカフェもパリっぽいですね。去年の今頃は大雪が降ってテラスでのんびり座れる感じではなかったですね。


彼女のフランス人の旦那様は、作曲・演奏・舞台とのコラボレーション等を多く行っているアコーデオニストで、すでにハルモニア・ムンディ等大きなレーベルからCDを出している為、バッハのCDのアドヴァイスを貰いに行ってきました。



楽譜を見ながら、音の響き方、バランスなど2人に聞いてます。ノンチェンバリストだけど、同じ鍵盤奏者&音楽家なので細かいアドヴァイスを頂きとても助かりました。

ボルドーのMedocワイン&イタリアからのパルミジャーノチーズを頬張りながら80分聞きましたが、弾くのにも聞くのにも体力がいる曲ですね。

旦那様もLe Monument(モニュモン=大建造物=大曲)だからね~と言ってました。本当に聞いてくれた2人に感謝!

ということで、家で1人で1音1音気になり細かくチェックし始めていたのですが、基本的に大きなフレーズ感がまず一番大事で多少のチェンバロの雑音等も楽器の音を感じるライブ感として残していていいのではないか?と言われましたが、私は凄く気になっていました。


でも、確かに例えばアコーデオンの空気の音や”カタカタっ”というキーボードを押す時の音がしても、私は全然気にならないどころか、アコーデオンらしさが出ていいなと思うのと同じことだと話していました。

ということで、大きな流れを踏まえてテイクをもう1度聞いていこうと思います。
確かにコンサート等では、多少のミスや雑音があろうと登りつめていく緊張感やクライマックスなどの『ライブ感』がありますが、あまりに綺麗な音に編集し過ぎたCDというのは、表面的に『完璧』でも心に伝わらない演奏になっては残念ですね。

バッハと同時にDuportのチェロソナタのチェックもしていますが、ソナタの方が伴奏で客観的に聞けるので割とスムースにここは気になると分かるのですが、ソロはあまりにのめりこみ過ぎ?で中々客観的に聞くことが難しいですね。また、何回も聞き過ぎると始めは?と思ったことにも慣れて分からなくなってしまうこともあると思うので、こうして信頼できる音楽仲間に聞いて貰うことはとても助かります。


やっと聞き終わったら、友達のMちゃんが美味しい大根おろし&ツナ&だし、ポン酢の和風パスタを作ってくれました!


しかもテーブルのクリスマス風コーデイネ―トは朝マルシェに行ってフルーツを買って、こんな風に置いてみた!という旦那様のアイデア。いいですよね。

Sadaharu Aokiの抹茶ペーストを使った抹茶ブラマンジェ&小豆&ベリーのフルーツ。これが美味しい~~

気が付くとあっという間に深夜を過ぎていましたが、楽しい一時でした。

帰りはセーヌ川沿いに歩き、ソルボンヌ大学近辺のSt-Michel駅から。
この数日は、本当に11月末とは思えないほど穏やかなお天気が続いています。
去年の今頃は白い息で12月始めには初雪が降り10回くらい降ったのを覚えています。



パリ生活も残り1週間になりました。
『録音が終わった!と思ったら、それはまだまだ始まりだよ。』

と数年前に同じゴルドベルク変奏曲をオリジナルのヘムシュで録音した友達に言われました。

『え?!』と思いましたが、本当にその通り。

2日前にエンジニアにバッハ:ゴルドベルク変奏曲とラファエル&パスカルとのDuportのチェロソナタのCD合計11枚を貰いました。

何でそんなに多いのか?

バッハ2枚もDuport2枚も今のままでは3分多くて1枚(80分)のCDに入らないのでどこかの楽章をカットしないといけません。
その4枚+バッハは特別にお願いして全てのテイク(合計7枚=7時間に及ぶ350テイク)も貰いました。ということで11枚を聞いてますが、収集付きませんね!(笑)


録音した友人の何人かに教えて貰ったのですが、CDを作るもとのマスター(master=CDを作る全ての録音テイクなど)を音楽家が100%権利を貰っておくことがとても大事なんだそうです。

後に例えば5分だけ何かに使いたい、別のCDに入れたい、または数年後にもう1度編集しなおしたいと思っても、レコード会社が一言『NO』と言えば何も出来ないそうです。もとは、この条件が契約書に書いてなかったので、特別に追加して貰いました。

エンジニアにも通常音楽家で全てのテイクを聞きたいというの人は居るか?と聞いたら、ほとんどがお任せで少し気に入らない点を言って再編集でOkのようですが、たまに、物好きな人、細かい人は全部のテイクを聞きたいと言われるそうです。


エンジニアはとても慣れているので、すでに録音中にどこの部分はどのテイクが良かったかメモしているのでそれをもとに350テイクから編集すれまで3日仕事で編集したそうです。

でも、慣れていない私は80分の通し&その各部分の気に入らない部分をメモして、それを探す為に他の全てのテイクを聞き続け、メモし、分かりやすいように色鉛筆で変えたりする作業は膨大な時間がかかるわけです。
まあ、気長に1―2週間聞いていこうと思います。最終的には1月末には全て仕上げて2月末ー3月にリリース予定ということですが、間に合うでしょうかね?


始めはノートに各ヴァリエーション1-30変奏曲まで書いていたのですが、チェンバロはとても細かいので、

3拍目の『ド』の前のアーテイキュレーションが足りない・・・

とかいちいちメモしていられない&エンジニアがフランス人なので日本語だとぱぱっとメモできるのですが、これまたフランス語で書くのが面倒・・・と言ったら怒られそうですが。本当です。(苦笑)

ということで、楽譜を全部コピーして1部用意して編集用に使うことにしました。
そして、書きたいことを全部書いてエンジニアに送り、再度編集してもらいます。


★編集をほとんど任せて、最終チェックだけ指摘する人
★始めだけお願いして後は今回の私の様にチェックして再編集して貰う人
★自分で全てのテイクから事細かに選んで自分で編集しちゃう人。でも、この友達はそれが専門でもないので、1年以上かかって少しずつやったようです。


意外だったのは、Duportのチェロソナタの方が聞きやすいということでした。
私は、Continuo『通奏低音』で後ろで弾いているのですが、録音した時は毎回違う即興う毎日5-8時間していたので、本当に”脳みそ”がくたくたに疲れました。

しかし、そんなことを忘れて聞いてみると、ラファエルのソロのメロデイーがとても気持ちよく歌って、その後ろで弾いているチェンバロとパスカルの伴奏のチェロは邪魔しないちょうど良いバランスです。弾いた3人ともわりとハッピーなできになりました。


しかし自分のバッハ:ソロとなると耳がキューっと集中してしまいます。

1音ずつのアーテイキュレーション
フレーズ、テンポ、残響
1本の弦で弾いている時は綺麗に響いてるけど、2本、3本のバランス、音色など
左でのバスがはっきり聞こえにくい・・
これは、チェンバロのVoicingがそうだったから?
部屋の残響?
マイクが遠すぎた?
高音&低音のバランス?
音が始まる前の静寂を聞くと、(ぶ~ん)と雑音があるような?これは取り除けるようですが、いわゆる音のクリーニングをやらないといけないようです。
ルセ、その他2人の同じルッカースの録音を聞き比べて、このチェンバロと部屋が普通のチェンバロよりもかなり残響があるの様ので、これ以上響きを足さないなど・・・

気になってしょうがないわけです。


ということで、隅から隅まで気になりますが、長い時間をかけて準備をしたプロジェクトですので、エンジニアには厄介な?音楽家かもしれませんが、妥協をしないで納得する『音』になるまで練ろうと思います。

しかし!パリー東京の距離で理想の音を作るというのは、本当に難しいですよね。
ましてやフランス語のメールなどでそんなに微妙なニュアンスを伝えることが出来るんでしょうか?と思いますが、もともとクリスマス前くらいに1回目の編集をして『メールで送るよ』と言われて、
『メール?!』

みたいな。勿論、伝書鳩で届けて貰うつもりはないのですが、数千キロ離れてメールで『音』を貰い、聞いて、どこが嫌とか『メール』でコミュニケートするの?

ということで、せめて私がパリに居る前に聞いて話し合いたいということで、早めに編集してもらいました。


結果的にやはり自分で全テイクを聞いて、私のヴァージョンで選択した2回目の編集を12月にして貰うようにこれから選びますが、彼女のヴァ―ジョンと比べた時に、きっと『何を良いとするか』という価値観の違いが出るのではないでしょうか。ある意味、面白いですよね。

同じ素材からどう料理するか、塩コショウもセンスみたいな。

来週の帰国までにジャケットの写真、文章をまず日本語で書いて英語、フランス語に翻訳し、それをネイテイブの友達やフランス語の先生にチェックしてもらってデータを揃えてデザインしてくれる友人に渡さないといけません。


ゴルドベルクのリサーチ&論文は10年前のアメリカの修士論文で取り上げ、1年かけて実際に演奏するのも学んだのですが、MITやボストン私立図書館へ行くとバッハ関連の本は積み上げれるくらい40-50冊はあるわけです。多分、一番本が多い作曲家では?と思います。


その為、曲目解説を書くと数ページも及びx3か国語=3倍のページ数になる為、今回はどうしてこの曲を選んだかなどメッセージを書き、ルッカースの説明、プロフィールの3つに絞ることにしました。

あとは、ノイシャテル博物館より提供して頂くチェンバロの写真を随所に入れて、チェンバロに興味のある方も初めて聞く&見る方にもこの貴重な1632年のチェンバロの詳細を楽しんで頂きたいと思います。


私のお気に入りは、チェンバロの先の方に描かれている猫ですね!
あと鍵盤の周りには3つのお猿さんが楽器を弾いていて、お陰で録音中も音楽=楽しむことというのを目にしながら助けて貰った気がします。

それでは、ここら辺でまた聞きます・・・結論は出るんでしょうかね。
数学の『確立』みたいで350テイクをどう組み合わせるかを考えると数千の例ができそうですが・・・
今日は、気持ちの良い秋晴れ?冬晴れ?(そんな日本語はないよ~っと浦島花子扱いされそうな・・)
メトロ6番線名物のBir Hakeim駅(ビル・アケム:始めどうやって読むのか謎でした*エッフェル塔へ歩いて行くなら降りる観光客&メトロで弾く音楽家&スリも?多い駅)ーPassy駅の間の橋から見えるエッフェル塔。

映画の撮影でも一番人気なのはこの風景の6番線だとか。
久しぶりにお上りさん気分で思いっきり電車の中からパチリ。


とにかく、10日前のベルリンのマイナス2度の凍てつく寒さとは嘘のように綺麗な青空が広がっていました。


残りのパリ生活もあと10日!
人間、『期間限定』に弱いですね。

冬のチョコレート~期間限定~なんちゃら味みたいな?!

Trocadero(トロカデロで降りるとパリ名物のエッフェル塔が目の前にダダ~んと見えます。

駅前には展覧会を行っているChaillot(シャイヨ―宮)があります。今日は、パリ市内にあるhotel Particulierの展覧会を見に。中世から栄えた個人や伯爵、また現在の大使館などになっている『お宅拝見』みたいな感じでしょうか。

建築が好きな人には、各時代の装飾や増築、外側のファッサードのデザインの変化など細かく記されています。

ということで、最近になって今のうちに・・・と美術館に行きたくなりますね。
本当にパリには美術館や展覧会、コンサートが多い!



日本より気楽に行ける気がします。近い&多くの貴重なコレクションを存分に楽しめるからでしょうか。日本だと何だかジーンズでは行けないような雰囲気なのに、パリでは思いっきりユニクロでGo!みたいな。それは私だけ?

ハトもアーチ―な彫刻が好きなんでしょうか?単に停まりやすいのでしょうか。

ちなみにユニクロはオペラ座の後ろにオープンして凄い人気ですね。フランス人の中でもMade in Japanで色やデザイン豊富で便利で高くないというのが良いみたいです。

話が飛びましたが、昨日は、無事にトリオのCDのプロモーション用の録画が終わり、ついでにゴルドベルクもアリアと2つのヴァリエーションを録画したものの、残念ながらチェンバロはおもちゃのちゃちゃちゃ!の様な・・・どこのメーカーとは言いませんが・・・

明るい緑のチェンバロで可笑しかったのは、

一緒に居た子が『これ、Ladureeのチェンバロ?』

そう!まさにマカロンの入ったLadureeの可愛い箱と同じ緑。ふふふ。
でも、音は・・・チンチロリン?みたいな。。。

ともかく、楽器は大事ですね。
ピアノだけしか弾いていなかった時より、毎回チェンバロもタッチ、音、全てが楽器がまずないと始まらないので、いかに大事か弦楽器の人たちの気持ちが分かるようになりましたね。

ルッカースのチェンバロの音を味わった後だっただけに、天と地ほど違い、同じ曲を弾いても全然インスピレーションが違いますね。

けれど、そんな贅沢は言っていられませんので、せっかくの機会を頂いたのでと思い出来るだけのことはしましたが、やっぱりロールスロイスに乗ってしまった後に、ロバに乗るような・・・感じ?

か、イタリアの田舎にまだ走っている3輪の日本では戦後に走っていたわ~と母が言っていた、何と言うんでしょうか?時速20キロくらいしか出ない小さなトラックみたいな。(笑)
まだオランダやイタリアでは健在ですが、日本では見たことがないですね。3輪トラックみたいな。
イタリアのおじいちゃん&おばあちゃん夫婦が乗っていたり、後ろの荷台におじちゃんが乗ってたり、かなり可愛い光景です。

ということで、内容が相変わらずまとまっておりませんが、明日は、フランス語の11回目のレッスン!

この5カ月で12回プライベートレッスンを申し込んだものの、さて、果たして上達したかは多いに謎?!日本で忘れないようにしないといけませんね。
それにしてもフランス語の発音は母音がとても沢山あって、日本人にはかなり難しいのでは?と思います。日本語は全然口を動かさなくても話せますが、フランス語の本当の音をマネすると凄い顔になってますね。レッスン後はほっぺの筋肉が痛い=普段使っていない=違う発音をしているわけです。

文法とかは日本に居る方が勉強しやすいかも?なんて思いますが、単なる言い訳ですね。
勿論ベストは勉強&生活で実践するわけですが、先週はコンサートの翌日=普通は疲れでぼ~っとしている=朝9時からフランス語でちびっ子に教えるなんて!脳が起きていなくて大変でしたね。

シャイヨ―宮の中にはこんな素敵なエッフェル塔を眺めながらカフェできるスペースがあります。外は凄い人ですが、中はゆっくり眺められて穴場ですね。

le le le.....ルるる~と冠詞だけ言っているものの、その後が全然続かなくて、
もう弾いた方が早いでしょ?

みたいな。子供もポカ~んとしてるか、うひゅひゅひゅ~と私のフランス語を笑っておりましたが、笑ってくれてありがとうくらい。気にしてられませんので。

という感じで鍛えられましたね。それにしても1週間フランス語漬けはなかなか大変ですね。
ホームステイしに語学留学でもしている気分でした。
1人の時はやはり頭の中は日本語で考えてバランス取っているのでしょうか。

今週は、チェンバロを返したり、CDの写真撮影、来年のコンサートのミーテイング、何よりもバッハとDuportの録音を全部聞いてチェックしないといけないので、あっという間に帰国の日になりそうです。

最近、飛行機は23キロx2個持っていけるようになったらしい?ので、とても助かります。
プチ引っ越しみたいな感じでしょうか。
皆様こんにちは。
フランスもすっかり秋から“冬”へと移り変わっています。
何よりも冬時間になってから、さらに日照時間が短くなり、日中もグレーの空が多いと、どんよりと『ヨーロッパの冬が来た~』と実感しますね。


ヨーロッパ一大きいという北フランスにあるSedanのお城。9世紀に教会が建てられそれを取り巻く様に増築され、今の大きさになったそうです。

さて、パリ生活も残り10日?になりました。
気が付くと6月末のコンサートからあっという間でしたが、オランダ・ドイツ旅行1週間からパリへ1日だけ戻り、翌朝から5日間Sedanというシャンパーニュ地方よりも北のリュクサンブールに近いArdenne(アルデーヌ地方)にマスタークラス、子供の為の公開講座、コンサートをしてきました。

2つの塔はLa tour de Jemelles=双子の塔と言われています

今回もお馴染のラファエル&パスカル夫妻とのトリオで、行きの電車の中で1日目の午後から早速6歳ー10歳くらいまでの子供たちにチェロ、バロックチェロ、ピアノ、チェンバロを楽器とスタイルと共に紹介する公開講座が2クラスもあることを知り、が~~ん。というか
『え?知らんかった・・』みたいな。



結局5日間で11クラス、400人以上のちびっ子に私の謎のフランス語でチェンバロとピアノの違いを説明したり、クイズの様に子供達に質問したり、大変でしたね。

私『え~そんなにあるの?』

ラファエル:『ま~どうにかなるから大丈夫だよ』。と言って行きの電車で爆睡するラファエル。

いつもこんな感じです。


でも百戦錬磨でコンサートや修羅場を超えてきているので、本当にどうにかなるという良く分からない信頼感はありますね。ラファエル&パスカル夫妻は一緒に演奏していてもとても楽ですね。何の気負いもなく、存在感とやりたいことが分かりやすいです。

ここぞ!という本番には絶対にはずさない、度胸の強さと本番の強さにはいつも感心し、学びますね。まあ、2人はどうにかなるからいいのですが、私はやっぱり練習しないとあかんですね。

到着して急に、あ!ブラームスのソナタの始めだけチェンバロと比べると分かりやすいから弾こう!と楽譜を渡されました。え?ぶ、ぶ、ブラームスは、何年ぶりだっけな?という私・・・

しかし!今回もこの5日の間に何と3日目はトリオWandererのコンサートがリュクサンブールであるけど車で2時間だからOk.と言って午後4時くらいまで子供のクラスでチェロを紹介して、じゃあまたね。と出かけていく・・・

その夜は1000人くらいのホールでリストのプログラムでコンサートをして、終わってすぐ国境を越えて深夜過ぎに戻り、また翌日何もなかったように朝9時から教えるというハードスケジュール。

今回5日間滞在させて貰ったオーガナイザーの家。1000坪だそうです・・・あちこちにハーブやローズがあり、春夏はどんなにきれいでしょうか。

おまけに最後のコンサートが終わってご飯食べたら、パリに2時間ドライブで帰って、翌朝イギリスに飛んでこれまで違うモザイクカルテット(クリストフ・コワン)とコンサートと言って飛んで行きましたね。

それが今日で、明日はまたパリにとんぼ帰りでパスカルと3人でこの間録音したDuportのプロモーション用のフィルムを撮影予定。すごいことになってますね。

『で、何弾くの?』と聞くと・・・

『4番』と昨日コンサートで弾いた曲。
Ok~みたいな感じです。

子供たちに色々な楽器を見せる為に、バロックチェロ、モダンチェロ、ガンバ、小さい子供が弾けるサイズも持ってきて計6-7個かついでたでしょうか。さすが3人のママでもあるパスカル!4つの楽器も何のその!

まだ残っている数世紀前の城壁



実際にジャンヌ・ダルクなどの映画の撮影現場として使われたというSedanのお城

夜に城内のSedan出身の有名だったチェリストの遺品のある博物館のようなお部屋を見せて貰いました。

ポール・バズレ―というパリ国立音楽院の先生でもあり、カザルスと交友が深かったSedanの街出身のチェリストの財団があり、今回のコンサートなとを企画してくれました。



バズレ―とカザルスがバッハの無伴奏組曲について議論している時の写真


カザルスがバズレ―に宛てて書いたバッハの組曲に関する手紙

ドイツ、リュクサンブール公国にも近いSedanでは地ビールが有名なんだそうです。

アルザス地方が名物のカリカリに焼いたチーズ&ベーコンの何でしたっけ?・・・もう忘れてますが、美味しかったです!

ガブリンチョ!

この2週間の旅行でどれだけ太ったでしょうか・・・怖いですね・・・
と言いながら、明日はマカロンを持って録画の場所へ集合予定。(なんだそりゃ!?)

それでは、また・・・
皆様こんにちは。いかがお過ごしですか。
昨晩1週間の旅行を経て無事にパリへ戻りました。

旅行1-2日目オランダ(アムステルダム、ハーグ)
アムステルダムといえば自転車王国!

2年間通った旧アムステルダム音楽院。今は、中央駅近くに移転しています。

今回の度は、懐かしいお世話になったアムスの先生、友達との嬉しい再会とドイツのバッハを中心とした作曲家の旅をし、ライプツィッヒとベルリンの楽器博物館も思いがけず大変充実していて、素晴らしい旅行でした。

高校時代からの旧友が2人ともオランダで無事に男の子を出産したので、会いに行きました。オランダはほとんどが自宅出産で助産婦さんが交代で家に来てくれるシステムなんだそうです。

男の子を産んでお客様が来た時に出すというの伝統がこの可愛らしいお菓子。かりかりの焼いてあるパンにバターを塗って、ブルーのお砂糖がのっています。女の子はピンク。

3日目アムステルダムーベルリン(2時間飛び1泊)翌朝ポツダムへ(電車1時間)

ベルリンの空港を降りて、顔の肌に冷っとした感じがマイナス?という感じ。
実際、3日間の移動中、3日目は最低気温マイナス2度、最高気温6度という寒さ。

なのに、ニュースの天気予報ではパリは最高気温15度。え~~?そんなに違うの?
ということで、普通のコートでは寒い、寒い!という感じで帽子と買って赤ずきんみたいに耳まですっぽり隠して、寒い限界!になるとカフェで暖まったり、スープを食べたりして暖まりました。

不思議なのは、ドイツは同じヨーロッパでもパリやロンドンより気温が約10度も低く、かなり冷え込んでいて、びっくりしました。

C.P.Eバッハが30年も働いていたポツダム・サン・スーシー宮殿C.P.E バッハが弾いていた&J.S バッハも弾いたであろうジルバーマンのチェンバロも見れてとても良かったです。

久しぶりに10代の頃の様に『未開の地』を初めて歩くというフレッシュな旅行で、ロンドンから合流した旧友と一緒にあちこち歩いてドイツ名物のソーセージを食べたり、楽しみました。


写真は、ベルリンの楽器博物館で撮って良いということで、撮りまくっていたら電池切れ・・・でベルリンの風景は残念ながらあまりないですが、ルッカースFamilyのチェンバロがあったので、デテールも撮ってきました。少しずつUpしてきます。

4日目ポツダムーライプツィッヒで半日観光(電車で1時間)ー夜ワイマールへ(電車で1時間)
『トーマス教会』
バッハが働いていたライプツィッヒのトーマス教会

ステンドグラスに有名なバッハの肖像が!

トーマス教会内。ここで毎週末バッハの書いたカンタータが演奏されていました。バッハが多くの時間を過ごしたかと思うと、何だか親近感が湧きました。


バッハが眠っています。ゴルドベルクのお礼参りができて良かったです。

『バッハ博物館』

教会前にあるバッハ博物館。オリジナルの肖像がと自筆譜が展示されていました。

自筆譜のヴィオラパート

Upして見ると・・・

これは、コピーですが、譜めくりの為、次のページがメモ的に赤い●の中に書いてあります。みんなやることですが、バッハもしていたんですね(笑)

『メンデルスゾーン博物館』

メンデルスゾーンの肖像画。品の良いお坊ちゃんという感じですね。現実、作曲家の中でも最も裕福だったと言われています。別荘に行っていた際には、毎朝決まった時間にお庭で朝食を食べ、絵画のデッサンをしたりしていたそうです。

ライプツィッヒにあるメンデルスゾーンの家だった博物館。今もサロンコンサートが行われるようです。

バッハと同じライプツィッヒに住んだメンデルスゾーンが、バッハの偉大さを称え、初めてマタイ受難曲を上演して忘れかけていてバッハの音楽を再度復興したことでも知られています。

メンデルスゾーンのピアノ

1848 Traugott Berndt
1828/30 Johann Nepomuk Trondlin

絵画もとても上手だった多彩なメンデルスゾーン。スイスの風景がが多くありました。

メンデルスゾーンの手

メンデルスゾーンの亡くなった際のDeth masqueと絵

『ライプツィッヒ楽器博物館』


メンデルスゾーンハウスから徒歩4分くらいの所にある大学の?博物館ですが、充実したコレクションで驚きました。ハースのクラヴィコード、フォルテピアノを初めて発明したクリストフォーリのチェンバロ2台(真っ赤なシノワズリの装飾された別ケース付き)、シュタインのフォルテピアノ、などなど。

5日目ワイマール半日観光ーベルリンへ(電車で2時間)

『リスト博物館』
リストの肖像画とBruthnerのピアノ


ポツダム:ゴージャスなリストの家(現在はリスト博物館)

ポツダムの博物館宣伝の車にリストの顔が!『Follow me!』と書いてあります。



ゲーテの家(現在の博物館)横にある、ゲーテやシラ―も通ったというレストラン。ジャーマンっぽいですね~。

ロンドンから合流した旧友は高校から一緒の20年来の分かりあった友達、ピアニストだったので、作曲家やゲーテ、宮殿など訪れたい興味が一緒だったので、とても楽しい3日間&彼女のお陰で1人旅だとどこかで構えて緊張するのも、地図を持たずにぷらぷら歩ける気分でナビゲーターをして貰い、ありがたかったです。

ワイマールをお散歩していたら、可愛いレストランの看板の隣に?バッハ・・・何とかと書いてある。
良く見たら、C.P.Eバッハとフリーデマン・バッハが産まれ、1707-1718年まで住んでいた場所・・・と!そうか。バッハはワイマールにも住んでいたんだっけ。


また、歩いているとこんな素敵な紅葉のお家がありました。

ここにもプレートが。よく見ると、マルテイン・ルターが1518年に住んでいた家と。これまたビックリ!
みんなご近所さんだったんですね。バッハとルターは200年の差がありますが、プロテスタントだったバッハは敬意を払っていたでしょう。

リスト、ゲーテ、シラーの家も全て徒歩10分くらいの中に全てあり、半日で回れてとても良かったです。また、ベルリン、ポツダム、ライプツィッヒ、ワイマールはそれぞれ電車で1時間ずつ位なので、昔の馬車で移動しても1-3日で着いたでしょうに、バッハの本でただ読む地名でなく、実際に訪れて地理関係が分かり納得がいきました。

6日目ベルリン半日観光ー夜パリへ(飛行で2時間)

『ベルリンの壁』
最後にベルリンはまた戻り、夜の飛行機まで半日観光。ベルリンの壁がまだポツダム広場に残っています。

『ベルリン楽器博物館』
ベルリンのソニービル(ポツダム広場)の裏にある楽器博物館へ。

入るとこんなにある!なぬ~。一気にハイテンションになりましたね。

1618年Andreas RUckers

チェンバロではハンス・ルッカース、ヨハネス・ルッカース、アンドレアス・ルッカース、フォルテ、クラヴィコートでは、ハース、ピアノではシュタイン、ワルター、W.F.バッハが使っていた?チェンバロも展示してあり、弾けませんでしたがかなり面白かったです。

天使にA.Rのイニシャル




後ろは、こんな珍しい装飾

1594年Hans Ruckers親子Virginal



踊ってる人を見たのは初めて!

逆立ちしちゃってるし・・・



ドイツに乾杯!

久しぶりに自宅に戻りほっと一息、洗濯をし、明日からは北フランスへ5日間チェロのラファエル&パスカル夫婦とリハーサル、コンサート、子供への分かりやすく教える授業、マスタークラスなどをしてきます

バッハの録音後1週間パリで休んだつもりでしたが、どどどっと疲れが旅行中に出てきて、毎日の移動もあり、かなり消耗しているのでは?ということで、今日はマッサージに行って休んできます。


皆様こんにちは。

最近のパリは、グレー&Grey(英)&Grie(仏)です。
だんだん、滅入ってきそうですね~。

お天気がこんなに人のメンタリテイーや気性に影響を及ぼすとは、ヨーロッパに住むまで感じませんでしたが、やはり10月―4月まで半年間ずっとぐれ~の日の短い日々は籠りますね!
練習するには良いかもしれませんが、録音終了後、バッハは弾いてません!(笑)

さて、良い気分転換に?
1週間旅行をすることにしました。

高校時代からの親友のピアニストがロンドンに10年以上住んでいて、たまにロンドンやパリ、帰国時に懐かしい同級生で会っていたのですが、久しぶりに2人で

“実は全然知らない・・・『ドイツ』を旅しようではないか!?

ということで3泊4日でベルリンーポツダム(バッハの二男カール・フィリップが仕えた宮殿)ーライプツィッヒ(バッハのトーマス教会など)ーワイマール(リストの家、ゲーテの家など)ーベルリンを周るという強行突破!

でも、意外や意外、電車を調べると近いんですね。
どこも1-2時間で行けて、ワイマールーベルリンだけ3時間弱です。パリーベルリンは2時間。ロンドンからも2時間ちょっと。

ということで、別々にベルリンまで飛んでゲートで待ち合わせ。
果たして合えるのでしょうか?デンジャラスですね。

2人とも怪しいというかほとんど話せないドイツ語でサバイバルです。
何だか久しぶりにこういう旅(若い18歳の頃にする様な)初めていく場所ばかりで楽しみです。

そして、その前に私は是非帰国前に行きたいと思っていたアムステルダムに久しぶりに行ってきます。2,3年行っていないでしょうか。あの運河の可愛い景色がなつかしいですね。

勿論、お世話になったメノにも会いますが、何といっても2人のフォルテピアノのお友達が赤ちゃんを最近産んで元気に頑張っているので、一目赤ちゃんにも会いたい!ということで、2泊3日の短い時間ですが、とてもウキウキしています。

高速列車のThalysも最近パリーアムスは何と3時間15分くらいで早くなり、近くなりましたね。
日本の新幹線の方があまり乗ったことなく、ゴールデンWeekに名古屋の友達宅へ行くのに、あまりに混んでいた為、空いている”こだま”に乗って初めて“各駅停車”と気が付き、1時間も遅く到着・・・

こっちの高速列車は各駅、急行みたいなのはあまりないので、直行くらいですかね。もっとシンプルです。逆に日本の方が進んでいてついて行けてませんでしたね。お恥ずかしい。
今日はパリは気持ちの良い秋晴れです!
パリへ戻り、ご飯にお味噌汁を食べて、何て”ほっとするんだろう~”って。やっぱり日本人ですね。



録音の超ベテランのユゲットやルセ、その他チェンバロの友達などにも無事に終わったことを報告し、みんな喜んでくれました。勿論、まだ仕上がってないので出来はどうなのかは大いに謎ですが!?本当に親しい友達や音楽仲間に支えられ、助けて貰ったと感謝しています。


不思議なもので、5年間住んでいた時のパリよりも今回の5カ月の方がフランス人ってこんなに親切だったの?と思うようなことが沢山あり、みんなに助けて貰ってありがたいと思います。

この猫ちゃんに再開できて嬉しかったです!

昨日は、マレ地区にある素敵な個人宅&18世紀絵画のコレクションの多いMusee Cognacq-Jayへ行ってきました。詳しくはここからどうぞ。(フランス語のみ)

とても素敵なレンブラント、フラゴナール、大好きなヴェルサイユで活躍した女性画家L.E.Vigee-Lebrunの絵画がありました。


パリ市にMonsieur COgnacqが奥様が亡くなった後に寄付している為、無料で見れます。
パリには他にもバルサックの住んでいた家(エッフェル塔近くPassyから徒歩の16区)、彫刻家Zadkineのアトリエだった邸宅(15区モンパルナス隣のVavainの駅から徒歩)、Musees de la Vie Romantiqueなどがあり、全て無料か800円くらいの入館料で見れます。


この15年くらいの間にパリにまだ住んでいない頃から美術館は好きでルーブル、オルセー、オランジュリー、ロダン、マルモッタン、ギュスタフ・モロー、装飾美術館など足を運びましたが、実際に住んでからは、パリらしいアーテイストの邸宅やアトリエがそのまま美術館として残っている小さな場所をお散歩がてらに行くことが増えました。


お勧めなのは、ジャック・マール・アンドレ美術館は素敵なアンテイ―クコレクターのご夫婦により音楽家、文豪、画家などが集うサロンが定期的に行われ、パリの人たちが憧れていたと言います。

今でもコンサートや結婚式のレセプションも日本の会社が行ったりしているようです。
詳しくはここよりどうぞ。


まだ行っていなくて行きたいのは、ダリ美術館。モンマルトルの丘にあり、シュールレアリズムのダリの世界を堪能できるようです。


気が付くと、ゴルドべルぐの録音を1つの大きな目標に今回5カ月のパリ滞在を企画しました。
6月末にパリへ来た時は、まだ実際にどこでいつやるかも決まっていないままでしたが、2か月かかり博物館やレコード会社、エンジニア、調律師を全てアレンジし、契約書を何回も確認し、やっと録音できる状態になり、スイスへ行き連日夜な夜な掛り無事に終わりました。

録音へ向けての練習も含め、凄い労力とストレスで、めずらしくジンマシンやモノモライになり精神的にも結構大変でしたが、本当に一仕事終えたという充実感で一杯です。

今朝、エンジニアと話しましたが、11月30日の帰国前にすでに1回目の編集を全てしてくれて、それをパリに居る間に聞いて、気に入らない個所がある場合は全てのテイクを取ったCDを聞いて、私のより納得行った部分を使用して変更などしてくれるということです。全部のテイクは7時間くらいで聞けるそうですが、始めから全部聞くと頭がおかしくなるそうなので(!!)基本的なベースになる良いテイクをエンジニアが用意してもらい、そこから選んでいく予定です。

やはり、これだけ大曲で時間を掛けて実現したプロジェクトなので、急いで出すよりも、きちんとじっくり何度も聞いて納得のいく仕上げになる方が大事だと思います。

次回パリには3月末ー4月始めまで来る予定です。
ラファエルのCDリリースのメディア向けのコンサートがシャトレ劇場のサロンであり、プライベートな音楽愛好家のお宅でのコンサート、(パリではいまだに昔のサロン文化が残っていますね)それに合わせてオーケストラの本番もラモーとオペラがちょうどあったので、2週間びっちり演奏予定ですが、時期が上手く重なって良かったです。


来年は日本ベースで3-4カ月に1回パリに来る感じになりそうです。
まだ、日本では浦島花子状態(!!)ですが、ラファエルの5月の来日に合わせて日本でもCDリリース記念コンサートを企画したいと思っています。ソロのコンサートも企画できたら嬉しいです。

ということで、フランスでの活動を逆輸入(?!)する流れで日本でも色々な楽しい企画が出来ればと思っています。

11月はコンサートで1週間、そして3-4年訪れていない懐かしいアムステルダムとバッハのお墓を拝まずには帰国できない!ということでロンドンに居る高校からの親友と一緒に4日間ドイツ旅行をしてきます。バッハの眠るトーマス教会、C.P.Eバッハのいたポツダムのサンスーシー宮殿、リストの家、ゲーテの家など見てきます。

皆様も芸術の秋、お散歩に気持ち良い秋をどうぞお過ごしください。
ルッカース所蔵のノイシャテル博物館・Le musee de Neuchatel
皆様こんにちは。
3日間の録音を無事に終え、スイスからパリへ今朝戻ってきました。

博物館前は湖で優雅にボートが停泊しています

何と昨日、録音最終日は深夜1時に終了して寝たのは3時なのですが、朝9時のTGVに乗る為に8時に起きたのですが頭の中が覚醒していて多分まともに寝ていませんね。


記録としてこの4日間を振り返ってみます。


録音前日:パリースイスTGVで5時間かけて到着。閉館時間の6pm-8時半まで練習させてもらいまました。夢の様な素晴らしい音色にただただ感激。


録音初日:午後6pmの博物館閉館後~準備。
チェンバロの上鍵盤が特に強い音などばらつきがあったので、Voicing、調律でスタートは8pmから。アリア、Variation1-13まで深夜1時まで。4フィートを使用する2つのvariationは最終日に撮る為スキップ。


2日目:博物館の都合で午後8pmスタート。早めに行って準備をしていても良いと言われたのですが、その前に腹ごしらえをしようということで、みんなお腹すいていたのでクレープ屋に。ちゃんと”sale"ご飯用のそば粉のクレープと甘いデザート様のクレープを2枚みんな食べましたね。そのお陰で深夜2時まで持ちました。


3日目:午後6pmスタートのつもりがやはり調律などで始まったのは7pmくらいでしょうか。深夜1am無事に終了。


ということで、ま~~疲れました。
同じ6時間録音するにも日中にできたらさぞかし楽だったと思いますが、閉館後でないと静寂でない為、しばしば夜に録音をすることは皆さんあるようです。


それにしても、体調のコンデイションは1日、2日、3日と深夜が続くので疲労が溜まるのは勿論なので、ゆっくり11時くらいまで寝て、3人全員朝食はスキップでとにかく寝て、起きたらもうランチみたいな。


そして、午後博物館に練習に行き、疲れない程度でやめてホテルに戻りお風呂に入って肩をほぐし、少し休み、6時前に出るという不健康な?スケジュール。


日本だとお弁当やコンビニがあるので便利ですが、勿論そんな便利な場所はスイスのノイシャテルにはなく、レストランへ行くと最低1時間は掛るわけです。


1日目はお寿司の持ちかえりを見つけて頼み、なかなか美味しかったですが量が思ったよりも少なくてみんな寝る時にはお腹がグーグー鳴ってたようです。(私も・・・)


クレープを2個食べた2日目はさすがに2時まで持ちましたね。
3日目はパリから念の為持っていったレンジで2分の五穀米とうどんを食べたり。喜んでいたのは私だけ?(笑


ルッカースは、それはそれは素晴らしい音色で本当に感激しました。
毎日、毎回弾くたびに音が違う、そんな玉手箱の様な・・・楽器でした。

Davidがルセが弾いた時も、他の子が弾いた時も、私が弾いた時も当たり前だけど音が全然違う、面白いと言ってました。


また、エンジニアの子は同じヴァリエーションを同じ下鍵盤だけで弾いても毎回のテイクでタッチの微妙な違いによって、音色も異なり、チェンバロが豊富な音色を持っているので毎回奏でる音が違うと言ってました。


それにしても、本当に凄い濃密な3日間でしたが、チェンバリストにとっては本望というか夢の様な体験だったと思います。



今回的確な指示をくれ、スムースに録音をしてくれたエンジニア&アーテイスト デイレクタ―のHannelore。

彼女自身、バロック・ヴァイオリンを弾くのでバロックの細かいニュアンスもよく理解してくれ、クリストフ・ルセやベアトリス・マルタンのグループ、その他パリのチェンバリストの録音を多く手掛けているので、安心してお願いできました。

私が気がつかない盲点や、フレーズ感をもっと出して・・・など一緒に室内楽のリハーサルをやっているような、楽しい雰囲気で録音できました。


名器を生み出す素晴らしいチェンバロ製作者のDavid Ley

今回オリジナルのルッカースを演奏して、Davidの楽器はオリジナルに一番近い音を持っている楽器だな~と実感しました。ゴルドベルク4回目のベテランで、やっぱり信頼してお願いでき、とても良いチームワークで今回無事に録音を終えることができました。

皆様こんにちは。
今日のパリは秋晴れで、そんなに寒くありません。

さて、いよいよです!
数時間後にパリのGare de LyonからLausanneまで4時間、乗り換えて1時間でスイスのNeuchatelに到着です。

到着してすぐにホテルへ行き、博物館へ行き今夜はオリジナルのルッカースで練習させて貰います。
タッチは弾きやすかったのを覚えていますが、さすがにGoldbergの交差など色々あるのでゆっくり試して楽器に慣れます。

明日の夜から3日間にわたって30の変奏曲を録音。一体何時まで体が持つか分かりませんが、集中、短時間でできればベストです。

バッハがチェンバロの魅力を最大限に表現できる30の変奏曲をせっかく書いてくれたので、愛情を持って弾いてきます。

調律してくれるDavid Leyはスコット・ロス、曽根麻矢子さん(2回)と3回ゴルドベルクの録音に立ち会っているので『これで4回目だよ!』なんて軽く言ってましたが、素晴らしいベテランの方なので、安心してお任せできます。

エンジニアのフランス人女性もとても感じよく、テキパキと指示を出してくれるので大丈夫でしょう。

ということで、立ち会いは私含めてたったの3人。
録音が18時~深夜なので夜ごはんはどうしよう?

という大きな疑問ですが、こういう時こそ日本のお弁当やおにぎりがあったら~~と思うばかりです。
取りあえず、チンする佐藤のごはんを持っていきます。(苦笑)どこまで日本人なのか。

これから、納豆ご飯&お味噌汁を食べて出発。
13年の海外生活を続けて、どんどん和食派になっていきますね。おばちゃん化しているのでしょうか。

ジャケットに使う写真も写真家がわざわざ来れないので、アマチュアですが、100枚くらいバリバリ私が取ってきて、どうにか数枚使える写真が取れれば良いのですが。

パリーノイシャテルは東京ー広島くらいで電車TGVで行けます。飛ばなくてよいのは楽ですが、国境を超えるので、カメラマンを呼ぶと、機材の申請や関税などかかるらしく、面倒なようでポートレート写真は11月にパリで撮ることになりました。

ということで、行ってきます。
さてはて、どうなることやら。

等身大の自分で今のままの自分で良いと思いますし、それ以上も以下もできませんね。
また、数十年たったおばあちゃんになった頃にこの演奏を聞くと

『まだまだ 青い!』と思うに違いありませんが、1つの記録として残すのも良いかと思います。

それでは、ルッカースさんに色々教えて貰ってきます。
楽器は何よりもの素晴らしい財産&先生ですね。